10年掛けてランニングを継続できるようになった親父のすゝめ_ラン#1
はじめに
40代の一児の父です。
大層なタイトルで失礼致します。
僕は、30代では継続できなかったランニングを、
約10年掛けて、40代で続けられるようになりました。
学生時代、部活でバリバリのバリッバリに運動していました。
就職後の20代、ほぼ運動をしなくなり、体は横に成長していきました。
30代、健康診断で「要経過観察」の項目が出始め、お尻に火が付きました。
そして、30代でランニングを開始したものの、続いたり、止めたりを繰り返していました。頑張って3ヵ月間走ったけど継続できず、また半年空けたらちょっと始めてみたり等。
そうして40代になり、約3年半、ようやく継続できるようになったと感じています。
ここ3年半では、月平均70km位(足が痛くて月15kmの時から、最高で月153kmまで)、基本は、週2~4ペース、1回6km~10km、で走っています。
2023年3月には、人生初のフルマラソンに挑戦し、完走できました。
き、記録は。。。約4時間45分。のびしろしか無いわ♪
継続できるようになるまでは、僕なりに試行錯誤がありました。
個人的なやり方になりますが、その内容を記載してみます。
※他のやり方を否定するものではないです。
皆様それぞれで、自分に合うやり方は異なるものと思っています。
この記事をお読み頂いている方が、一部分でも参考になる所が見つかり、
少しでもお役に立てるのであれば、大変嬉しいです。
ポイントを以下に列挙します。
1.自分の体調や気分を大事にする(気軽に考える)
2.自分で自分を褒めていくぅ(記録する)
3.自分の頑張りを見てもらう(共有する)
4.走っている時の楽しみを考えていくぅ(楽しみを考える)
5.大会などのイベントに参加してみる(目標を持つ)
6.当たり前の準備と注意を忘れない(怪我に気を付ける)
7.継続できなかった時でも諦めない(思い続ける)
()の部分は汎用性のある書き方にしています。
ランニング以外でも継続したいこと(例:note記事、ダイエット、筋トレなど)に応用できると思いますので、ぜひ考えてみて下さい。
1.自分の体調や気分を大事にする(気軽に考える)
30代では、「よし、やるぞ!」と意気込んで始めても、続かなくなってしまうことが何度もありました。
今、継続できている3年半では、具体的にどう考えているかというと、
あまり走りたくないと思った日は、歩いても良い、1キロで止めても良い、と気軽に思いつつ「走り始めて」みる。
絶対走りたくないと思った日は休憩の日と決めている。絶対走らない!
※走りたい日は、勿論走ります。
この考え方で、継続しやすくなりました。
走るからには、毎回速いペースで、前回よりも速いペースで、成長を感じたくなってしまうのですが、これだと長く続けることが難しかったように思います。
今は、「継続が一番大事」、「もっと長い目で成長できていれば良い」、と思い、日々走っています。
また、走り始めて最初の1キロ,2キロ位は大抵きついので、ゆっくり目で走っています。そこで今日の体調や気分を確認するようにしています。
僕の場合、走り始めないと体調がわからない時があります。
「よし!今日は早く走れそうだぞ!」と思って走り始めても、少し走った後に「あれ?意外と体重いな。」という日も。
ここで、体調・気分が乗らなければ、そのままゆっくり走る、歩く、止めるなどを判断しています。
逆の場合は、そこからペースアップしていきます。
「休憩の日と決めている」ことの意図は、「今日は走れなかったな」と自己嫌悪に、ランニングを嫌に、ならない為にです。
「すごく気分が乗らない日はやらない」とルール決めしておけば、ただルールに従っただけになり、次に向けて前向きになれると感じています。
2.自分で自分を褒めていくぅ(記録する)
ペースを気にしないとは言え、モチベーション維持の為に、走った時間と距離を記録するのは良いと思っています。
僕は、30代の始めた頃から、スマートウォッチ(GPS捕捉)の廉価モデル(2万5000円位)を使用しています。(走る時のみ使用であれば)5年以上は壊れず使えそうので、個人的にはお得かと。
スマホのアプリで記録でも良さそうです。(僕は使ったことないのですが)
記録したデータを毎回細かく見てはいませんが、時々、
・最近1ヵ月に何キロ走ったかな
・どの位続けられているかな
・最近1キロ辺り何分で走れたのが最高だったかな、
などを見て、自分の頑張りを確認しています。
そして、過去の頑張りデータを細かく見るのは、「もう辛くなってきた」、「面倒になってきた」、その時です。
頑張りを誰かに褒めてほしい!認めてほしい!
でも、今すぐ、褒めてくれる人がいない!
家族には「洗濯物ばっかり増やして」しか言われない!
自分で褒めるしかない!
