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いくら勉強ができても、捨てられた犬や猫を見て、なんとも感じない人はだめね。

この表題の言葉は、
世界的なピアニストのフジコヘミングさんの言葉です。

この言葉を見つけた瞬間、
「ああ、私はこの言葉に出逢いたかったんだ」と心から思いました。

これまでの人生、勉強、勉強、勉強でした。
自分のための勉強ではありません。
世間に評価にしてもらう為の勉強です。

親や先生に褒めてもらうため、有名大学に入るため、仕事で認められるため。哀しいほどにくだらない理由でした。

その結果、今までみんなから沢山褒めてもらいました。
「(僕らのいう通りに生きてくれて、)本当に良い子だね。」


その代わり、自分にとって本当に大事なものはどこかに置いてきてしまいました。


私は、小さい頃から優しい人間になりたかった。
自分への執着は全て捨てて、
困った人がいたら助けてあげる。
そんな人になれれば十分だったはずなのに。

人間として、それが一番大事なことだと分かっていたはずなのに。

捨てられている猫を見て、
「ああ、誰かが拾うだろう。」
と横目に見ている自分。

ホームレスの人を見て、
「あんな人にはなりたくない。」
と見下している自分。

あんたは、本当に何様なんだろうか。

小さい頃の純粋無垢で優しかった自分に
今の自分を見せたら、どんなことを思うんだろう。

恥ずかしくて見せられない。
絶望してしまうに違いない。


もう、過去は変えられない。
だからこそ、未来を変えるために、今を必死に生きるしかない。

正しいことを正しいと思い、
間違っていることを間違っていると思う。

私ならわかるはずです。

さあ、頑張れ!!!!!!


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