見出し画像

農業インターン研修7日目のレポート

お世話になります、トヨザネです。

今回も10月27日の農業インターン研修のレポートを書いていこうと思います!


この日が一旦農業インターン研修の最終日でした。

9月からこちらの農家さんでお世話になっていたのですが、2ヶ月経つのって早いもんです…

休みの日にインターンに行っていたので、正直「全然休めへんやん😭」と思ったこともありましたが、終わりともなると寂しいものです。


今回も農業インターン研修の1日をできるだけわかりやすく文章にしていきますので、農業インターンとは何をするのか農家ってどんな1日を過ごしているのか気になるという方はぜひみていってくださいね👍



農業インターンの1日〜午前の部〜

8:20~9:20【水やり】

インターン最終日の作業は水やりから始まりました。

これまでのインターンでは社員の方につきっきりで作業を見てもらっていたのですが、今日は初めて一人で任せてもらうことができました!

画像1

こんな感じの広さの畑

水やりは作業としては簡単ですが、ムラが出ないように一畝ずつ水をやっていくと意外と時間がかかりました。

慣れればもっと早くできるのでしょうが、今の自分では畝10本くらいで1時間という感じでしょうか。

一人での作業で寂しかったので、iphoneでガンガンに音楽鳴らしながら作業を行いましたw



9:20~10:00【選果作業】

畑の水やりが終わってからは、事務所に戻り選果作業を行いました。

もう何度目になるかわかりませんが、この作業は慣れてしまっていたのでほとんど一人で行うようになりました笑

もはや社員さん並みのスピードですw



10:15~12:00【除草剤・肥料散布】

10時に選果作業が終わってから15分の休憩をとって、除草剤と肥料の散布作業を行いました。

畑では、一度収穫が終わってからは畑の残渣(茎や葉っぱ)が家庭菜園とは比べ物にならないくらい大量にあり、そのままでは次の作物を植えられないだけでなく病害虫が発生して畑が使い物にならなくなってしまうため、まず残渣を枯らすために除草剤を散布します。

画像2

このいかついホースでラウンドアップという除草剤を散布します。

ちなみに奥の黄色いやつは前回の水やりの時にも活躍したタンクで、容量は500Lだそうです。

社員さんに聞いてみましたがやはりタンクは必須だそうで、水で希釈するタイプの除草剤の散布や水源が遠い場合の水やりなど、活躍の場は多いそうです。

今回の研修で学んだこと①

500Lのタンクは必須!

除草剤の散布はホースを畑に持ち込んで畑を歩きながら行うのですが、これが結構きつい!

ホースを持ち運ぶ係と散布する係の2人で作業を行ったのですが、ホースが畑の残渣に絡み付いてめちゃ重かったです😂

0.3aくらいの畑と0.6aくらいの畑の2つの畑で除草作業を行ったのですが、2人で1時間半くらいかかりました。


畑の除草剤散布が終わったら、今度はその上から肥料の散布を行いました。

除草して畑をきれいにしてから肥料を散布するとばかり思い込んでいたので、除草剤を散布した上から畑の残渣の処理を待たずに肥料を散布していたのが以外でした。

除草してから肥料撒いて…となると無駄に時間がかかるからか?

今回の研修で学んだこと②

肥料の散布は畑の残渣の処理を待たずに行っても良い!


肥料はカルエースアヅミンという肥料を撒きました。

ちなみに肥料は機械ではなく手撒きで、ランドセルみたいなやつに一回20kgの入れて畑を歩き回るので、初めての方は結構きついかもしれませんw

画像3

このランドセルで肥料を撒いていきます(めちゃアナログw)。

機械を使わずにできるところはこうやって人の手で行っていくのがコスト削減の秘訣ですね。

さらにその上から社長が機械で牛糞堆肥を撒いていってました。

牛糞堆肥も土壌の改良には良いことは知っていたものの、どのようなタイミングで撒けば良いのかは全然知らなかったので、すごく勉強になりました。

今回の研修で学んだこと③

畑の準備は【除草剤の散布→肥料の散布→牛糞堆肥(有機肥料?)の散布】の順で行う


もちろんgoogleで検索をかければ畑の準備方法は色々出てくるとは思いますが、それでも実際に本当の農家さんがやっている順番や肥料の種類を知り、自分で作業に参加すると、その方法が本当にあっているのか確信を得ることができるので、やっぱり自分で体験することはとても大切だと感じました。

検索をかけて調べた情報って、本当に正しいかどうかわからないことってあるじゃないですか?

やっぱり自分で体験してみるのが一番の知識となるんです。



農業インターンの1日〜午後の部〜

13:00~14:00【肥料散布】

午後も別の畑で引き続き肥料の散布を行いました。

結果的に二人作業・推定0.9aの畑の除草剤散布と肥料の散布で3時間かかりました。

そうなると単純に一人作業で6時間かかることになり、ほぼ一日中作業しなければならなくなるので、計画的に作業することが非常に重要になってくるなーと感じました。


14:20~16:00【草引き作業】

肥料の散布が終わってからは、畑の草引き作業を行いました。

ただこの草引き作業は本来必要のない作業らしく、除草がうまくできていればほとんど雑草は生えてこないそうです。

画像4

除草していない畝間と除草している畝ではこんなに差がありますw

この畝間レベルの雑草が畝にネギの苗と一緒に生えているので、苗に気をつけながら雑草を抜いていく作業はかなり骨が折れました…😂(腰が折れたとも言えるw)

しかも一本一本の根が細長いラディッシュくらいあるので、全然抜けないんです笑

ただ、これも一人作業ではなく5人での作業だったのでなんとか気持ちが折れずに頑張ることができました。

今回は草引きを16時くらいまで行って、研修を終えました。



まとめ

今回のインターンの1日はこんな感じでした!

これで一旦の農業インターン研修が終わりを迎えました。

合計7回2ヶ月間の研修期間でしたが、週に一回というペースがかなり自分に合っていて、仕事をしながらでもなんとか無理なく継続することができたと思います。


研修先の皆さんとも結構仲良くなれて、よかったらまた来て欲しいとも言われたので、ぜひまたボランティアでも伺おうと思います!

というかここに就職して、農家の修行をさせてもらうかもしれない…💪


もし「農家になりたい」とか「農業を経験してみたい!」と思っている方は、家庭菜園から始めるのも良いかもしれませんが、一度ご自身が住んでいる県の”就農支援センター”に連絡してみて、農業のインターン研修制度を利用してみるのもおすすめです!

ということで今回の農業インターン研修レポートは以上です❗️

また別の記事でお会いしましょう〜✋


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?