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中小企業診断士1年目の活動報告~!!1年間を振り返ってみた

中小企業診断士のすずかです。

今回は、私の1年間の活動報告をさせていただきます。

私は2023年の2月に実務補習15日コースを修了し、本格的に診断士の活動を始めました。

夫婦共働きで、子供二人を育てながら、企業に勤めながらの活動でした。時間の確保が大変でしたが、うまく折り合いをつけながら活動できたのではないかと思います。

これから本格的に中小企業診断士として活動を開始する方や診断士を目指される方にとって、私の活動報告が少しでも参考になれば幸いです。



1.実務補習の修了祝賀会

私の診断士活動の始まりは、実務補習15日コースの最終日に行われた修了祝賀会でした。祝賀会には、他の実務補習チームのメンバーいたので、合計50人程度(たぶん)集まったと思います。診断協会の方の演説があり、「修了証書授与式」が行われました。

演説の内容は、今でも心に残っており、これが私にとっての所信表明です。

  • 仲間と解決する

  • プロコン塾(マスターコース)や研究会へ参加し、力を磨く

  • 診断士としてのキャリアを積む、とにかく「手を挙げてみる」

2.診断協会関連の活動

◆研究会への参加

活動を始めて、早速、診断士仲間からの紹介と診断士のイベント(スプリングシンポジウム)で知った、2つの研究会に参加しました。

ある研究会では、参加してとにかく「手を挙げて」いたら、運営担当になっていました。運営担当として、コンテンツや発表内容を企画・運営する良い経験を積むことができました。

研究会活動の中で、3社の経営診断を行い実務従事ポイントを8ポイント獲得しました。診断士になって経営者の方に初めてヒアリングを行った際は、内心ドキドキできた。

研究会では、パワポを使ってプレゼンや発表を行う機会に恵まれした。これまでパワーポイントはあまり使ったことはなかったのですが、パワポのハウツー本を読みながらプレゼン資料を作っているうちに、使えるようになっていました。

何事も慣れですね。

活動量の目安として、「夫婦共働き、子育てあり、本業あり」では1~3つの研究会に参加するのが限界ではないか、と個人的には思います。

◆補助金の申請支援

研究会で経営診断を行った経営者の方から、補助金に関する相談をいただき、補助金申請の支援に携わることができています。経営診断では本気で提案書を書いたので、それが功を奏したのかもしれません。

1年目の企業内診断士では、一人で対応は難しいので、先輩の診断士お力をお借りしています。

「仲間と解決する」です!

◆執筆活動

研究会の人脈で、とある市の情報誌に寄稿する経験が積めました。
自分の名前で、しかも公共の場で、何かを書くという経験を積むことができ、自信に繋がりました。

中小企業診断士という資格がなければ、実現できなかったことだと思っています。

なぜか、私以上に嫁が喜んでいました。

◆マスターコースの受講

協会が主催するプロコン塾(マスターコース)に参加しました。受講料は4回で6万円でした。高く見えますが、同レベルの民間の研修に比べれば安いと思います。

マスタコースを受講して良かったことは、「診断士として」必要な専門知識を体系的に学べることです。体系的に学べるので、自分の強みと弱みが把握できます。

結果として、強みの強化と弱みの克服に繋げることができると思います。これから、自分の強みを活かしてどう稼ぐかの方向性が見えた(ような・・・)気がします。

◆診断協会のイベントの運営スタッフとして参加

所属する診断協会のイベントの運営スタッフを経験しました。私自身もこうしたイベントで、研究会の参加や協会へ入会した経緯があります。

イベント運営を通じて、協会の会員支援の方や多数の診断士仲間と知り合いになることができました。

なお、私が所属する神奈川県中小企業診断協会では、4月7日に「スプリングシンポジウム」が開催されます。私も潜入予定です。

◆同期会への参加

毎回参加できるわけではありませんが、同じ年度に診断士になった仲間と、勉強をしたり活動をしたりする機会に恵まれました。違った企業、立場、年齢の方と交流すると刺激にもなりますし、自身の相対的な市場価値などが把握できました。

