ぱせり

フリーランスのライターです。 思いついたことを、ぼちぼち書いていく予定。 ここでは主に…

ぱせり

フリーランスのライターです。 思いついたことを、ぼちぼち書いていく予定。 ここでは主に「おっさんずラブリターンズ」についての記事がメインです。 18禁表現はありませんが、個人的にきわどいと感じたものはpixivに掲載しています。

最近の記事

押しテロにやられました 最後の【おっさんずラブリターンズ】

 今回も和泉✕秋斗のオタ話です。興味のない人は、リターンお願いします。   さて、おっさんずラブリターンズのスピンオフ、推しカメがテラサにて放送されています。いやいや、秋斗推しの私としては、萌えしかありませんでしたよ!どんだけ、二次小説書けるかわからん!ツーぐらいにヤバい。    大体は、私が予想していた時系列でしたし、和泉さんがバリバリの警察官で公安のエースだったのも想定内。  秋斗については、小悪魔発揮で和泉さんを逮捕した感じはありましたが、実は逮捕されちゃってた?んです

    • You are always in my heart. sideB【春田の気持ち】

       今日はぽかぽかといいお天気で、チラシ配りもいつもよりスムーズに終わった。和泉さんのポスティングもスピードアップして、大家さん巡りも早くに切り上げられた。今日は牧も早く終わりそうだし、一緒に料理ができるかなーとかルンルン気分だ。  だけど、この前部長が落としたノートが気になって仕方がない。牧に言えば「また、春田さんの気を引こうとしてるんじゃないですか」とか言われて喧嘩になるに違いない。どうしよう、部長に連絡してもつながらないし……誰かに相談したほうがいいのかな。考えても仕方

      • おっさんずラブリターンズ 最終回を迎え思うこと

         おっさんずラブリターンズ最終回が重すぎて、一睡もできず娘の卒業式に参加しました。  無事に卒業、成績優秀者に表彰され、実りのある3年間だったでしょう。  想像以上に素晴らしく、そして推しである「公安ず」に関してはハードな内容でした。  頭の中がぐるぐるしたし「どうしてああなる」「マジで?!」みたいなと、くやしいやらなんやらで、今まで死んでました。  正直言えば、生きている人はすべてハッピーになり、和泉をかばって殉職した秋斗のみがポツンとした感じに思えたのです。  テラサで

        • 大親友で最高のライバル秋斗へ 【おっさんずラブリターンズ】

           今回の主人公は、六道菊之助。現役公安警察官であり、和泉の教え子で同居人。そして、移動販売「おむすびころりん」の店主です。  私は秋斗派のため、菊之助には感情移入できませんでした。ここにきて「菊之助は、秋斗を親友以上の存在として見ていた」との結論に達し書いています。あくまでも友人として男として魅力を感じでいたということであり、恋愛感情とは少し違います。  秋斗と菊之助は性格は違えど、勤勉で真面目、成績優秀。同じ人を好きな親友です。秋斗は、「菊には絶対に渡したくない」と思う

        押しテロにやられました 最後の【おっさんずラブリターンズ】

          春田さんといっしょ 和泉幸編【おっさんずラブリターンズ】

           「春田さん、残業ですか?」  チラシ配布が終わり、会社に戻ったらオフィスには誰もいなくなっていた。なぜか、春田さんだけ机に向かって独り言を言っている。  「あっ、和泉さん、お疲れ様です。あ、えっと、資料が分からなくなって探してるっていうか……」  「すいません、私の責任ですよね」  「ちっ、違いますって、俺の指示が伝わりにくかったのが悪いんで!和泉さんは悪くないです!!!」  あ、俺のせい……ですね。春田さんは、絶対に人のせいにはしない優しい人だ。人のことを悪く言ったり責

