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昔テレビで放送された「すごい魔球を投げる野球少年」の真実。

これ書いていいかな。1990年代のテレビ番組で「すごい魔球を投げる野球少年」ていうのがあったんだけど。投手の小学生があり得ない変化球を投げる。左右にめっちゃ揺れたり、極端に落下したり。漫画みたいなとんでもない変化球をバンバン投げた。
でもネット時代になって「ボールが発泡スチロールでできていた」と判明。つまり「やらせ」だった。やらせって薄々気づいている人がほとんどだったし「昔のテレビはウソも楽しめたよね」で終わり。未だに本気で信じてる人はほぼいない。
 
実はアメリカでも似たような番組があった。1960年代のテレビ番組「The Believer Show」ってヤツ。同じようにとんでもない変化球を投げる野球少年が紹介された。左右に大きく揺れたり、極端にカーブしたり。日本の番組と全く同じ。「ボールに細工がある」とやらせを疑う視聴者がほとんどで、本気で取り合う人はいなかった。60年代のアメリカでは既に「やらせ」の認識が十分にあった。
 
アメリカでのこの話には後日談があって。
番組に出演した少年一家が失踪したの。放送後すぐに。
少年の両親は多額の借金を負っていた、少年のテレビ出演料で返済に充てようとしたが足りずに失踪した…そんなウワサが立った。
 
話はまだ終わらない。
番組プロデューサーが交通事故で死亡。ディレクターが路上強盗に撃たれ死亡。番組に関わった人間に次々と不幸が訪れたの。当時は単なる偶然と思われて、大きなニュースになることも無かったんだけど。
 
時は経過して80年代。とあるジャーナリストがこの件に違和感を持った。偶然にしてはおかしいと。独自に調査すると、事件の全容が見えてきた。
 
60年代、アメリカは野球賭博が盛んだった。もちろん非合法。マフィアが取り仕切って大金が動いていた。有力マフィアの幹部が「この魔球が広まったら賭博が成立しなくなる」と考え関係者を消した― そんな話が見えてきた。でも、マフィアは本気で魔球を信じたのだろうか?明らかに「やらせ」と分かるはず。ジャーナリストはさらに調査した。
 
事の真相は――
 
番組が用意した「ボールの細工方法」が、野球賭博の細工方法と同じだったんだ。重しを付けたり中身を空洞にしたり。番組のボールと賭博用ボールがほぼ同じだったの。実際の試合では番組のような極端な魔球になるわけではない。でもカラクリはほぼ一緒だった。

テレビ局が賭博用ボールの詳細を盗み、番組で流用した―。
そう考えたマフィアは激怒。少年一家を誘拐し番組スタッフを殺害した。賭博用ボールの作り方は絶対秘密で門外不出。それが勝手に盗まれたのだから怒るのも当然、それが真相。
 
では90年代日本のテレビ番組は何だったのか?さすがに野球賭博云々は関係無いだろう。90年代の日本でそんな物騒な事は起きない。番組スタッフがボールに細工をした単純な「やらせ」と思われる。
 
ただ気になるウワサがあって。
日本で魔球を放送後、アメリカの捜査機関がテープの没収や関係者への聞き取りをしたらしいんだ。以前マフィア絡みの事件があったから、念のための捜査っぽいんだけど。詳細は不明。
 
あともう一個だけウワサがあって。
60年代アメリカの番組に出た野球少年は無事に生きている、て話。政府関係者に保護されたらしい。マフィアから守るため保護された…は表向きで裏に他の理由が。少年は「スタンフォード研究所」ていう所にいたらしいの。そこは超能力を研究する施設。透視やサイコキネシスを調べる政府公認の所。少年はそこで調査や訓練を受けたらしい。つまり魔球はガチの超能力だったってこと。番組スタッフを消したのは政府関係者。情報統制のために殺害した。超能力の真実が世間にバレないために。
まあいろんなウワサがあるから何が本当か分かんないけどね。
 
ちなみになんだけど、今の少年野球って変化球が禁止されてるの知ってる?肩の故障防止のため、規定で明確に禁止されてるの。カーブもフォークも投げちゃダメ。
アメリカで禁止されたのが60年代、日本で禁止されたのが90年代。どちらも魔球を放送後に禁止されたんだけど…。単なる偶然か、政府からの要請があったのか、そのへんの詳細は不明。引き続き調べてみるね。また何か分かったら書くね!バイバイ!
 
*全部作り話です。実際の番組などは一切関係ありません。

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