モラハラになってしまう原因は？加害者のルーツを紐解きます。【完全解説】
どうも、古谷です。
今回は、
・モラハラ化してしまう原因と
そのルーツについて
を解説していこうと思います。
モラハラ加害者は、
・被害者意識がとても強く
・自分のことを棚に上げて説教してきたり
・わざと人をイラつかせる言葉選びをしてきたり
・明らかに不快感を感じる言葉を投げかけてきたり
なぜそこまで陰湿な嫌がらせをしてくるのか…？
と不思議に
思われたことはありませんか？
モラハラ加害者の攻撃欲には
”底なしのエネルギー”があり、
留まるところを知りません。
なぜ、そんな人間になってしまったのか？
モラハラ人間が誕生する経緯は？
について、
この記事では
詳しく解説をしていきたいと思います。
モラハラ人間は、
「お前が悪い」と思わせるための
”罪悪感の植え付け”が非常に巧みです。
なのでもしかすると…
「私のせいで旦那はモラハラなのかも…？」
と心配されている方も
いらっしゃるかもしれません。
ですが、
この記事を読めば
そんな懸念も吹き飛ぶでしょう。
モラハラ加害者は
マインドコントロールが得意だからこそ、
「知識」を身に着けて
立ち向かう必要があります。
ぜひ、
現在モラハラの被害に
合われている方は
”答え合わせ”をする感覚で
読み進めてみてください◎
それでは、本編に入ります。
◆旦那がモラハラを始める瞬間
モラハラ人間の場合、
モラハラが顕在化するのは
「結婚した直後」であることが
一番多いです。
実際に、
・結婚する前とは別人になった、、、
・別人のように豹変した、、、
と感じられている方は
非常に多いはずです。
(でないと、付き合ったり
結婚したりはしないですよね^^;)
しかもその変わり方の
「振り幅」も異常で、
◎優しい完璧な彼氏
↓
◎極悪なモラハラ旦那
となることがほとんど
なんですよね。
結婚以外でも、
・付き合ったタイミング
・同居を開始したタイミング
などなど、
「相手が逃げれないな」
「自分の檻の中に閉じ込めたな」
と思った瞬間に、
モラハラ加害者は
その隠していた攻撃性を
突如発揮してくるのが特徴です。
◆「妻が旦那をモラ化させた」は本当か？
・結婚してから旦那がモラ化した
と言われると、
一見「奥さん」にも
原因があるように
思えるかもしれません。
ですが、
これは「一見そう見える」だけで
「根本原因」というのが
別にちゃんとあるんですよね。
それが以下に
記載しているものになります ↓
犯罪心理学において、
モラハラやＤＶは
”ある一定のサイクル”を
繰り返すと言われているのです。
それを図でも表してみました👇
いかがでしょうか？
簡単に言うと、
一時的に優しくなる
【ハネムーン期】
↓
イライラし始める
【緊張蓄積期】
↓
爆発して攻撃してくる
【爆発期】
という３つのフェーズを
繰り返していく感じです。
これにより、
特に「ハネムーン期」を挟むことで
被害者は騙されてしまって、
中々逃げられなくなってしまう
もしくはそのまま結婚までいってしまう
見捨てようと思っても見捨てられなくなる
という負の循環ループに
なってしまうんですね。
モラハラ人間は「自分を偽り(演技し)」、
「他人を欺く」のが上手いです。
いわば”洗脳”の一種ですね。
そしてターゲットを確保しきって、
執拗に攻撃を繰り返していくのです。
つまりは、
・結婚してモラハラになった
というよりかは
・隠していたモラハラ気質が
結婚を機に隠さなくてよくなった
というだけに過ぎません。
なのでターゲットにされた奥さんは、
・旦那をモラハラにした被疑者
というよりかは
・旦那のモラハラサイクルに欺かれた被害者
でしかないのです。
こんなの、
ほぼ”巻き込み事故”です。(笑)
モラハラの気質・ポテンシャル自体は、
結婚するよりも”はるか前”から
モラ夫には備わっています。
そしてそのルーツは、
人格形成をしていく
「養育期」の頃にまでさかのぼるのです…。
◆モラハラ気質は○○によって形成される
モラハラ加害者のほとんどは、
「幼少期の家庭環境」において
何らかの問題を抱えている
パターンが非常に多いです。
・親のDV、モラハラを目撃していた
・親からDV、モラハラを受けていた
・親が過保護、過干渉だった
・親から何らかの裏切りにあった、捨てられた
などなど、
状況は様々なものが考えられます。
この全てに共通して言えるのは、
＝＝＝＝＝＝
親から”無条件の愛情”を注がれなかった
＝＝＝＝＝＝
という点なのです。
子供というのは、
親からの無償の愛を受け取ることで
「自分はこの世界に存在していい！」
「自分には価値があるんだ！」
という”自己”を形成します。
ですが、
親からの正常な愛が
受け取れなかった子供は
・自分には価値がない
・ありのままの自分ではダメだ
と「等身大の自分」を
否定するようになってしまうのです。
