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相手に伝える

人と話すうえで
自分の話を思うように伝えられない
相手が理解できているか分からない
といった悩みをここ数年特に感じるようになりました。

というのも、『相手に伝える』ことを意識して話す機会が多くありました。

例えば、就職活動で人事の方と話す機会であったり
所属していた部活動の学生コーチをしたり
研究活動で担当教員と議論を交わしたり

そういった時に、意識して行っていたことは
結論から述べることでした。

これについては様々な本やSNSなどでも述べられているので、実践している人も多いのではないでしょうか


しかしながら、私はこれを意識しただけでは正直、話が伝わっている気がしませんでした。

『1分で話せ(著:伊藤羊一)』を読んだことによって、その原因が分かったような気がします。

著者は、この本で

よく結論ファーストと言われるが、この結論を見誤っていないか。
どちらに動いてもらうのか、方向を示すのが結論である。
このような結果です、は結論じゃない。

と述べています。

つまり、私が意識すべきだったのは、「結論から話す」ことではなく「結果どういうアクションを起こしてほしいか」だったのかと。

例えば、
就職活動では、「自分のアピールをする」ではなく、「自分が貴社で働く姿を想像してもらう」
学生コーチのときは、「私の考えに納得してもらう、聞いてもらう」ではなく、「プレイ、行動を実践してもらう」
研究活動では、「結果を報告する」ではなく、「結果・考察について議論する」
といったように。

(上記した例は読みながら無理矢理ひねり出したので実際はもっと違う行動を期待する方がいいんじゃないかとかあると思います笑)


また、
「相手に行動してもらうためには想像力を掻き立てて、納得感を増やす必要がある」
とも述べています。

確かに研究活動では、結果だけでなく納得感を増やすために参考文献を紹介した上で、私の考察を述べることができています。
一方で、部活動のときはどうだったか。自分の意見を伝えるだけで、なぜそうしたらいいのか、納得感を与える具体例を伝えられていなかったのではないか。

こんなことを考えていると、私が受け持った選手たちに大変申し訳ない気持ちになってきます。
もう少し早くこの本に出合えていればと。


幸い、まだ私は学生なので社会人になって

人にプレゼンをする機会には

「相手にどう動いて欲しいか」
「最適な具体例を示してイメージさせる」

これらを意識していこうと思います。

なんか社会人になるモチベーションが湧いてきました笑


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