そんな瞬間です。
蓄積したデータを見て、これまでの自分の頑張りを見て、1人で「にんまり」と笑みを浮かべる訳です。
この姿は誰にも見られないようにしましょう(笑
3.自分の頑張りを見てもらう(共有する)
僕は、スマホのアプリを使用して、自分の記録を友人と共有しています。
(スマートウォッチとアプリを連動する使い方をしています。)
「1.自分の体調や気分を大事にする」が大事なので、
仮に自分がさぼってしまっている時でも気兼ねしない関係の人、
と共有できるのがベターと思います。
・自分の頑張りを見てくれている
・友人も頑張っている
・自分の頑張りも友人の励みになっている
こんなことを感じると、モチベーションの維持になると思います。
僕は、この「共有する」を、30代の頃はできていませんでした。
40代になって、実は友人から誘いがあって始めました。
友人達の方がランニングを長く続けているので、最初のうちは自分のデータ公開は恥ずかしかったです。
ただ、友人達から、「(僕の)成長や継続の姿を見れてモチベーションが上がる」と言ってもらえ、「人の役にも立てているのだなぁ」と思えると、続けてみようと思える原動力になりました。
4.走っている時の楽しみを考えていくぅ(楽しみを考える)
30代では、いつもの川沿いや運動公園を走る位でした。長い時間走っていると、「ちょっと暇だなぁ」と思う日もありました。
走っている時も、なるべく飽きないようにしたい!
と思い、少しずつ、他に楽しみはないか考えるようになりました。
具体的には、以下のようなことをしています。
・いつもとコースを変えて冒険する。
→スマホ持って迷子対策。でも、迷子も楽しい!
※僕はいつも、スマホ手持ち(Suicaとお札入り)で走るスタイルです。
・あまり行ったことのない目的地を設定し、往復で走ってみる。
→事前に大体のコースを調査。目的地は、ちょっとした所でも。
行ってみたいラーメン屋やパン屋を下見に行くのも楽しい!
・電車・バスなどで少し遠くまで移動し、家までの帰りを走ってみる。
→事前に大体のコースを調査。
線路沿い、バス通り沿いを走れば、いつでもギブアップできる。気楽に。
・今日は景色に集中して五感で楽しむと決めて走る。
→お花見・紅葉狩りの季節や、海岸を走る時など。
普段でも、雨のち久々よく晴れた日は気分最高!
・家族のお出かけに付いていく。
→息子の塾通いの自転車、妻の買い物時の自転車など。
話しながらで楽しめますが、汗だく同行なので承諾をとりましょう。
また、息子に付いていくのは恐らく大変なので覚悟しましょう。
・考えたいことを決めて走る。
→決めずに漠然と走ると、考えが横道に反れたり(悪くはないのですが)、
時には気分の乗らないことを思い出しながら走っていたりするので、
「今日はこれについて考えよう」と決めて走ることが多いです。
上手く集中できると、走り終わるまであっという間です。
5.大会などのイベントに参加してみる(目標を持つ)
漠然と走っているとモチベーションが維持しにくいので、何か目標となるイベントは効果あり、だと思っています。大会に向けて走るようになり、良い意味で強制力が働きます。繰り返しになりますが、「1.自分の体調や気分を大事にする」と考えているので、気負わない目標で。
僕の場合は、30代の頃から、地元の大会などに参加してタイムではなく「完走」を目標にしていました。最初は10キロ、途中からはハーフ、に参加していました。(コロナでここ最近は中止だったので残念でした。2023年からは色々再開されています!)
目標云々を別にしても、大会本番は、沿道の皆さんの応援があって、すごく気持ちよく走れます。
他の方々への応援を、自分への応援に変えて走ってます(笑
6.当たり前の準備と注意を忘れない(怪我に気を付ける)
僕は具体的な対策はしていないので、役に立つことはあまり書けず。。。
でも本当に大事なことだと思うので、ポイントに入れました。
当たり前のこともあり恐縮ですが、
思いつく所で、以下を意識して気を付けています。
・ランニング前は準備運動をする。
・走る前に水分をとる。夏場は途中も小まめに水分をとる。
・足に少しでも違和感が出た時は、すぐに走るのを止める
(長距離を頑張ると出てくる違和感や痛み)
・路上ランニングでは、歩行者、自転車、自動車に気を付ける。
・でこぼこ道は特に注意して走る。
・夜暗くなってからはなるべく走らない、走るならゆっくり。
7.継続できなかった時でも諦めない(思い続ける)
最後の締めは、単にメッセージを書きます(笑
やり始めて、もし継続できずに一時的に止めてしまったとしても、
「もう自分には無理だ」とは思わず、
「またいつか、気持ちが乗った時には再チャレンジしたい!!」
と思うこと、思い続けることが大事だと思います。
続かないことを繰り返しても、10年掛けて継続できるようになった人もいますので。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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