～実録②～　モラハラ夫と離婚した体験談

どうも、古谷です。


本記事では、


・実際にモラハラ夫と離婚した方の体験談


をインタビュー形式で
お届けしていきます。



今回は、その【第ニ弾】になりますね。

◆モラハラ夫と離婚するとどうなるのか？

②３８歳でモラハラ夫と離婚し、子供の教育方針への不安がなくなった「Kさん」

ーまずは、結婚当時のことから教えてください。



前夫は、誰もが知る有名企業の
サラリーマンでした。

さほど給料が高いわけ
では無かったですが、

企業のネームバリューなどもあって

「いい旦那さんだね」
「一生安泰だね」

みたいに友人や両親からは
祝われていましたね。

結婚したのは私が２８歳、
前夫が３０歳のタイミングでした。

夫の仕事も順調で、

忙しい中でも
合間をぬってデートを
してくれたりしていましたよ。

前夫が残業で
会う予定がなくなった時には、

その週の週末にサプライズで
レンタカーで旅行に連れて行ってくれたり。


「大切にしてくれてるんだな」

というのを
毎日のように感じていました。






ーその後、モラハラが始まったキッカケのようなものがあったんですか？



私達は、

いわゆる「授かり婚」でした。

赤ちゃんができた時には
２人で喜びましたし、

「子供と一緒に
幸せに暮らしていこうね」と、

前夫からのプロポーズで結婚。


妊娠５か月くらいだったと思います。


ここまでは順調だったのですが、

結婚した途端に
夫の態度が急変していったんですよね。


それまでは、

私が妊娠しているのを気遣って
家事などもしてくれていたのですが、

パタリとしなくなり、、、。


貧血で立っているのがキツくて、
ソファーで横になったりしていると

「またゴロゴロしてんの？」

と怒り気味に言ってきたり。


当時は、夫も出産に向けて
不安なのかなぁと思い、

言い争うことなどもありましたが
「俺もごめんね」と謝ってもらってました。


酷い発言をされることもありましたが、

謝ってはくれるし、

これが”普通の夫婦”なのかなと
最初は思っていましたよ。








ー「普通の状態じゃないな」と気づいたのはいつ頃だったのですか？



今じゃよく耐えたなと思いますが、

そのモラハラ生活が
５～６年続いたくらいでしたね。


子供が生まれてからも、
前夫は仕事を理由に家事・育児をしてくれず。

「昇給していってる俺が
なんで家事しないといけないの？」

といった感じでした。

前夫は、仕事に関しては
順調にステップアップしていたみたいです。

ですが、
その会社での地位が上がるのと
比例するように

モラハラもエスカレートしてきました。


「誰のお金で暮らしてるんだ」

「お前は家でラクばっかりだな」

と毎日のように
言われていましたね。


私の仕事復帰について
話す時にも、

「お前なんかが
社会で通用する訳ないだろ」と、

酷い言葉を
浴びせられましたよ。

家の中では、
いつ夫の怒りスイッチが
入るか分からないし、

もうとにかく恐怖で
息苦しかったのを覚えています。


平日は夫の帰宅が怖くて、

１時間ほど前から落ち着かずに
いつもソワソワしていました。


子供もちょうど小学校に
入学したくらいでしたが、

夫は週に３、４回は
飲み会で遅帰りをしていました。


「もっと子供に関心をもって欲しい」
と伝えても、

「俺は休むことも許されないのか！」

と逆上して聞く耳を持たずで…。


という割には、

子供が習い事をしたいと言っても
「お金がかかるからダメだ！」と
制限もされていましたし。


「子供は大丈夫かな…」
と将来に不安を抱えるようになりました。


ある時には、

日中の夫がいないときに
涙がぽろぽろ出てきて…。


子供から「ママつらいの？」と
言われてしまって。


まだ小学生の子供に
心配を掛けてしまった…

ってすごく申し訳ない
気持ちになったんです。


そこから「離婚」を
視野に入れ始めて、

ネットなどで色々と
調べ始めました。

するとうちだけだと思っていたのが、
同じようなご家庭も
沢山あるのだと気づき。


そこで『モラハラ』という
言葉を知ることになりましたね。







ーそこから、離婚までにはどんな動き方をされたんですか？



離婚と言うと、
それこそ不倫とかDVとか。

そういうのが原因に
なるモノだと思っていたので、

「モラハラでも離婚できるんだな」

ということを知れたのは
１つ心が軽くなりましたね。


そこから別居に向けての
準備なども進めていったのですが、


いざ別居当日は
罪悪感と言いますか…

「自分のやっていることは
正しいのだろうか？」

と不安になって、

友達に泣きながら
電話したのを覚えています。


でも「あなたは正しいよ」と、

周りからも
励ましてもらって、

何とか乗り越えることが
できました。


別居して２日間くらいは
モラ夫のいない違和感…？

というか虚無感…？
のようなものがありましたが、

そこからは
一気に気がラクになって。


あのドアをバタン！！
と閉められる音もしないし、

「はぁ～～～」
というため息も聞かなくて済む。


別居して改めて、

いかに自分が異常な環境にいたのかを
再確認しましたね。


子供も子供で
色々と感じとっていたのか、

そんなに戸惑うことなく
着いてきてくれましたよ。


モラ夫からは
「一度会って話そうよ」
という連絡が何度もきましたが、

話が通じない事は
知っていたのですべて断りました。


すると逆切れしたのか、

「妻からモラハラを受けていた」
「日常的に追い詰められていた」
「家事も育児も自分がやっていた」

みたいに、
めちゃくちゃな
嘘をあちこちで付きまくってましたよ。


当然、全部無視されてましたけどね。(笑)




