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働きたい障害者のミカタ!ー就労移行支援事業所とは?

こんにちは。

発達障害学習支援シニアサポーターの宮腰です。


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台風が近づいているからか、今日の富山も暑い!


熱風が吹くなか、今日は2か所のハローワークに行ってきました。


私は就労移行支援事業所という福祉サービスを提供する事業所で支援員をしているのですが、地域によってはハローワークの方でも就労移行支援事業所のことをあまりよく知らない方もいらっしゃいます。


そこで今日のブログテーマは


就労移行支援事業所って何?を徹底解説します



就労移行支援事業所とは



次の条件を全て満たす方が利用できる福祉サービスです。

  1. 18歳〜65歳までの方

  2. 障害のある方(手帳はなくても医師の診断があればOK)

  3. 一般企業などに就職可能と見込まれる方


就労移行支援事業所ってどんなことをするの?


一言で言うと、

障害のある方が一般企業で働くために必要なスキルを学ぶための学校のような場所です。

ただ、実際に行なっている内容は、事業所ごとに特色があります。

例えば

  • 特定の業種や職種に強い事業所

  • 就職活動に力を入れている事業所

  • コミュニケーションを身につけることに力を入れている事業所

  • セルフケアに力を入れている事業所

などなど、就労移行支援事業所といえど、事業所ごとの違いがあります。

一人一人、何に悩んでいるのか、どんなことに不安を感じているか、つまずくポイントも違うと思います。

ですので、実際に就労移行支援事業所を経てから就職を考えるならば、実際に見学や体験に行ってみて、自分に合うかどうかを確かめてからの方が良いです。


就労移行支援事業所に行くメリットは?


最大のメリットは、なんと言っても支援員のサポートを受けられることです。

特に、就職が決まった方にお話を聞くと、

「一人では絶対にここ(就職)まで来れなかった」

とおっしゃいます。

私が勤めている就労移行支援事業所では、自己理解(自分の何が得意で何が苦手なのか)と就職活動(自分と仕事のマッチング)にとても力を入れています。

自分の強みと、企業さんが欲しい人材像がマッチすると早く内定まで行けますし、卒業生の中には、入社当初から給与増額で入られる方もいらっしゃいます。

こうして企業から評価された状態で入社できると、自己肯定感やモチベーションも上がり、メンタルにも良い影響があると思っています。


まとめ


就労移行支援事業所は、障害があり一般企業で働ける見込みがある18歳〜65歳までの方が就職するためのスキルを学ぶところです。

内容は事業所によって特色があるため、見学や体験利用をしてみて自分に合った場所を選んでいただくほうが良いです。

以上、障害がある方のキャリアプランの参考になれば幸いです。

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