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みんな知ってる!?ポータブル電源の特徴と主な利用シーン

みなさんはポータブル電源というものをご存じでしょうか?

・新型コロナウイルスでの自粛
・キャンプやアウトドアなどのブームの到来
・最近増えている様々な災害(大雨・強風・地震)での対策
・停電時のスマホやタブレット・ノートパソコンの充電

などで、いまポータブル電源が注目されています。

私自身も災害時やキャンプなどで利用できるようポータブル電源を購入しました。

当記事では

・そもそもポータブル電源とは何か?
・ポータブル電源はどんなことに利用できるのか?
・ポータブル電源を購入する際の注意点は?

がわかるように説明しております。

ぜひ、ポータブル電源の購入を検討している方は最後まで見てください。

なんちゃってラインマン

というブログを運営しております。
そちらでは、当記事の内容を画像や図などを利用してより詳しく説明しております。
もしよろしければブログの方もよろしくお願いいたします。



ポータブル電源とは?

ポータブル電源は、バッテリーを内蔵し、電源コンセントの利用が難しい場所でも家電製品などに電力供給するための携帯用蓄電池のことです。

これらのデバイスの多くにはリチウムイオンバッテリーが組み込まれており、充放電サイクルにも耐え、長寿命であるという特徴があります。

ポータブル電源にはUSBポート以外にも、家庭用コンセントと同じAC出力、DC出力シガーソケットなどの出力ポートが備わっており、一部のモデルでは複数の電子機器を同時に充電できます。

最近、ポータブル電源はますます需要が拡大しており、大容量でありながらコンパクトなサイズの製品も市場に多数登場しています。

ポータブル電源は電力を自在に利用できるため、キャンプや車中泊などのアウトドア活動に便利です。さらに、近年では災害などで停電した時の備えとしても注目されており、一つあると便利なアイテムとして位置づけられています。

モバイルバッテリーとの違い

・家庭用コンセント(100v)と同じ電源が取れる!
・電力の圧倒的大容量!
・BMS(バッテリーマネジメントシステム)機能で安心設計!

ポータブル電源とモバイルバッテリーとの大きな違いは、AC電源(100v)コンセントが使用できる点です。

これにより、ドライヤーや電子レンジなどの高出力家電も動作可能で、モバイルバッテリーよりも大容量の電力蓄積が可能です。

大容量に伴い、安全性の確保が重要視され、一部のポータブル電源は独自のBMS(バッテリーマネジメントシステム)機能を備え、バッテリー内の電圧調整や保護を自動的に実行するので安心して使用できます。

発電機との違い

・発電には燃料(ガソリン)が必要になる(取り扱いには注意が必要!)
・燃料がある限り使用できるため、充電切れの心配がない。
・騒音が発生するためキャンプ場や住宅街での使用が難しい。
・排気ガスが発生するため、十分な換気または屋外での使用が絶対条件となる。
・マフラー付近は高温になるため火傷等の注意が必要。

発電機は、電力を供給できる装置で、通常はガソリンエンジンを使用して発電します。多くの人が、夜店や屋台の近くで作動中の小型発電機を見たことがあるでしょう。

これらの発電機は、電力が利用できない屋外で家庭用の電源を提供できるため、縁日や野外イベントなどでよく使用されます。また、ポータブル電源と異なり、バッテリーの消耗の心配がありません。

しかし、発電機は発電にガソリンが必要であり、燃料がなくなると発電できなくなります。充電式ポータブル電源のように、コンセントやソーラーパネルからの充電はできないため、電力を手軽に利用できない側面もあります。

しかも、発電機はかなりの騒音がします。発電機のサイズや使用によりますが約60~90dbほどの騒音がします。

これは、電車の中や道路の側にいるときと同じくらいの騒音です。発電機の近くでは大きな声でしか会話ができないくらいです。これでは、住宅街やキャンプ場では使用できませんね

また、ガソリンは取扱いに危険な燃料であり、誤った取り扱いは重大な事故を引き起こす可能性があるため、発電機の使用は慎重に行わなければなりません。

過去には発電機の使用上の注意を怠り、大事故につながったケースがあります。

2013年福知山花火大会露店爆発事故(ウィキペディア(Wikipedia)参照)
家庭用自家発電機の屋内使用による一酸化炭素中毒事故(内閣府 防災の情報HP 参照)

さらに、発電機はエンジンを使用するため、排気ガスが発生するので必ず換気が必要です。
一方、ポータブル電源は静かで排気もないため、使用場所に制約が少ないのが利点です。

ポータブル電源の利用シーン

ポータブル電源は、家庭用電源(100v)が使え大容量バッテリー・騒音や排気ガスが発生しないので安全安心で、場所や用途を選ばず使用できることが分かったかと思います。

これらのことをふまえ、ポータブル電源の主な利用シーンを紹介いたします。

この後に説明するポータブル電源を選ぶ基準となるので、

「ポータブル電源を何に利用したいのか?」をよく考えご自身にあった利用目的を決めましょう。

アウトドアでの利用

キャンプ場での夜更かしに最適!

キャンプでのお泊りでは、LEDランプを灯してトランプやボードゲーム・プロジェクターを使用して映画鑑賞するなんてこともいいのではないでしょうか。

そんな時でもポータブル電源があればランプなどのバッテリー切れを気にすることなく使用することが出来ます。

就寝するときには、電気毛布などの暖房にも使用できるので寒くなってきても大丈夫ですよ!