「離婚できない」と思っている内は
逃げ道がなくてキツかったですが、


「離婚してもいい」と分かってからは、

夫からの暴言なども

「ああ、またなんか言ってるわ」
「勝手にしとけよ」

みたいに思えるようになって。（笑）


楽しいとまではいかないですが、

自分の未来に希望が持てるような
感覚になり始めていましたね。








ー素晴らしいですね。モラ夫と離婚してからは生活にどのような変化がありましたか？



まずはなんと言っても、

「どうやったら夫を怒らせずに済むか？」

ということを
考えなくて済むのがラクですね。

離婚前は、
１日中そればかりを考えていました。


今では、
家事がひと段落したら
自分の好きなことができますし、

少しキツくて横になっていても
ねちねち言われることもありません。


前夫は、飲み会三昧で
お金の浪費とかも激しかったのですが、

それに関する
イライラも無くなりました。


今は自分のお金で、
好きな時に、好きなように使ってます。


子供が学校のテストで
いい点数を取った時には、

ちょっと豪勢に
お寿司を頼んでみたり。

もしその場に
前夫がいたら、

「そんなことにお金を使うな！」
(自分は使うクセにね…)


とか言われてたんでしょうね^^;


ぐちぐち、文句も難癖も
言ってくる相手はいないですし、

とにかく毎日が気楽です。


毎朝、夫のご飯をつくるために
プレッシャーから早起きしなくていいのも
本当にラクですね…。


ラクになったことを挙げていったら、
キリがないかもしれません（笑）


自分の趣味や楽しみという
意味でも、

今は家に子供しかいないので、

気兼ねなく友達を
呼んだりできます。


お茶をしながら
何気ない会話をしたり、

地元の美味しいお店を
見つけたから、今度行こうよ！

みたいな約束をしたり。


子供も、

色んな人と話せるのは楽しい！
と思ってくれているみたいで。


社交性を身に着ける上でも
いいことなのかなって思ってます。



週末の予定なんかも、

夫ベースで考えなくていいので
自由に楽しめていますね。


これまでは、
毎日が苦しい時間の繰り返しで、

楽しみなんてありませんでした。


平日は夫が帰って来るのにビクビクして、

休日は夫が家にいるので
ずっと地獄状態。


「サザエさん症候群」なんて言いますけど、
私にとっては「早く平日きてくれー」でしたよ。(笑)


今では、

平日で仕事をしっかり終わらせて
週末は子供と出かけたり。

少しでも子供の感性が広がればなぁと、
色んな場所に出向くようにしてますね。


前夫は、子供のことに関しても

「そんなものは必要ない」
「こうするべきだ」

みたいなマイルールの強要を
していたので、

そこから解放もされて、

教育方針や遊びのことでも
子供の意思を尊重できるようになりました。


これは非常に大きい変化でしたね。









ー最後に、モラハラに苦しんでいる方にお伝えしたいことはありますか？



私は、５～６年ほど
モラハラに苦しみましたが、

もっと短い期間、
もしくは長い期間のあいだ
モラハラに耐えている方など、

様々だと思うんです。


これは古谷さんにも
言われたことなのですが、


「離婚したって人生は終わらない」


そう思うようになった時、

「なんでこんなやつに
人生を委ねていたんだろう？」

みたいに
少し心が軽くなったんですよね。


仕事とか、
将来のことへの
モチベーションも感じていました。


実際に夫と離婚してからは、
本当に毎日目覚めるのが楽しいです。


子育てもお金のことも
楽ではないですが、

「自分の人生を生きてる！」
っていう感覚があります。


特に私の場合は、

「子供の意思を尊重してあげたい！」
という想いが強かったので、

そのために行動したのが
大きかったです。

たぶん離婚しなかったら、

子供の才能とかやる気とかの
芽を摘んじゃってたと思うんですよね。


今は独り身になったので、

「私が子供を支えてあげないと」と
いい意味での覚悟も決まりました。


それも仕事を頑張る
モチベーションになってますし、

何よりも
「この夫と一緒にいて大丈夫だろうか…」
と不安になる時間が無くなって、

「ぜんぶ自分次第だ！」と
思えているので、

変なストレスがありません。


あと実際に
離婚してみて思ったのは、

意外になんとかなるなってことかな。


お金の事とか、
もちろん心配はあったけど、

私の場合は
モラ夫といる方が
確実に心身が削られていました。


今思うと、

もっと早く離婚しようと思えば
できたんじゃないかなって。

そういう後悔もあります。




もっと自分の人生を生きていいんだよ、

あんなやつ気にしなくていいよ、

自分は価値ある人間で、
誰にもそれは崩せないよ


そうやって心に”許可”を
出してあげる感覚かな。



それが一番
よかったように感じます。



皆さん不安もあるかと思いますが、

どうかこれを見てくださっている方々が
幸せで自分らしい人生を歩んでいけますように◎






ーそれではKさん、ありがとうございました！

ありがとうございました！

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モラハラ被害から脱し、自分らしく生きたい方へ。


✅モラ夫への恐怖がなくなる
✅自分のことが好きになれる
✅ブレない自分軸が分かる
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