245、願い

日曜の昼下がり。みなさんは、なにやってますか？仕事やってるかも知れませんね。主婦のかたは、晩ご飯にとりかかっているころでしょう。

今日も、ぼくなりに充実した一日でした。

姉と、施設にいる父へ面会しに行って、車イスで散歩に出かけ。今日は、日差しが強く、日陰を歩くようにしてました。

これから、どんどん暑くなってくんだなあ。看護師は、夏は熱中症になるからと、散歩をとめるだろうなあ、と心配していました。

去年から、今年にかけての冬は、暖冬でしたね！冬は、看護師に散歩をとめられず、毎日、父を外へつれ回していました！

おかげで、父にもだんだん、笑顔が増えてきました。

ほんとうに、コロナ騒動直後までは、面会すら許されず、父は生きるよろこびを、失ってたんです。もう、だめかな？父も。と思われたのですが、だんだん、希望が見え隠れしてきました。

春は、とにかく、気候も素晴らしくって、姉と父とぼくの三人で、のどかな散歩を楽しんでいたのですが、さすがに今日は、暑かったです。散歩中も、父の熱中症が心配になり、とにかく、日陰を歩くように、心がけていました。

ようやく、五時になり、父とも今日の日は、さよなら。面会時間終了です。

ぼくは、家に帰ってきて、また、近くの公園にやってきました。

これからのぼくの将来の行く末を憂い、父の健康を願い、夜は、姉ともう一度、落ち合い、買い物に行ってきます。

まあ、ぼくも、早く安定した生活を手に入れないと、今度は、亡くなった母に申し訳が立ちません。

いつまでも、見守っててね。父さん。母さん。