ミスコンとジェンダー
さあやってまいりました
エリックゼミ活動記録!!
実家にコートを置いてきてしまって届くまで震えていますが、
今週の活動も寒さに負けずお届けします💫
今週のエリックゼミは
1.「音楽とジェンダー」について学ぶ
2.「青山ミスコン」を元に、ディスカッションを行う
の2つを行いました!
今日はその2のディスカッションの部分をメインに記録しようと思います。
現代様々な場で目にし、耳にするジェンダーの話
身近な出来事からゼミ生それぞれの視点で考えを共有しました。
音楽とジェンダー
今回のゼミでは、エリックさんが音楽とそこから考えられるジェンダー感の変遷や価値観をお話してくださいました。
もともとゲイをコンセプトにメンバーが集められたVillage People
男性もメイクをしていいんだという風潮が生まれたCulture Club
女性の強さをみせたマドンナ
「美」を考えさせるDead or Arive
など、歌やパフォーマンスを通して自身の性のありかたを表現したアーティストたち。
最近大きく注目されるようになったジェンダーの問題ですが、音楽の歴史をたどると、もともと様々な場でそのような問題があったことを教えてくださいました。
私はマドンナのMVがとても印象に残っていて、解説なしに見ていたらその時代には革新的だったということを知りえなかったと思います。
ミスコンは必要?
実は先週の木、金曜日(10月21・22日)に代々木の山野ホールで、ミスミスター青山コンテストが行われていました。
エリックゼミの数人で相模原キャンパスから出場するミスを応援しに行っていました📣
今年の青山ミスコンは青学での開催ではなく、
名前は「青山」であるにも関わらず、外での開催となっていました。
青学の管轄内で行っていなかった。
ということです。
話を聞けば昔から賛否両論あるミスコン。
何が悪いのか、なぜ批判が多いのか、
「ジェンダー」という言葉に敏感になってきている現代に相応しい形は何か。
ディスカッションでは、
・ミスコンをどう思うか
・ミスコンに行ってみてどうだったか
・なぜ青学から外されたのか
を話し合いました。
ミスコンに実際に行った人の感想として
・ミスコンへのバイアスがあったが、苦労や葛藤を知れた。
・葛藤を見ると心が動かされる。共感が生まれる。
・キラキラ系のイメージだったが、背景にコンプレックスなど様々なバックグラウンドがあることを知れた。
・頑張ってる過程を見せる場。
というものがありました。
実際に行ってプラスのイメージを持った方が多くいたように思います。
私自身も今まで「ミスコンは自分とは遠い存在」というように感じて、最初にお誘いいただいたときに行くか迷っていました。
しかし、やっぱり行ってみないとわからない精神で行くことを決め、
行ってみると、出場者の努力やバックグラウンドを実際に身に感じることができて、同じ人間なんだなあと思ったと同時に
頑張っている人を見て私も頑張ろうと感化されました🤔
見に行っていない人からは
・LGBTQをミスコンに入れる動きを知る場所がインスタだった。
・自分のビジュアルを前面に出しているだけであって、努力が伝わってない。
・外から見ると努力の形が見れない。→ 偏見につながる。
という意見が。
評価基準や人間的な部分、バックグラウンドを伝えきれていない。PRがうまくいっていないのではないか?
と、表面的な部分しかSNS等で伝わってこないことが、ミスコンのマイナスイメージや近寄りがたい雰囲気を醸し出してしまうのではないかという考えもありました。
ミスコンとジェンダー
今回、青山ミスコンに注目して議題に上がったのにはもう一つ理由があります。
今年のミスコンの参加者に演出の一環として女装して参加した方がいらっしゃいました。そこから、「ミスミスターコンテスト」と題されているミスコンで、性別を区切ってしまうのはどうなんだろう?
というジェンダーの問題を考えるきっかけにする。といった目的もありました。
実際に他大学でもこのような問題は議論され、性別の垣根を越えて参加できるように、男女の区切りをなくしたところもあるようです。
各所で様々な歴史を持つミスコンの形が変わってきているといった現状があります。
賛否両論あるのにも関わらず、廃止されず長い歴史を持つこの催しについて考えるのには大きな意義があると思います。
皆さんは「ミスコン」についてどう考えますか?
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