海外経験をわんさか積み、国際大会の大舞台を経験した人の話が面白すぎた件。
みなさん、こんばんは。
8月19日に開幕した『ボウタカキャンプ2024夏』が本日、無事、閉幕しました。
といってもサカイリナは色々な諸事情により、2日目の懇親会の終盤から参加したんですけどね。
いやぁ、ちょっとだけでも参加してよかったぁ…。
あ、ボウタカキャンプというのは私が所属するNPO法人ボウタカが主催した棒高跳による棒高跳選手と指導者のためだけの合宿のことです。
全国各地から選手・指導者が集い、さらには、日本チャンピオンで国際大会にも出場経験があるトップ選手も参加するというとってもユニークで刺激的な合宿です。
今回のキャンプに参加した選手皆が口を揃えて「参加してよかったです!来年も開催されるのであれば参加します!」と言っていました。
選手でもないサカイリナも今回参加して良かったなと心の底から思えました。
そう思えた理由はこれしかない。
『最高で最強な出会いの場だったから』です。
もともとSNSや試合によって名前だけは知っているよという人と今回のキャンプで対面でお会いすることができました。
初めて直接お話しする人たちばかりの空間はとっても刺激的でした。
「お話できて良かった!」「この人の考え方面白いなぁ」「この選手ってこんなにも日本の棒高跳に対して熱い思いを持っていたんや!!」など本当にたくさんの人の熱い想いや棒高跳に対する考えを学ばせていただきました。
なかでも現在、日本男子棒高跳のランキング1位の澤慎吾さんという方の話が、半日経った今でもサカイリナの脳裏にこべりついています。
澤選手は、社会人で実業団選手として陸上を続けている方なのですが、ここ2年のうちに海外の色んなところに遠征をしているみたいで、お話がちょーおもろかったんですよ。
今も世界記録を出し続け、先日のパリ五輪でも自身が持つ世界記録を更新したスウェーデンの棒高跳選手、『モンド・デュプランティス』という選手がいるのです。
澤選手はモンドと同じ試合に出た時のことをお話してくれました。
「モンドのウォーミングアップを観察してたけれど、めちゃくちゃ気の抜けたジョギングから始まり、ちょっと体操したらすぐに跳躍を始めるんだよ。」とお教えてくれました。
日本の棒高跳選手はほとんどの選手が入念にウォーミングアップを行います。最初ストレッチや身体をほぐすことから始まって、徐々に身体を動かしていき、短いダッシュなどを入れ、走れる身体をしっかりと作ってから跳躍を始めます。
しかし、モンドのウォーミングアップは日本人からすれば「アップ不足で身体動かないんじゃないの?」ってレベルなんですって。
それくらい身体を動かさなかったそうです。
澤選手いわく、「スウェーデンの選手が跳躍を行うのと、私たちがお箸を持ってご飯を食べることは同じ感覚なんかもしれないね」とおっしゃっていました。
この意味わかります?
スウェーデンの選手にとったら跳躍なんて身近な動作なんだよってことです。
私たちもお箸を持つとき指の体操なんてしないでしょ?
そういうことです。
モンドの家の敷地内には棒高跳の施設があります。
つまり、彼にとっては棒高跳が日常的な習慣なんです。
もうね、海外に行き、自分の目で見て感じたことをお話してくれる澤選手、最高に面白かったです!!
日本では信じられないが海外では当たり前だよってな話をいーっぱい持っているんです。これはNPO法人ボウタカのメンバーで私が超尊敬しているよねさんも同じです。海外経験が豊富なよねさんも超絶面白いネタをいーっぱい持っているんです。
まっすます海外に行きたくなったサカイリナ。
そして何よりも、この貴重な海外経験のお話をもっともっと未来の棒高跳界を担う子どもたちにもお話してあげてほしいと強く強く思ったサカイリナ。
なんか面白そうなことができそうな気がしてきました!
日本の棒高界を担う若い世代の選手たちに少しでもプラスとなる情報をNPO法人ボウタカとしてもっともっと提供していきたいなと思わされた1日でした。
人との出会いって改めてめっちゃ最っ高やなって思いました。
とりまボウタカ旅 in香川 は無事終了!!
next 広島 です!!
ほなっ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?