調理機器やポータブル冷蔵庫にも!

あえてキャンプ場で作るパンってなかなか風情がないですか!

ポータブル電源があればホームベーカリーも使用可能です!朝起きて直ぐにホカホカのパンが食べれるなんて最高の体験ができますよ。朝から火を焚く必要はありません!

また、ポータブル冷蔵庫も長時間使用できるので食材を大量に持ってきていても大丈夫です。
冷凍対応のポータブル冷蔵庫ならアイスも食べられますね。


夏のキャンプに必須の扇風機も長時間使用可能に!

毎年のように猛暑の夏のキャンプには扇風機は必需品となりました。

もし扇風機のバッテリーが切れたり使えなかったら、楽しいはずのキャンプも楽しめなくなります。

ですが、ポータブル電源があればバッテリー切れを気にすることなく使用できます。テントの中で扇風機を使用すれば涼しく快適となるでしょう。

子供と遊ぼう!ゲームにラジコン・ドローン操作

毎日仕事で忙しい親御さんは、普段子供となかなか遊ぶ時間がないのではないでしょうか?

せっかくの休日だからキャンプもしたいけど、ゲームも楽しみたいと思っているなら両方やればいいじゃない!

そんなときも、ポータブル電源があればバッテリー切れを気にすることはありません!
ほかにもラジコンやドローンで遊ぶ時もポータブル電源があれば何度も充電して遊ぶことが出来ます。

家の庭や公園とは違い、周りを気にすることなく広大なフィールドでラジコンやドローンを操作できるので絶対楽しいですよ!

非常用電源としての利用


非常用電源としての利用がポータブル電源の購入を検討する目的として一番かもしれません。

私自身も3.11の東日本大震災を経験しているので、電気が使えないという不便さは実感としてあります。

地震に限らず、最近は大雨による水害が全国で多くなっていると感じています。
「○○で記録的な豪雨が発生しました。」というニュースをよく見かけるようになりました。

こうした災害時は数日もの間停電が復旧せず、不便な生活を余儀なくされるのでポータブル電源の購入を検討される方が多いと思います。

ソーラーパネルも同時に用意しておけば、晴れた日は充電できるので災害が長期にわたっても安心でしょう。


災害時への備え

ポータブル電源が最も役立つのは、主に災害等での停電の時です。

やはり、災害時で一番使用するものとしてはスマホやラジオなどでしょう。

・今まわりはどんな状況なのか?
・家族は無事なのか?
・この災害はいつまで続くのか?
・避難場所はどこなのか?

など、スマホやラジオが使えると災害時に必要な情報や連絡を取ることが出来ます。

モバイルバッテリーでもスマホは充電できますが、停電が長引いた場合は容量が足りなくなると予想されます。

自宅や避難場所での電源の確保

災害時には、電力供給が途絶えると大変なのが食事でしょう。

こうした状況でもポータブル電源が役立ちます。ポータブル電源を備えていれば、お湯を沸かしたり電子レンジを使用したりして食材を調理することが出来ます。

災害時に備蓄しておくべき食品として、電子レンジで調理できるレトルト商品があります。これらの食品を備えていれば、ポータブル電源を使って電子レンジを使って、食事を温めることが可能です。

また、電気ケトルを使用すればお湯を沸かし、温かい飲み物を楽しむだけでなく、赤ちゃんのミルクを作ることもできます。

電気とガスが停止していても、ポータブル電源があればできることが大幅に増えるので、非常時に役に立つはずです。


熱中症や低体温症の防止に

暑い時期や寒い時期の災害で、体温の調節ができなくなると過ごしづらいだけでなく、熱中症や低体温症になる危険があります。

しかし、ポータブル電源があれば扇風機を使用して涼しんだり、電気毛布を使用して体を温めたりすることが出来ます。

家族に小さな子供や高齢の親がいる家庭は、ぜひ購入を検討してみてください。

電気代の節約やコンセントがない場所での利用

電気代の節約に!

オール電化でお住まいの方は「オール電化向けの電気料金プラン」に加入しているのではないでしょうか?

多くの「オール電化向けの電気料金プラン」は深夜時間帯の電気料金が安い料金単価になっていると思います。

ポータブル電源があれば電気料金の安い深夜に充電し、電気料金の高い日中に家電等を使用することで電気代の節約につながります。

また、後ほど紹介しますがポータブル電源はソーラーパネルでの充電も可能です。この機能を利用すれば、日中にソーラーパネルで充電し家電等を使用することで電気代を節約することが出来ます。

コンセントがない場所での利用

ご自宅の中で
「ここでこの家電を使いたいんだけどコンセントがないんだよな~」
とお悩みの方はいないでしょうか?

そんなときもポータブル電源があれば解決することが出来ます。

こちらも後ほど紹介しますが、ポータブル電源にはご自宅と同じコンセントが付いています!
なので、コンセントない場所でもポータブル電源があれば家電を使用することが出来ます。

他にも、スマホやタブレットを充電できるUSBやPDが付いていますので非常に便利です。

もう、遠くのコンセントからなが~い延長コードを伸ばしてこなくても大丈夫です(笑)

いかがだったでしょうか?
次回はポータブル電源の機能についての説明をしたいと思います。
その際はぜひ見に来てください。

なんちゃってラインマン

というブログを運営しております。
そちらでは、当記事の内容を画像や図などを利用してより詳しく説明しております。
もしよろしければブログの方もよろしくお願いいたします。

では、へばな~(@^^)/~~~

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