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#4 クリエイティブ系講師に必要な3つのスキルセット

小学生に向けて、プログラミングやデジタルツールでの作品制作塾の講師をやっている者として必要な能力は3つあります。

これされあれば、どんな作品でも作られられます。と信じて能力を磨いてます。

1.マネジメント能力

1つ目はマネジメント能力です。
これは「生徒の成長の順路を作る能力」です。

企業のマネジメントのように必ず成果を出さなきゃいけないのではなく、あくまで「育成」の範囲内でマネジメントを考える必要があります。特に作品を作ることは決まった順路がないので大まかな道筋を講師が作る必要があり、またそのビジョンも生徒と共有することがなりよりも大事になります。

これを伸ばすためには、「対話の回数」が必要です。

私はオンラインとオフラインの両方の教育指導経験がありますが、リアクションを捕まえれるスピード感が全然違うなと感じております。
対話する中でのキーワードや体から出るリアクションをオンラインで反応することがとても難しくスムーズに会話が進まないこともあります。
そんな中でも両方の教育方法に言えるのは結局「回数」ではないかなと思います。コミニュケーションが深まっていくのはもちろんですが、対話の中でいかにとっかかりを掴めるかがマネジメントでは一番大事だと考えています。簡単に言えば成長の順路は始まりと終わりの個人設定がしっかりできていれば大丈夫です。

2.コーチング能力

2つ目はコーチング能力です。
これは「生徒の中にある答えを引き出す能力」です。

これは生徒は「何を作りたいか」もしくは「何を作る時期」なのかを生徒の状態を把握して導くときに必要な能力になります。個別型の教育スタイルになりますので、そのタイミングによって生徒が興味を持っているものや作れるものは違います。

これを伸ばすためには、「講師の人生観を通しての説得力」が必要です。

何を作ればいいのか思いつかない子もたくさんいます。そんな時に学校みたいにやることが決まっていればこの子たちは安心するんだろうなって感じることもあります。しかしそれがないことがうちの強みなので、なんとかしなければいけません。そんな時に確かな制作の方向性が自身の中にある答えだと思います。

自分の中で決めたルールなら強制されたルールよりかは作りやすいでしょう。もちろんテーマやテンプレートプログラムなどはあります。
その答えを生徒から引き出すためには講師が何を感じて、何を生徒の共感して生徒の答えに納得したのかをつたる必要があります。自身の価値観を肯定してあげること生徒自身を表現できる自信になっていきます。

3.トランザクティブメモリー

3つ目はトランザクティブメモリーです。
これは「生徒が求めている答えを探せる能力」です。

トランザクティブメモリーとは、同一の知識を組織の全員が記憶するのではなく、組織内の「誰が何を知っているか(Who knows What)」を共有することを重視するという考え方です。 1980年代にアメリカのハーバード大ダニエル・ウェグナー氏によって提唱されました。組織力向上のために必要な情報共有の姿をあらわします。

これを伸ばすためには、「検索力と答えを知っている人を知っている」ことが必要です。

デジタル時代中では無限とも言えるほどの作れるものテーマに溢れています。またそれを表現できるデジタルツールは多種多様です。AくんはポケモンカードのゲームをBくんはクマがマリオみたいに進んでいって戦うゲームを、Cくんがすごろくを、、、など発想は揃うことはありません。その中でこのゲームはどうすれば面白くなるの?このプログラムの作り方がわからない。デザインを見て欲しいなど。子供達からの質問も多種多様になります。

全部に答えられない、、、と思いますが全部講師が知っている必要はありません。教育者の役割はサポートです。何よりも現代に大事な力は調べれることです。わからなかったら調べればいいとの概念をこの塾は持っています。もし調べてわからなければ別の解決方法を探せばいい。そんな風に柔軟な思考を育成しています。
これにより生徒も調べる習慣がつくので知識がどんどん広がっていき、デジタルの使い方の強くなっていきます。

また探求学習においては、インタビューする抵抗の少なさにもつながっていきます。調べると人に聞くは近しいので。

私自身も知識をつけるなら、その分野に詳しい人に話を聞くのが一番身につくと思っています。勝手に色々喋ってくれるのでw

以上、クリエイティブ系講師に必要な3つのスキルセットでした。よければ参考までにお願いします。

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