極論【7】
自分らしく生きるとは
一体どういった状態を指すのか
おそらくそれを体現出来ている人は
自分の中心がよく分かっているのだろう
それが分からなくなった私は
常に笑顔になった
出来るだけ会話を避け
気配を消す様にして働く
何も考えず
ヘラヘラと
ただ時間が過ぎるのを待つ
聞かれた事には最低限で答え
的も得ぬ様な指示を出す
いつのまにか私は
私がかつて毛嫌いしていた
サボる人
実力も無いのに間違った指示をする人
そのものになっていた
そうやって
やる気だけが取り柄の無能が
根性で培って来た物を
自分の手で捨てたのだ
大事にしていた価値観すら
もうどうでも良い
そうなれば
もう落ちて行くだけだ
そして迎えた評価の時
上司にこう告げられた
上司『お前は忍耐力が足りない』
私 『はぁ…』
深いため息と共に色々なものが流れ出た気がした
2年もの間先輩からの陰口を耐え
何も言わずにいたのだ
十分に忍耐力を発揮したつもりなのだが
先輩の肩しか持たない上司と理解していたが
個人の評価までこうなのだから
さすがしんどい
もはやここに私の居場所は無いと感じた
家に帰り妻に
評価が悪かったと伝えると
妻『お疲れ様』と一言の後、間を開けて
妻『辛いなら会社辞めてもいいんだよ』
『私も頑張るから』
優しい妻の言葉に気力を振り絞ると私は
私『来年は頑張るよ!』と
明るく伝え
明日に備えて早く寝床に入った
いつもの様に苦しみながらまどろみ
そして朝を迎えると
私『あれ、足に力が入らない』
私はついにその日を迎えたのだった
ここからは私が経験した極一部の詳細を、私の記録の為に綴ろうと思いますがお粗末な内容の為
有料として表示させない様にします
決して人様にお金を払って見てもらうほど濃い内容ではありません
いつか笑い話として紹介出来る様になったら
また記事したいと思います
ここから先は
¥ 300
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?