だから自分を偽るようになり、
親から注がれなかった愛情を
自分の尊大な
プライド(自己愛)で補うようになります。
無理やりにでも
うぬぼれていないと、
彼らは”自己”を保てないんですよね。
「親からの無償の愛」という
人生における”土台”を
獲得し損ねた結果、
それを「肥大化した自己愛」でしか
補えなくなったのが
モラハラ加害者の正体なのです。
◆なぜ、他人に当たり散らかしてしまうのか？
先述もした通り、
モラハラ加害者には
「正常な自己愛」というのが
ありません。
・ありのままを愛してもらったり、
・良い所も悪い所も肯定してもらえたり、
・欠点を受け入れてもらえた経験がないのです。
だからこそ、
「無償の愛や
無償の親切など存在しない！」
と社会や他人に対して
”あきらめ”を持つようになります。
結果、
✅損得勘定
✅上下関係
✅敵対・競争関係
といった
”杓子定規”的なフィルターでしか
家族のことでさえも
見れなくなってしまうんですね。
簡単に言うと、
周りは全員「敵」だ！
という認知の仕方をして
しまっているのです。
そのため対人関係になると、
・自分が「上」になるよう高圧的な態度を取る
・相手を「下」にするように見下した発言を繰り返す
という習性を取るようになります。
誰に揺るがされるでもない、
”自分軸的な自信”が
欠如していることから
常に「他人をエサにしていないと」
自尊心を保つことができない。
だから攻撃して、
ひたすら相手を下げる。
これがモラハラ加害者の
攻撃欲の源泉なのです。
◆なぜ、被害者意識が強いのか？
モラハラ加害者は、
「異常なまでに被害者意識が強い」
という特徴があります。
これは一体なぜなのか…？
それは、一言で言うと
＝＝＝＝＝＝
プライドが非常にもろいから
＝＝＝＝＝＝
です。
モラハラ人間は
人格形成期において、
「親からの無償の愛」を
受け取り損ねました。
その結果、
・何にも影響されない、”芯の強い”自信
というのを持っておらず
・上下関係や社会的立場、他者評価などの
「目に見える証明」をエサにした”ブレブレ”な自信
しかないんですよね。
吹けば飛んでしまうような
自信だからこそ、
目を血走らせて
必死で守ろうとする。
傷つくことに過敏になってしまう。
他人に対して疑り深くなってしまう。
これが、
モラハラ加害者が
「被害者意識が強い」根本の原因です。
自信があるように見えて、
実はものすごく傷つきやすい。
これが彼らの正体なんですね。
◆まとめ
最後に、要点をまとめます↓
✅モラ夫は、結婚した瞬間にモラハラを開始する
✅モラハラ被害は「巻き込み事故」にあったのと同じ
✅モラハラ気質は幼少期の家庭環境で身に付く
✅モラハラ加害者は、親からの「無償の愛」を獲得し損ねた
✅その愛情を、「肥大化した自己愛」で補うようになった
✅モラは自信があるように振舞うが、実はブレブレの自信しかない
✅モラは自分で自分を満たせず、他人を「下」に見て自尊心を補給しようとする
✅プライドが傷つくことに敏感で、被害者意識が異常に強い
いかがだったでしょうか。
モラハラ加害者のねじ曲がった
人格というのは、
幼少期の家庭環境によって
形成されてしまったものなのです。
それほど、子供の時期というのは
デリケートであり
人格や性格を形成する上での
大切な期間であるとも言えます。
悲しきかな、、、
上記の理由から
モラハラが親から子へ
伝染してしまうことも
決して少なくはありません。
直接子供にモラハラをしている場合は
もちろんのこと、
「モラ夫があなたにモラハラをしているのを
子供が目撃している」
という状態も
非常に良くない影響を与えてしまいます。
幼少期における
人格形成というのは、
ある意味”一発勝負”でもあります。
モラハラを子供に伝染させない、
そのためにも、
ぜひ正しい知識を
身に着けていきましょう。
それでは、また！
～～～～～～～～～～～～～
モラハラ被害から脱し、自分らしく生きたい方へ。
✅モラ夫への恐怖がなくなる
✅自分のことが好きになれる
✅ブレない自分軸が分かる
✅夫に振り回されなくなる
✅離婚に向けた気力・行動力が湧いてくる
そのための「モラハラ夫を”捨てる”技術 ～心理的決別編～」を作りましたので、ぜひタップしてご覧になってみてください👇
追伸：
この記事が参考になった！
という場合にはnoteの
スキ(ハートマーク)を押して頂けると嬉しいです。
また、記事の感想など
引用RTやDMにて遠慮なくお送りください◎
他にも「こういう記事を書いて欲しい！」
などの要望がありましたら、
ぜひ教えて頂ければと思います！
私のXアカウントはこちら👇
https://twitter.com/morajyoubutsu
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？