3.その他の活動

◆ブログを始めて、やめた

Word Pressでブログを始めたのですが、2ヶ月くらい放置したあげく、何も書くことなく終了しました。

ブログの開設自体は1日で終了するので、ご興味とやる気のある方はチャレンジしてみるのも良いと思います。

私も、またいつかチャレンジしたいと思います。

◆noteを始めた

ブログはダメでしたが、noteは気軽に情報が発信できるので、自分に合っている気がして続いています。

記事を書くことで、読み手意識したアウトプットの練習になると考えています。自己表現力や提案書の作成能力、生成AIへのプロンプト作成力に繋がっている気がします。

◆Notionを本格的に使い始めた
メモ、思考やデータベースの整理のために、Notionを使い始めました。
携帯アプリでの操作性がいちいちなのが玉に瑕ですが、とても便利に使っています。

noteに関係した使い方では、noteの記事はまずNotionでネタを書き溜め、ある程度まとまったらnoteに内容を移植する、というような活用をしています。

noteが続いているのは、Notionのお陰かもしれません。

4.一年の収支(概算)

一年の収支をまとめてみました。

・協会活動のイベントに運営として参加したことによる謝金:17,000円
・執筆活動による報酬:10,000円
収入合計:27,000円

・マスターコースの費用:60,000円
・研究会の会費:1,000円
・診断協会の年会費:38,500円(11か月分)
・診断士関係の飲み会:3000円×12回=36,000円
費用合計:135,500円
赤字:108,500円

赤字の内容は、自己投資と交際費ですね。
月1万円弱と考えれば、安い、のかな??

5.一年の成長や洞察

・所信表明どおりに実践

1年を通じて、所信表明のとおり「仲間と解決する」「マスターコースや研究会へ参加し、力を磨く」「とにかく手を挙げる」を実践できました。

・アウトプットの質とスピードが上がった
アウトプットの数だけ、自分の考えを言語化(話す、書く)する能力が上がりました。結果として、アウトプットの質とスピードがあがりました。

・自己管理能力があがった
成果物をアウトプットするまでにかかる工数や日数がより予測できるようになりました。そのため、先を見越したスケジュールが立てやすくなり、自己管理がしやすくなりました。

例えば、この経営課題に関する提案だったら、考える事とタスクがこれくらいあって、書きあげるまでに〇時間かかるな、というような感じです。

・自信が少しついた
自己管理がしやすくなると、自ずとアウトプットする量や活動実績が増え、少し自信に繋がりました。

・自分の強みと弱みに気づけた
これまでの活動の中で、社外の人と活動を多く共にし、自分が気付いていなかった強みと弱みに気づくことができました。

・意識して自己表現
一年活動し、諸先輩方を見てきて、「コンサルタントとして自己表現」は必須と肌で感じました。ここで言う自己表現とは、「外に向かって」「自分が何者で」「何ができるか」「何がしたいか」を発信し認知してもらうことです。

そして、自己表現をすることで、仕事の獲得にも繋がっていくと感じています。そのため、意識して自己表現の機会を増やすようにしました。

6.これからの活動方針

最近、少し余裕が出てきましたので、色々チャレンジしていきたいです。

・新しい研究会への参加
新しい研究会への参加を考えています。人脈も広がりますし、自身の勉強にもなるし、同じ目的がある方と交流できるので刺激にもなります。
改めて書いてみると、研究会に参加すると良い事しかないですね!

・マナビDXクエストへの参加
経産省が提供している学びの場「マナビDXクエスト」への参加を考えています。デジタル推進人材育成プログラムです。

ご興味がある方は、是非ご一緒に。

・新しい資格への挑戦
経済産業省推進資格である「ITコーディネーター」を取得してみようかと考えています。公的な仕事の獲得にも繋がるかも、と考えています。
 
・キャリアの幅を広げる選択肢
環境を変えたいと思っています。社内でのキャリアアップか転職か独立か、まだ決めかねていますが、今の職場のプロジェクトがひと段落したら、落ち着いて考えたいと思います。

・本を読む
読みたくて買った本がたまっています。思いつくだけでも5冊以上あります。知識欲を満たしていきたいです。

・自己表現を活発に
継続して自己表現を実践します。より活発に具体的にしていきます。

・自己メンテンナンスと反省
以前の記事で、戦略的に自己肯定感を高めるためのアクションプラをChatGPTに作ってもらいました。これを実行に移します!
〝落ち着いて、楽しむ時間〟のようなものを設けていきたいと思います。

早速、このアクションプランに則り、1年間を振り返り自己反省してみました。


こんな感じで。
2年目も引き続き頑張りたいと思います。


ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。
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