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介護食レシピ「オクラとトマトのお浸し」

めんつゆを使った簡単なお浸しのご紹介です。作りたてよりも一度冷蔵庫で寝かせて冷やした方が味も染みて美味しくなります。お年寄りも一緒に食べるユニバーサルレシピとして作る場合は、オクラのゆで加減を長めにしたり、切り方をスプーンに乗る位に小さく切るなどして工夫しましょう。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

調理時間目安15分

材料:2〜3人前

  • オクラ…8本

  • トマト…1個

  • めんつゆ(2倍)…100cc

  • 水…200cc

作り方

  1. 野菜を準備する前に先につけ込む出汁を準備しておきます。蓋付きの容器に分量の水とめんつゆを合わせるだけです。

  2. オクラは洗ってヘタを少し落としたらガクの部分をぐるりと包丁で剥きとります。

  3. トマトは湯むきしますので切れ込みを入れて準備をします。まずヘタを除いたら、ヘタと反対の部分に十文字に包丁で切れ目を入れます。お湯に入れるとこの切れ込みの部分から皮が剥けてきます。

  4. お湯を沸かしてオクラのボイルととトマトの湯むきをします。同じお湯でやってしまってかまいません。トマトはお湯に入れると程なくして切れ込み部分から皮が剥けてきますので、そうなったら素早く冷水に取り冷ましたら皮を剥きます。

  5. オクラは歯ごたえを残して仕上げるなら30秒前後茹でれば大丈夫ですが、硬さはお好みで調整して下さい。

  6. トマトは食べやすい大きさに切って用意した出汁に入れます。オクラもお湯を切ったら水には取らずに触れる程度まで冷めたら一口大に切り、出汁に入れます。そのまま冷蔵庫で1時間ほど冷やせば完成です。時間に余裕があれば、朝作って夕方に食べるくらいが丁度良いと思います。冷蔵庫で数日日持ちします。

嚥下の悪いお年寄りに提供する場合は、ちょっと面倒かもしれませんが長いものトロロを上から掛けて下さい。漬け汁も一緒に混ぜてスプーンで食べられる様にしてあげると食べやすいと思います。トロミ調整剤入りの液体を用意されているのでしたら、それを使ってもいいですが、なるべくトロミ調整剤を使わずに食欲を維持出来るように努めましょう。

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