介護食レシピ「くずし豆腐の温玉丼」

鶏がらスープの中で豆腐を崩しながら煮て、塩だけで味つけし最後にごま油で香り付けしたシンプルな中華風の丼です。今回は市販の温泉卵を使っていますが、生卵を豆腐の中に落として半熟に仕上げてもいいですし、溶き卵でとじてもいいかと思います。簡単ですし10分もかからずに出来てしまいます。

味つけは塩だけにしていますが、鶏がらスープの素に塩分がかなり含まれていますので、塩は加減しながら入れすぎないようにして下さい。鶏がらスープの素が無ければ別の中華風の旨味調味料でもいいと思います。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

調理時間目安：10分

材料：1人前

• 豆腐…150g（半丁）

• 温泉卵（市販品）…1個

• 刻みネギ…適量

煮汁

• 水…100cc

• 鶏がらスープの素…小さじ1

• 塩…小さじ1/4〜1/3

• ごま油…小さじ1

• 片栗粉…小さじ1

作り方

1. 鍋に分量の水と鶏がらスープの素を入れ火に掛けます。

2. 続いて塩を入れますが、鶏がらスープの素ですでに味が付いていると思いますので、最初は小さじ1/4ほどの塩を入れて最後にもう一度味見して塩を決めます。最初の塩を入れたら豆腐を入れて崩しながら煮ていきます。

3. 豆腐にしっかり熱が入ったら、もう一度味を見て塩が足らないようならここで足します。味が決まったら水溶き片栗粉でトロミをつけ、火を止めてからごま油を回しかけたら餡の完成です。

4. 器によそったご飯に3の豆腐餡をかけ、真ん中に温泉卵を落としたら、お好みで刻みネギを散らして完成です。

お年寄りが食べやすい料理の条件は「しっとりと柔らかく喉越しの良い料理」なのですが、こうした丼物はその条件に当てはまります。普段お粥を食べている方なら、そのままお粥の上にかけてしまっても違和感なく食べて頂けると思います。

◎アゼリアカルチャーカレッジ
「ユニバーサルレシピ」調理実習付き講座（池田市立カルチャープラザ内）
お申し込み随時受付中。
https://culture.jeugia.co.jp/lesson_detail_22-52418.html