日本を世界レベルにしたい!自分も成長したい!場数を踏んだデザイナーがFastLabelを選んだ3つの理由【入社エントリ】
みなさん、こんにちは。デジタルプロダクトデザイナーの橋本と申します。
2023年11月よりProduct部門でデザインを担当しています。
まだ入社して一ヶ月ちょっとですが、私の現在の状況を紹介させていただきたいと思います。
FastLabelに入社するまで
FastLabelに入社するまでの経歴ですが長いので、簡単に。
FastLabel ← Alp ← メルペイ ← Folio ← Yahoo! JAPAN ← kayac
美大を卒業後、鎌倉のWeb制作会社に新卒で入社しました。
自社サービスの運営と受託開発の両方を経験しました。思い出深いプロジェクトは、アートユニットの明和電機さんとのコラボでガジェットを作ったことでしょうか。
10年ほど在籍して、より規模の大きい企業で働いてみたいと思い、Yahoo! JAPAN(現LINEヤフー)に転職しました。スマホ向けアプリ開発に特化した部門に所属し、組織横断してUIデザインやアートディレクションも担当しました。その中でも最も大きなプロジェクトはYahoo!マップアプリのデザインです。
数年後、元同僚から誘われてFinTechのスタートアップに転職し、テーマ投資とロボアドバイザーのサービス開発に携わりました。その後も元同僚からの誘いで、メルペイに転職し、信用サービスのデザインを手掛けました。
「メルカード」のデザインは初期から関わり、コンセプト、カードの券面デザイン、アプリでの体験などをデザインしました。現在では多くのお客様にご利用いただいています。
その後、BtoBのサービス開発に携わる機会を求めて、販売・請求管理サービスを提供する企業のAlpに転職しました。これも元同僚からの誘いがきっかけでした。 振り返ってみると、多くの転職の機会は元同僚からの誘いがきっかけですね、感謝です。
FastLabelを選んだ理由
私が転職の際に企業を選ぶ基準は、その企業が影響力を持ち、多くの人の生活を良くする事業を行っているかどうかです。これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、私にとってはとても重要なことです。
これに加え次の3つがあります。
AI関連の事業に関わりたいという希望
パーパスに共感
デザインを大事にする姿勢
AI関連の事業を展開する企業で働きたいという想いを、いつからか持っていました。
その理由は、近い将来(既にかもしれないが)、AIが人の生活に大きな影響を与えると確信しているからです。
FastLabelはAI開発において、アノテーションを中心にサービスとプロダクトを展開しています。
AI開発の重要な要素であるモデルとデータの中で、データに焦点を当てている点が、他のAI開発支援サービスとは異なる特長です。この視点そのものもセンスあるなと思いました。
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そして AIインフラを創造し、日本を再び「世界レベル」へ というパーパスに強く共感したことが入社を決める大きなポイントになりました。
私が社会人として働き始めてから景気が非常に良かったという経験はありません。これが当たり前となっていて、私はこの状況を変える一役を担えるようになれればと思っていました。
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FastLabelはデザインを大事にしています。
デザインと言っても単に見た目だけのことではなくて、プロダクトの使いやすさ・わかりやすさも含めたユーザー体験のことです。
専門的なツールでありながら、誰でもすぐに使えるようになる。そういうデザインを最初から念頭に入れて設計しているという話を転職活動中の面談で聞いて、デザインを大切にしている姿勢を強く感じました。
デザイナーを社員として迎えるということは、ユーザー体験をさらに磨くという意志の現れだとも思っています。
業務内容
プロダクトデザイン
コミュニケーションデザイン
デザイン環境ガイドラインの作成
プロダクトデザイン
プロダクトデザインでは、UIデザインが主になりますがUIを含むUXデザインも行います。
例えば何か新しい機能を開発することになったとしましょう。
その機能を使うユーザーは誰でどういう課題があるのか、そのユーザーがどうなったらゴールなのかを明確にします。ここはPdMやエンジニアの方たちと協力して行います。
その後、プロダクト上でどのように使うのかをUIで表現します。
Figmaを使用してインタラクションをつけたモックをつくり、問題なく使えるかを検証して開発チームに渡します。
コミュニケーションデザイン
プロダクトデザイン以外のデザインで、お客様の目に直接触れる場所のデザインです。
営業資料の表紙やバナー、LP、ノベルティなどのビジュアルデザインがわかりやすい例かもしれません。
ただ、プロダクトデザインのほうが業務としては主軸になるので、こちらは徐々に手を入れたいと考えています。
デザイン環境ガイドラインの作成
デザイナーの入社は私が一人目です。
これまで社内にデザイナーがいなかったため、デザインに関する環境はまだ整っていません。
今後デザイナーが増えることも見越して、デザインの環境を整えています。
プロダクトデザインについては、デザインシステムを構築する予定です。 コミュニケーションデザインについては、グラフィックデザインを行う際の色彩やグラフィックエレメントの使用方法、基本的な表現のコンセプトをガイドラインにまとめていきます。
デザインでできることは多岐に渡ります。
デザインの環境に関してはほぼゼロのところからの作成なので、非常にやりがいを感じています。
部署の雰囲気
部署…といっても私ひとりなので雰囲気というものはありませんが、日常的にPdMやエンジニアマネージャーと情報を共有し、コミュニケーションを取っています。エンジニアからUIに関する相談を受けることもあり、デザインに対する期待を感じています。その期待に応えられるような成果を出していきたいと思っています。
今後の展望
デザイナーがいない環境への飛び込み自体をチャレンジと捉え、ジョインしました。
すべてが整備された環境でぬくぬくやっていくのと、何もないところから自分で切り開いていく環境のどちらで成長できるかというと、私は後者だとおもっています。
わからないことや戸惑うことにぶつかるかもしれませんが、これまでの経験を活かして乗り越えたいです。
まずはデザインの環境を最低限整えてからデザインを一気に加速させていきたいです。
一部の人が使う専門ツールにありがちな、機能はいいけど使いづらいプロダクトにならないよう、機能もいいし使いやすいと言われるものを目指したいです。
最後に、これはデザイナーの皆さんに向けての話しですが、BtoBサービスを展開する企業にデザイナーとして参加する人々を増やしたいと考えています。そのため、機会があればFastLabelのデザイン制作時の事例やBtoBのデザインは面白いよ、などを紹介したいと考えています。