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卵をつかった、簡単おもてなし料理


おしゃれな卵料理を覚えたい!
ニュージーランドの卵料理


ニュージーランドの卵には、鶏の飼い方によって、放し飼いにされたフリーレンジ卵、鶏小屋で飼われたケージフリー卵、ケージの中で育てられたケージ卵の種類があります。

フリーレンジ卵は、鶏の世話が大変なため、その他の卵よりも少々高価ですが、ケージの中で鶏を育てるのは可哀そうという、動物福祉の考えから、フリーレンジ卵を買う人が多くみられます。
そのフリーレンジ卵を使った、ニュージーランドの卵料理を3つご紹介します。



簡単デリ風おつまみ
「ホワイトベイトフリッター」

ホワイトベイトとは、日本のシラスのような魚で、こちらでは少し高価な魚です。
漁ができる時期が限られ、毎年解禁になると、多くのカフェでスペシャルメニューが出されます。
生のホワイトベイトと卵を焼いた、シンプルなお料理ですが、旬の味が楽しめます。


<材料>

・小麦粉 1/2カップ
・ベーキングパウダー小さじ1/2
・塩 小さじ1/2
・卵 1つ(卵黄と卵白に分ける)
・牛乳 1/2カップ
・生シラス 1/2カップ
・油 大さじ1
・レモン

<作り方>

1.小麦粉とベーキングパウダー、塩をボールに入れ混ぜる
2.別のボールに、卵黄と牛乳を混ぜ1に加える
3.他のボールに、卵白を角がたつまで泡立て、2に優しく混ぜる
4.ホワイトベイトを3に混ぜて、油を温めたフライパンで、両面がこんがりするまで焼く
5.お皿に焼けたフリッターをとり、切ったレモンを添える

カフェでは、バターを塗った柔らかいパンにのせ提供されています。


豪華に見えるオーブン料理
「かぼちゃとローズマリーのフリッタータ」

フリッタータ自体は、イタリアが発祥のようですが、ニュージーランドでも人気の卵料理です。メインにもなる、簡単なお料理なのでお勧めです。


<材料>

・玉ねぎ 1個 薄くスライス
・かぼちゃ 500g 薄くスライス
・卵 5つ
・ローズマリー 大さじ2
・塩 小さじ1
・胡椒 小さじ1/4
・フェタチーズ 100g

<作り方>

1.オーブンを170度に予熱する
2.プライパンに油を温め、玉ねぎを柔らかくなるまで炒める
3.卵、塩、胡椒、ローズマリーをボールに入れ混ぜ、かぼちゃを加える
4.3に玉ねぎとフェタチーズを加え、耐熱皿にいれて、オーブンで30分焼き、お好みのチャツネをつけて食べます。


誕生日やパーティーにも!
「パブロバ」

ニュージーランドで有名なケーキの一つで、大変人気があります。よくクリスマスの時期に作られる定番ケーキです。
卵白を使ったケーキで、メレンゲとよく似ていますが、メレンゲは中も外もサクッとした食感に対して、パブロバは外はサクッと、中はフワフワ、マシュマロのように柔らかいのが特徴です。

<材料>

・卵白 4つ分(室温に戻しておく)
・砂糖 1カップ
・コーンスターチ 大さじ1
・酢 小さじ1/8
・バニラエッセンス 小さじ1

<トッピング>

・クリーム 1/2カップ
・バニラエッセンス 小さじ1/2
・粉砂糖 1/2カップ
・イチゴ、ラズベリー、キウイフルーツ、パッションフルーツなどお好みのフルーツ 2カップ

<作り方>

1.オーブンを予熱140度にセットし天板にアルミホイルを敷く
2.卵白をボールに入れ、柔らかめに泡立てる
3.コーンスターチと砂糖を混ぜ、大さじ1ずつ卵白に加えていき、その都度よく混ぜ、堅いメレンゲになるまで繰り返す
4.酢とバニラエッセンスを加え、スパチュラで優しく混ぜる
5.ゆっくりメレンゲをホイルの上に丸くのせ、中心を少しへこませる
6.オーブンに入れ、1時間15分焼く
7.オーブンを切り、ドアを少し開けてメレンゲを冷ます
8.食べる直前にオーブンから出し、お皿にのせる
9.クリームと粉砂糖、バニラエッセンスをボールに入れ、泡立てる
10.フルーツをカットし、クリームと一緒に飾りつける。

切り分けるときは、パン切ナイフを使い、細かく動かして切るのがポイント。クリームやフルーツで自由にデコレーションが楽しめます。

どれも簡単にできます。是非試してみてください!



By Me Webstor
南半球から、食情報をお届け
南半球に永住した、管理栄養士です。多文化国で、様々なお料理や食材と栄養に、いつも興味津々です。ガーデニング、お買い物、お料理、空手などが好きです。空手は地元の子どもにも教えており、ここでも文化の違いを感じさせられます。


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