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夢を貫き通す気力!情熱!それが本当の根性じゃないのか!?/ROOKIES 川藤幸一

金足農業高校のマンガのような大躍進で大いに盛り上がった第100回 夏の甲子園大会。一方で、その余波として改めて夏の甲子園の過密日程、それに伴う選手、とりわけピッチャーの球数・酷使問題が取り沙汰されている。

未来がある若者を一時の輝き、ドラマのために破壊、消費してしまってもいいものなのか、ということであれば、答えはNoに決まっているけれども、問題は本人が望んだ場合にどうするか、という点。

この点に関しては、ROOKIES の川藤先生がかなり明確に答えを与えてくれてるように思う。

君の夢は何なんだ!?
監督の無理難題をその根性とやらで切り抜ける事か!?君はそんな事のために野球をやっているのか!?
例えば、この試合が君の最終目標なら何も言うまい。けど、もっと大きな夢があるなら、今 何が大事かをどうして見極めようとしないんだ! 夢を貫き通す気力!情熱!それが本当の根性じゃないのか!?

リスクも全て正しく選手に伝えた上で、それでも夢や最終目標が甲子園だと言うならもはや何も言うまい、のスタンス。あとは、監督の強権や周囲の期待で、言いたいことも言えないこんな反町じゃ状態さえ作らないように気をつけていく。

ただ、最近の日大アメフト、ボクシング協会、体操協会のゴタゴタを見ていると、それが実はなかなか難しく、それこそが問題の本質なのかもしれないなとも思う。

ビジネスの現場においても、何が最終目標か、何が大事かを見極めず、意味不明な上司の無理難題やどうでもよい課題に四苦八苦していることがよくある。どこが頑張りどころかをきちんと見極め、俺は俺をだますことなく、自分らしさずっといつでも好きでいたいOH OH状態でいることが、川藤先生の言う本当の根性なんだと思う。

終わり


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