          春田さんといっしょ 和泉幸編【おっさんずラブリターンズ】

          アイのカタチ「和泉と秋斗」 おっさんずラブリターンズ

           おっさんずラブリターンズ最終回を前に、私を含めキャラクターを愛しすぎたゆえに、胸のざわつきを抑えられない人も多いのではないだろうか。  特に5分間という短い時間に、爆発的なインパクトを残した「公安ずラブ」は、演者の表現力の素晴らしさ故、にねじれが起こってしまったように思える。公安ずラブは、天空不動産に途中入社したぽんこつ社員和泉と、亡くなった恋人秋斗の物語である。    血まみれで玄関に倒れていたのを春田に2回も見られただけでなく、2回目にはキスして「うるせぇ唇だな」と言

          アイのカタチ「和泉と秋斗」 おっさんずラブリターンズ

          You are always in my heart. 和泉×秋斗【おっさんずラブリターンズ】

            職業柄、仲間を失う経験もある。その家族や恋人の絶望を目にすると、たまらなく犯人が憎くなる。必ず確保して罪を償わせてやると誓った。  秋斗の命が俺の腕の中で消えていくのに、ただ名前を呼び続けることしかできなかった。生気を失った瞳が、俺の声に反応し目線を合わせて閉じられていくまで。あれから、深い絶望感に襲われ、俺は自分を憎悪するようになった。守れなかった自分、死なせてしまった自分を許せず、どこかで死に場所を探していたように思えた。  この憎悪が秋斗を殺した犯人に向かえば、

          You are always in my heart. 和泉×秋斗【おっさんずラブリターンズ】

          Unforgettable. 3 【おっさんずラブリターンズ アナザーストーリー】

          アジトに車が数台入っていった。人の姿は少なく、あいつら全員が集まるにはもう少し時間がかかりそうだ。いつものように夜食を口にしながら、突撃のタイミングを見計らっていた。 ##### 一緒にいる時間が長くなると、どんどん胸が苦しくなる。好きで好きで誰にも渡したくないくらいに好きで、親友に宣戦布告してまで手に入れたい人なのに。手を伸ばせば届きそうなのに、するりと俺の手をすり抜けていく。 「和泉教官、来年あたりは本部って話聞いた?」 警察学校で、たまたま耳にした教官たちの会話

          Unforgettable. 3 【おっさんずラブリターンズ アナザーストーリー】

          Unforgettable.2 【おっさんずラブリターンズ アナザーストーリー】

           敵のアジトの張り込みを始めて3日目。昨夜は足利さんと菊が交代してくれたので、やわらかなベッドで眠ることができた。 「秋斗、機嫌悪っ」  菊はふふんと笑って、肩で俺の体を小突いた。 「別に」 「寝れなかったんだ」  そういって、ちょっと切なそうに俺の顔を覗き込んだ。寝れるわけがない、現場近くのラブホに好きな人と二人でいたんだから。 「明日は動きがありそうだからしっかり眠れ」  そういって、長い脚をソファに投げ出して目をつむった。こうして二人で同じ部屋に泊まるのは初めてじゃな

          Unforgettable.2 【おっさんずラブリターンズ アナザーストーリー】

          おっさんずラブリターンズ 第八話を終えて【キャベツ切ってます】

          優しさとは何か、人と人とのつながりや愛情を感じた回でした。 貯金のために「馬車道サービスを解約したい」という春田と牧に「今生の別れ」と涙する黒澤武蔵。そうだよね、余命1か月?って宣告されて苦しいのだから。 「黒澤部長の元気がない」ことを心配して、ホームパーティを開く天空不動産のメンバー。間違いなくホワイト企業だ、素晴らしい。 そして胸が張り裂けそうになったのが、春田を誘って訪れた秋斗の墓参りである。恋人が死んだ事実を受け入れられ、長年苦しんできた思いも、犯人逮捕によって

          おっさんずラブリターンズ 第八話を終えて【キャベツ切ってます】

          Unforgettable.1 【おっさんずラブリターンズ アナザーストーリー】

          車内での張り込みも二日目になると、体がギシギシと動きにくくなる。 「飯買ってきます」 周囲の様子を見て、俺は車のドアを開けた。 「ああ」 さっきまで目を閉じていた男は、運転席から体を起こして前を向いた。 「まだ寝てればいいじゃないっすか」 「いや、いい」 不機嫌そうな声も、ぼんやりした瞳も好きだけど、敵を見つけた時の鋭く光る瞳が一番ゾクゾクする。 俺は上着を脱いで後頭部座席に投げ入れ、ジャンパーを引きずりだし羽織った。上質なレザーが俺の体を包むと、あの人のにお

