【福岡拠点メンバーと語る】地方都市だからこそ「ファンくる」ができること
こんにちは。広報の佐藤です。
今回は「ファンくる」第3の拠点である福岡で、九州全体の営業活動を担う福田さんと山口社長に「ファンくる」の地方戦略や営業目線での事業についてお話しを伺いました。
首都圏だけでなく、地方だからこそ発揮できる価値がある
―会社としての地方戦略を教えてください。
山口:会社として目指すのは、日本のサービス業を支援し、それを日本の基幹産業にすること。これは地方活性化と非常に親和性が高いと考えていています。日本企業は東京に集中している業界が多いですが、サービス業は日本全国どこにでもあります。その上それぞれの地域の特性を活かして熱量高くサービスを提供していらっしゃる企業が多く、非常に多様性がある業界です。
私たちの事業はお客様の声をつかってクライアントに貢献するものですが、自社で送客機能も持っているので、東京にいる多くの消費者に地方へ行って新たな体験をしていただき、その魅力を再発見してもらうことができます。更にその消費者の声を現場のサービス業の方々に届けることで、その土地や事業所に磨きをかけるサポートに繋がります。この仕組みを使えば、ゆくゆくはインバウンドにも繋げて世界中の人にサービスを体験いただくことも可能です。
また自社のメンバーには、東京の本社で仕事をするだけでなく、地方にいながらも活躍できる環境を提供でき、かつ自らもモニターとして自社サービスを利用できます。そのため、その土地に住んでいるメンバーが、自らモニターとしても「ファンくる」を利用しながら、サービス提供側としても直接的に地方を盛り上げることができます。
また地方の企業は中小企業が多く、お客様の情報を自力で分析することや、高額なコンサルティングサービスを利用するのも難しい場合が多いのが現状です。それに対して我々はプラットフォームとしてお客様の声を集めて改善につながる明確な示唆をSaaSで安価にご提供できるので、地方の中小企業との相性は非常に良いと考えています。
こういった様々な観点から、今後は各地方都市に積極的に展開していきたいと考えています。
―なぜ福岡に拠点を開設しようと思ったのですか。
山口:福岡は飲食店の数も非常に多く、インバウンドの流入も活発なため、我々の新たな地方開拓の第一歩として適した場所でした。それに加えて、福岡を拠点にしながら働きたいという思いを持ち、私の考えに共感してくれる良いメンバーが見つかったので、その採用をきっかけに福岡拠点を開設することにしました。
入社の決め手は「100年後でも価値があるサービスか」
―福田さんを採用した決め手を教えてください。
山口:しっかりと自分の考えと自信をもっていたことですね。自分の考えを実践して反省し、改善するPDCAが身についていると感じたのが決め手です。
―福田さんが入社を決めた理由を教えてください。
福田:決め手の一つは福岡を拠点に働けるということでした。私自身も福岡の魅力やポテンシャルを強く感じていましたし、東京と大阪以外で初の地方拠点ということで、これから成長していく最前線に携われるということ、中小企業中心である福岡のマーケットと「ファンくる」の提供価値の親和性が高いと感じたことが一つ目の決め手です。
二つ目は「ファンくる」の提供価値は100年後も変わらずあり続けると考えたからです。無形商材は普遍的な価値があるかどうか、さらに進化の余地があるかどうかが重要だと考えています。テック系のサービスをはじめ、無形商材の入れ替わりが激しい中で、「ファンくる」には普遍的な価値を感じ、なおかつ大きく進化を遂げている過程ということが入社の決め手になりました。
更には、「ファンくる」がこれまで経験してきた集客や業務支援と違い、サービス業のバリューチェーン全体を支援できるサービスであることも大きいです。バリューチェーンの川上から川下まで関われることで、業界を変えられる、何年後かの当たり前のサービスになり得ると思ったのが一番の決め手でした。
普遍性と再現性をキーワードに取り組む
―1人拠点はいかがですか?
福田:1人だからというのは全く感じていません。営業組織の雰囲気もあると思うのですが、1人でやっている感覚はないですし、自分自身もメンバーが10人いるつもりで仕事をしています。1人だからといって仕事の進め方を属人化することなく、誰にでも共有でき、他の地方拠点を立ち上げる際に再現性があるようにということを常に意識しています。
山口:九州拠点は早く人数を増やしたいですね。当初は九州全体ではなく福岡に限った話をしていたのですが、いざ福岡に拠点を持つと、九州の他の県の解像度が上がり、九州全体のポテンシャルが見えてきました。さらに福岡については、ホテル業界でモデルケースとなっている施設が多いことから、飲食業界以外でも可能性を感じています。
―「ファンくる」の営業をしていて感じることはありますか?
福田:入社前に感じた通り、普遍的な価値があるサービスだと思います。サービス業は新規集客だけに頼るのではなく、お客様に満足していただいて再来店してもらうということを大切にしていると思います。だからこそ営業としては非常に提案しやすいです。
もちろん企業によって優先順位が違うので、今ここに予算は出せない等の事情はありますが、決して「うちには必要ありません」とは言われないサービスだと思いますね。サービス業にとって「ファンくる」はガスや水道となんら変わらないのではないでしょうか。
この先もっと「ファンくる」が広まって、インフラ的サービスとして世の中に定着した時に、その駆け出しの時代から立ち会えていると考えるとワクワクしますよね。
―今後「ファンくる」でどのように活躍したいですか?
福田:地方事業部を創設してその長になりたいですね。全国の地方都市に拠点をもって、各地のメンバーをリードする立場になりたいです。首都圏と商品は同じだとしても、提供価値の濃淡や伝え方は変わってくると思うので、地方向けにカスタマイズした提供価値の伝え方を確立して、日本各地で展開していくことが目標です。どれだけ最新のテクノロジーを駆使した良いサービスだとしても、それがインフラ的サービスとなるまで浸透するためには、営業が正しく理解して、それを正しく魅力的に伝えることが不可欠です。日本全国のサービス業が「ファンくる」を通して、よりその価値を高められるよう、「ファンくる」と企業の架け橋になることを目指しています。
繰り返しになりますが、そのために再現性と汎用性を意識しているのと、1人であってもマネージャーとしてメンバーを持っているスタンスで働いています。最終的にはそれが自身の市場価値を高めることにも繋がればと考えています。
山口:福岡での経験をもとに他の都市でもノウハウを伝えつつ、「ファンくる」の良さをその土地に合わせて伝えていってほしいですね。非常に楽しみです。
━ありがとうございました!
地方戦略の先頭に立って、九州全体を舞台に活躍されている福田さん。今後の「ファンくる」の更なる展開に無くてはならない存在です。
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