あの味が食べられないならば

おはようございます。今日も朝から何だかどんよりした空模様で、先ほど洗って乾かして洗い流さないトリートメントまで付けたばかりの私の髪の毛がすでに大爆発しております。アホ毛までピンピン。父さん妖気です。

今回は食べ物の話です。
自分の中で大好きな味や記憶に残っている味というのは沢山あるのですが、その中でも外食カテゴリー、トマトソースパスタ部門の第1位がこちらです(5月19日現在、私調べ)。

「新宿中村屋オリーブハウス」さんの、
マスカルポーネチーズのスパゲティトマトソース 
でございます。

美味しそうな写真はリンク先のメニューからご覧ください。

トマトの甘味と酸味に少しにんにくを効かせたトマトソースに、フレッシュだけど濃厚なマスカルポーネチーズを混ぜていただく一品です。シンプルだけど、美味しいんですよこれが。

自宅近くにあったお店が数年ほど前に閉店してしまい、かといって他の店舗へ足を運ぶにはちょっと遠い距離なので、なかなか口にする機会がなく。

わざわざ食べに行くには交通費の方が高くつきそうだし「まあ何かのついでに」と普段は思っているのですが、ふと突然あの味が恋しくなってしまったので、どうにか再現できないものかと先日レシピを検索しました。
…さすがネットの世界、クックパッドにレシピを投稿されている方がすぐに見つかりました。もはやネット上に存在しないレシピを探す方が難しいような気がします。

今回は、Ryogoさんのこちらのレシピを参考にさせていただきました。

トマトソースの方は、玉ねぎ刻んで、にんにくと炒めたところにトマト缶を入れて煮込む…というシンプルなもの。
一方の、マスカルポーネチーズ。時間もあるしせっかくなのでと思い、手作りに挑戦してみました。

こちらはNadiaというサイトにある、庭乃桃さんのレシピを参考にさせていただきました。

手作りといっても、牛乳まるまる1パック分と生クリームを投入して温め、レモン汁を入れながら固めていき、粗熱を取ったらザルで濾したら水分を切るために2時間放置するだけ。思ったよりもずっと簡単でした。

で、完成品がこちら。
パスタの余りを全て鍋にぶち込んで茹でたらとんでもない量になりました。なので特盛サイズです。

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もちろん本物には到底敵わないけれど、我ながらなかなか美味しかったです。もちろん、自分で作った補正も込みで。BGMは湘南乃風『純恋歌』をどうぞ。
そんなに手間もかからずに作れて、味もイケる…コスパの高いメニューだと思います。最小限の労力で最大限の成果。これが本来の料理のあるべき姿なのではなかろうか(個人の感想です)

リコッタチーズがかなり余ったので、これ幸いとその翌日に今度はパンケーキのレシピを検索。
以前食べたbillsのパンケーキが美味しかったため、あれも再現できたらなあ…と思いまして。
billsのパンケーキのお写真はこちらから見ることができます。

レシピはというと…、ありましたありました。本当にクックパッド様々です。そして、世の中にはこんなにお料理が好きな方がたくさんいらっしゃるのですね。私のような料理ドシロートにとっては大変ありがたいです。文明社会、ばんざい。

こちら、sugaryuukiさんのレシピを参考にさせていただきました。お写真がまんまbillsのパンケーキですね!見ているだけでヨダレが出てきそうです。

レシピにしたがって、ハニーコームバターも手作りで。私は難しいことは出来ないので、これも超簡単で助かりました。バターとはちみつを混ぜたら、冷やすだけ。以上です。

パンケーキの方は少し手間が要りましたが、材料さえ揃えておけば、あとは手順通りにやるだけでした。

完成品です。

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「それっぽさ」を出すために、普段は食べないバナナをわざわざ買ってきて、切って飾ってみました。しかし、粉砂糖を忘れるという痛恨のミスにより再現度は6割程度に落ちました。
でも、ふわっとしていて美味しかった。私は甘党なので、ハニーコームバターをたっぷりパンケーキに刷り込んでいただくのが最高です。カロリーのことはこの際忘れます。
ちなみにギネスのグラスが写り込んでますが中身はアイスコーヒーです。コーヒーが似合うような洒落たグラスなんて我が家にはありません。

以上、「あの味が食べられないのなら、作ればいいじゃない。」を実践できたので、私のQOLが爆上がりしました、という話でした。
自己満足は大事です。

珍しくリンクと写真を多めに貼ってみたらいつもより見栄えがいいですね!がぞうのちからってすげー!