          Unforgettable.1 【おっさんずラブリターンズ アナザーストーリー】

          幸せのカタチ おっさんずラブリターンズ

          警察学校では鬼教官。公安時代の和泉は、公安のエースでめちゃくちゃすごい人だった。テロリストによって秋斗を殺され絶望した挙句、警察をやめて人生をリセット……してなかった。 春田には「警察を辞め、すべてを忘れて人生をやり直そうと思った」と話したが、これは嘘だと思う。 亡くなった恋人の仇を討つため、毎晩のように復讐に出かけ、血まみれで玄関に倒れ込む。この人は「生きる希望を失って死に場所を求めていた」のだろう。ただ、相手に一矢報いるまでは、絶対に死ぬわけにはいかなかった。 それ

          幸せのカタチ おっさんずラブリターンズ

          おっさんずラブリターンズ 第七話 「君たちはどう生きるのかい」を見て

          前回の第七ラストでは、喀血する黒澤部長に血まみれの菊之助、我を失って喚きたてる和泉の姿があった。ドキドキのラストで、今回もどうなるかと思った。ジェットコースター並みの、スリリングな展開である。 第六回の熱海新婚旅行編では、「だいたいあんたさー、アラフォーのくせにあざといんだよ」と菊之助にディスられ。黒澤部長と牧が「同意」と何度も頷いた、春田の天然のあざとさが爆発した回だった。 困っていれば犬猫以外も助けてしまう春田の底なしの優しさは、彼を取り巻く人たちには周知の事実ではあ

          おっさんずラブリターンズ 第七話 「君たちはどう生きるのかい」を見て

          おっさんずラブリターンズ 第七話を前にして

          ハッピーエンドを望む人も多いが、すべてが丸く収まるなら苦労はないし、なにが幸せなのかは人によって違う。ひねくれた私には、これが真実でハッピーエンド。 和泉が春田を秋斗と間違えてキス、「うるせぇ唇だな」から、顔を見るたびに動揺し涙目になるシーンを何回も見てきた。 その後に例の公安ずラブシーンがあるわけだが、少し振り返ってみる。 春田に秋斗のことを話し始める和泉。二人の関係が恋人同士であるとよくわかる貴重なシーンである。 車内で張り込みを続ける二人、進展がなくイライラする秋斗

          おっさんずラブリターンズ 第七話を前にして

          弟と言う名の呪縛・止まった時計の針 【おっさんずラブリターンズ】

          「好きな人に弟扱いされている」、悩みを蝶子に打ち明けた菊之助。「今さら、兄弟みたいな関係を変えるなんて無理な話なんですけどね」ぽつりと呟く。相手は和泉で、彼は今でも亡くなった恋人を忘れられないばかりか、瓜二つな春田に面影を重ねていると話す。 「それは菊様も心中穏やかじゃないね」蝶子は真剣に聞き入り呟いた。 近いうち、今の家を出ようと思っていることを蝶子に話す。「一緒にいても辛いだけなんで」という菊之助に「和泉君には言わなくていいの?」蝶子はたずねる。 「返ってくる答えは分

          弟と言う名の呪縛・止まった時計の針 【おっさんずラブリターンズ】

          推しが尊すぎて眠れません おっさんずラリターンズ

          「生きて帰ってこなければならない理由ができました」 吐血からの急展開に、脳がついていきません。 「お前らに、俺と菊の何がわかるんだよ」絆の深さを感じる一言に胸が張り裂けそうになった。 春田と牧の結婚式後、急にせき込んで吐血したのが黒澤部長。あれだけ「はるたん愛」を叫んでいたのに、この急展開はなんなんでしょう。吐血は器官なので、肺なの?うーん謎。つーか、武蔵死なないよね?おっさんずラブのヒロインは、この黒澤部長なんだよ。 第七話は「子育て」がテーマになるみたいです。おっさん

          推しが尊すぎて眠れません おっさんずラリターンズ