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ストレングスファインダー「適応性」

こんにちは、カツオです。
ストレングスファインダー人間関係構築力資質の「適応性」について書いていこうと思います。


1、「適応性」を持っている人

「適応性」を持っている人にとって最も大事なのが「今」です。今この瞬間に自分が行う選択によって将来が決まっていく、作られていくと考えます。資質の名の如く、適応することが得意なので状況の変化に強く、臨機応変に対応することができます。柔軟性がある人とも言えそうです。

2、「適応性」の特徴

「適応性」の特徴は次のとおりです。

  • 過去でも未来でもなく、「今」のことを考えている

  • 変化や刺激がある環境が好き

  • いろんなタイプの人を相手にできる

  • 状況判断に優れ、ピンチな状況でもやるべきことを見極める

  • 鐘を打たれないと動かない“受け身体質”の人もいる

過去でも未来でもなく目の前にある「今」を最も重要視する「適応性」。未来はよくなるか悪くなるかの2択でしかない、今の自分の行動が未来の良し悪しを決めるんだ、未来のことについてはそのときになってみなきゃわからない。こういった感覚が強いかも知れません。言い方を変えると長期的な計画を立てるのは苦手な傾向があります。

「適応性」を持っている人は、先が予測できることを嫌います。ルーティンワークが苦手ですね。どちらかというと、この先どうなるのかわからないというような予測ができない状態や環境が好きです。こういった環境の方が刺激的で楽しく感じます。

急な不測な事態に、臨機応変に対応できる「適応性」。優れた状況判断能力があり、ピンチな状況であっても「今、自分は何をすべきか、どう動くべきか」を見極めて行動することができます。計画通りにいかない心構えを持っているので、柔軟に行動を変えられます。

よく「適応性」は”サーファー”に例えられることが多いそうです。
サーファーは、常に形が変わり、二度と同じものは来ない波を乗りこなし、その一瞬一瞬を楽しんでいますよね。ただ、波がない時はプカプカと浮いている。自ら波を起こそうとするのではなく、状況を受け入れ、その日・その場を楽しむことに集中します。

「適応性」の人は状況の変化に素早く対応できる長所はありますが、あくまでも周りの状況の変化に自分を合わせるということになるので、何もない状況下に置かれると、自ら動くことはなく指示待ち人間になってしまう場合もあります。

3、「適応性」の活かし方

「適応性」を持っている人は、変化がある環境が好きです。なので、予定通りに行動することが求められる任務は飽きが生じるので就くのは避けた方がいいかも知れません。

プレッシャーがかかったときには、弱気になった友人や同僚、顧客が気を取りなおすのを助けて状況を取り仕切りましょう。「適応性」とは単に柔軟に対応するだけでなく、落ち着いて賢明かつ迅速に状況に対応することだ、ということを示しましょう。

生まれ持った柔軟性を都合よく人に使われないように気をつける必要があります。「適応性」の資質は自分にとって非常に役に立つものですが、他の人たちの要求や願望、気まぐれに振り回されてはいけません。いつ柔軟に対応し、いつ強硬に対応するか、判断できるようにガイドラインを決めておく必要があります。

いち早く対応するための工夫をしましょう。突然、予想外のプレッシャーに見舞われることのある仕事なら、そうしたときに必ず最初に取るべき3つの動作を準備しておきましょう。

計画を立てるのが苦手な「適応性」。もし何か長期であれ短期であれ計画を立てるのであれば、計画を立てるのが得意な人に頼ることも一つの手です。

4、最後に

変化に強い「適応性」。いついかなる状況においても冷静に対応できることはこの資質の強みではありますが、計画性に欠けるところがあるので、もしかしたら「気分屋」というふうにみられてしまうかも知れません。次の日はこれをしよう、と決めても、やっぱ別のことしようとコロコロ変えてしまいます。「言ったことと違うじゃないかと」周りの人たちを呆れさせてしまうかも知れせん。そう言った点は気をつけないといけないですね。

あと、仕事で「先のことを考えて行動しろ」とよく言われますよね。そんなこと言われても無理です。僕がまさにそうなんで。そのときになったら対応すればよくね?と思ってしまうのも納得ができます。計画を立てるときは得意な人に頼ってください。頼られた側も喜ぶと思います。



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