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【読書感想文vol.1】ライオンのおやつ/小川糸

※ネタバレは無しのつもりで書きましたが、どんな話だったかはさらっと書いてます。悪しからず!


本屋さんで本を買おう!
と久しぶりに意気込んで、本屋に行った休みの日。まずは表紙のかわいらしさに惹かれて手に取った一冊。久しぶりの読書。読み切れるか不安だったからあんまり内容重くなさそうで、最近の話題?コーナーにあった評判良さそうなこちらをチョイス。

表紙かわいい。


読み切れるかなんて心配してた自分はどこへやら。一晩で読切り、涙ほろり。心温まる一冊でした。

コロナ前、何度か友達と瀬戸内海の周辺を旅行したことがあって、1ページ目からブワーッと島の情景が頭に浮かんで瀬戸内海のゆったり穏やかな海の感じ、島々の景色を思い出す。

数年前に旅行した瀬戸内海のとある島。


主人公は病気を患って余命宣告されて、瀬戸内海のとあるホスピスでの最後の時間を過ごすことになるんだけど、そこでは人が死ぬ前に思い出に残った食べものをリクエストして、それを施設の方々が思い出エピソード付きで再現して提供してくれるっていう話。(もちろん他にも色々なサイドエピソードがあって面白い。)

久しぶりに本を読んで思った感想、登場する食べ物の表現が、まぁ美味しそう。夕ご飯は食べた後に読み始めたのでお腹は空いていなかったはず。でも、食べたくなっちゃうくらいの美味しそうな表現。単純にどんどん読めて、一晩で完読。

読み終わったら心もほっこり、なんかおいしものが食べたくなって気持ちも落ち着いた。なんなのこの感覚。もっと小川糸さんの作品を読んでみたいと思った。

ちなみに私は読書あまり得意でない学生時代を過ごしてしまったおかげで、今まで読んできた本で思い出に残るものってほんの数冊。

今思えば学生時代に頭良かった友達はみんな色んなジャンルの本を読んでたよね。私も貸してもらって読んだりしてたけど、いまいちハマるものがなくて現在このような結果に。

大人になってから、知らない世界を知ったり、ストレス解消のためにも読書が非常に重要だということに気がついて、たまーにこんなふうに突然思い立って本屋に行ったりするようになったという。

それが今回は大当たり。今の自分に足りなかった癒しが詰まってて、一気に心満たされてしまいました。

そんなきっかけで後日、小川糸さんの作品をまとめ買い。

どれも表紙も可愛くて癒し。

今数冊をはしごしながら読んでるんだど、やっぱりおいしそうなごはんの表現がとても上手。好きだ.....好きかも.....となっているところです。


ちょっとずつ読んで、また感想あげていきたいと思います〜!
大人になって初めての読書感想文でした。

シリーズ化なるか!?(は、未定)

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