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家族

娘はヒッキーだ
そして 私にとって唯一の家族だ
10年前に主人が他界してから
ただ1人の家族になった
彼女は中学の時自分から社会と
関わるのをやめた
私とだけ話しをするが外に行くと
誰とも話さない コンビニでさえ
何か買うのを躊躇ってしまう
住んでるところの市で主催している
●●相談センターへ臨床心理士の
カウンセリングへ3年位私の休日を利用し
月に一回通っていた
心理士へ紙に書いて自分の意思を伝え
好きな絵やゲームのことを話しをした
定期的に出かけること習慣性を持つ事が
大切に思えた時期だった
将来 勉強できそうな高校を探しに
遠くまで出かけた みんな中身がない
高校で授業料だけ高いので
「そんなに迄して勉強したくない」
娘の一言で探すのを辞めた
自分の子供が他の子とは明らかに違うのは
理解できていたが 何処かに活路を見いだしたくて
青少年を受け入れてくれる
クリニックに辿りついた 
夏の終わりから秋の始めあたりに電車で
クリニックに通った (場面かん黙症かと)
心理に関わる絵の試験 IQの検査を行った
検査の絵には繊細さと力強さを合わせた
大きな木が描かれていて私は思わず涙した
そして娘を抱きしめてもう何もしないで
家にいていいらかと伝えた
まさか本当に何もしないと考えが及ばず
娘に
私が夜遅いシフトの時はお風呂だけは
着けておいてほしいとお願いしたが
「忘れてた」と返され
雪で朝の出勤が危うい時も
グウグウ寝ていて
「お母さんが雪掻きすれば」と返され
イチイチ反論するのも時間の無駄だと思い
我慢 我慢 私さえ頑張れば何とかなる!
一心不乱でやってきたら
私のメンタルが持たなくなってしまった
適応できず不安を抱えたプチパニック障害
自律神経の乱れや他の要因もあって
こうなったのだけれど
娘よ
一週間に一回でいい数日でもいい
買い物に一人でいってくれないかな
できたら洗濯もしてほしい
メンタルの薬を飲みながら動くのは
母は正直しんどい わかってほしい
休職したのに休めてないんだよ











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