痛みについて勉強しなおす(5)---椎間板 (disk) 改め「ラフト(LAFTs)」---

前回の更新からだいぶ日が空いてしまいましたが、引き続きDavid ButlerとLorimer Moselyの共著「Explain pain」からの自分用のノートというか、まとめです。今回は椎間板(disk)についてです。

腰椎椎間板ヘルニアと腰痛とは因果関係がないということはこのブログの読者はほとんど知っていると思いますが、もっと詳しく椎間板(disk)をみていくことになります。(注:最初の公開時に書いたこの部分はあえてのこしておきます)

DavidとLorimerは著書の中で、「椎間板(disk)という名前はふさわしくない。なぜなら人間の一生を通して一度も解剖学書に描かれているようなディスク(円盤)のような形になっていないから。」と言っています。

ではどのような名称がふさわしいかというと、「LAFTs :ラフト (Living Adaptable Force Transducers)」と呼ぶのがふさわしい!(*生きていて、適応し、力を変換するもの)」らしいです。

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