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死にたい、と家族に伝えた話。
ごきげんよう。さやです。
本日は「死にたい」と家族に伝えたときの話をします。
この4文字を伝えるのは、人生最大の勇気を振り絞ったと思っています。
極限まで追い詰められて、やっと発せたセリフでした。
家族の前では25年間、明るいおちゃらけキャラでしたが、同時にずっと希死念慮もありました。
しかし、私は、内面にこんなに鬱々とした泥沼みたいな感情があるとは、微塵も感じさせないプロでございました。
ずっとピエロみたいな感覚でしたね。
笑ってるように見えるけど、仮面の下は泣いている。
「家族に仮面の下を見せたら終わり」だと思っていました。
家族だけでなく、友人、恋人全員に対してピエロ状態だったので、そのギャップに悩み続けました。
しかし、つい最近ですが「助けを求めないと命が本当に尽きる!!!」と初めて本気で思った出来事がありました。
小さい頃から希死念慮を常に抱えていた自分ですが、結局は、生きたかったんでしょうね。
「伝えなくても、伝えても私は死ぬんだ!伝えたら何かが変わるかもしれない。だったら、この辛い思いを伝えてから私は死ぬかを決めよう。」
そう思い、どうにでもなれ!と、震えながら母に向けて、LINEの送信ボタンを押しました。
すぐ母から電話がかかってきましたが、恐怖で出られず。
その後、LINEが送られてきました。
超ド緊張しながら、そっとトーク画面を開きました。
母の返答を要約すると、こんな感じです。
「やだ~、なんでそんなに思い詰めてんの~(笑)
抱え込むんじゃないよ~~!!!」
、、、、、、なんか小さいことだと思われてる('ω')?
「え?こんなにさっぱり受け止めてくれるんだ。」
「伝えても、人生って終わらないんだ。」
と拍子抜けしました。
この返し方は、人によっては怒りに変わる可能性がありますが(笑)
私にとっては、すごい楽になる返答でした。なんであんなに思い詰めていたのか、意味が分からなくなるくらい。
母はこういう人です。
うつとは無縁の人で、「死にたい」という感情も理解ができない人です。
でも、だからこそ、こういう返答で救われた気がします。
伝えるって大事です。
助けを求めるって大事です。
「死にたいのは、本来の自分を抑圧して生きてきたから。辛いなら辛いと伝えることが大事。それが本来の自分を解放することに繋がる。結果、生きる希望が湧いてくる。」という本を読んだことがありますが、今更ながらとても納得しました。
私の経験が、誰かの参考になればなと思います。
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