【日記】ワクチン摂取の正しい順番がわからない

―コロナじゃない肺炎も軽視できない

追悼コラムにさせていただいた方々の何人かも、肺炎で逝かれてしまった。

昨今は、コロナの話で持ちきりではあるが、高齢の方はコロナじゃない肺炎も決して軽視できない。

昨年の10月ごろ、ドスンっとスゴイ音がしたので行ってみると、祖母が倒れていた。顔面から床に直撃したようで、鼻の外側と中側が切れて、顔面は血だらけ。

数日前から調子が悪かったので、かかりつけ医で点滴治療をしてもらっていた。しかし、あまり好転せず、定期的に通院している大きな病院へ連絡を取り、状況を説明すると、特別に対応していただけることになった。

色々調べてみると、調子が悪くなっていた原因は肺炎だった。CT画像を見ると、白いペンキが入ったバケツをひっくり返したような状態になっていた。

おかげ様で祖母は現在も生きている。ずっと、タバコを吸っていたが、これ以降はさすがに吸わなくなった。

ただ、未だに血痰の出る症状が継続しているため、昨日せき止めと抗生物質が処方された。

肺炎で亡くなる高齢の方が本当に多いため、肺炎球菌ワクチンは大切だと改めて感じた。身の上に起こらないと、なかなか実感できないのが人間の性である。

インフルエンザの予防接種にも、高い関心が寄せられている。病院によっては、すでに予約分がなくなっているところもある。

では、肺炎球菌ワクチンとインフルエンザはどちらが優先なのか。一方を摂取した後、どれくらい期間を空ければいいのか。さっぱり、わからない。

さらに、来年あたりに登場するであろう、コロナのワクチンが加わると、ますますわからなくなる。

本当にどうすればいいのか。メディアは、こういった実生活に根ざした情報を提供する努力をもっとしてほしい。

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