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介護従事者でも連休を取る方法を考える

どうも、にくぼうやです

昨日から世間は3連休ですね
しかし、自分が役員になっている介護事業(施設系)には休日という概念がありません。365日24時間営業です。私共だけではなく、介護に携わっている方たちにはお盆休みも年末年始の休みもないんです。
他に、休みも不定休で連休も取りにくい、汚くて大変な仕事なのに給与も賞与も低いというのが介護業界のイメージではないでしょうか?

これは何故かというと、国の介護に対する支援が少ないからだと思っています。在宅支援が必要だと言うのであれば、しっかりと支援を受けられるだけの政策を考えてもらいたいし、それなりに介護報酬の改定などもしていただきたい。と愚痴を言っても仕方ないですね

では、どのようにしたら連休が取れるのか?
給与を減らさずに介護従事者でも連休を取るための方法について考えます。

簡単な話、従業員を増やせば取らせてあげられます。
もちろん順番にではありますが、計画的に3連休や5連休の取得が可能になってきます。年間に有休を5回は取得しなければいけないということもありますが、従業員を余分に雇用するということですべてが解決します。

当たり前のことじゃないかと言われるかもしれませんが、これ以外と大変なんです。先にもお伝えしましたが、国からの支援が足りなくて従業員を雇用するだけの余裕がない事業者は多いはずです。あとは、銀行や税理士から毎年利益を出すようにと言われて鵜呑みにしている事業者が多すぎる。

私益を出して税金を納めるのは良いことですが、もっと従業員に還元してみてはどうでしょうか?減らせる経費は他にいくらでもあるはずです。リースやサブスクの見直しはしたのでしょうか?役員の報酬は適正ですか?まさか、役員が会社経費で高級外車に乗っているとかありませんか?

そんなことより先に、まず初めに現場で働いてくれている方たちの賃金アップをしてくださいよ。近隣の同業他社より賃金が高ければ離職率も下がるし、就職希望者も増えます。人が増えれば休みも取れる。その結果、人余りになるなら新しい施設を始めたら良いじゃないですか。施設じゃないにしても利益率の高い新しい事業を始めたら良いじゃないですか

今の現状で人を増やしたり賃金を上げようとするからダメなんです。
事業拡大を目指せば勝手に雇用と賃金アップが出来るんじゃないですか?
まずは従業員の賃金アップ、新たな人材雇用、事業拡大、最後に役員報酬の見直し

事業の成長を目指さない企業に魅力や未来はありません
従業員の事を考えずに自分ばかりの社長に人はついてきません

介護事業は社会貢献だという前に、一番近くにいる従業員や従業員家族を守ってあげたい、そんな風に考える介護事業者が増えることを切に願っております。

自分が宅建士取得を目指している理由として、空いた時間にもっと違う仕事ができないか?自分一人で出来る違う分野で会社利益を出せないかという考えからです。
一時的に自分が大変になったとしても、従業員の満足度の高い会社を目指したいのです。余裕が出てきたらその事業も従業員に任せて自分はまた違うことをやれば良いかなと

介護に携わっている皆さんが自分の会社はどうなのか?
そんなことを考える機会になっていただければ幸いです
同じ介護業界にいる同志として今後も頑張っていきましょう

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