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シミュレーション仮説について考える

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ラスボスとの戦い

ラスボスとの戦い

 この世が仮想現実世界だとする、自分なりの検証はできている(と思われる)。前回、トリセツを得て成功しているプレイヤーについて言及したが、そのことにより自分はトリセツを持っていないことに気付かされた。今までの人生では、なんとなくその場しのぎで切り抜けられたので、自分の中に特に体系化されたノウハウは無いに等しい状況にあると言ってよい。
 今この歳になって(職歴は長い。実年齢は秘す)、非常に苦労している

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仮想現実世界での生き方

仮想現実世界での生き方

 この世界が「仮想現実」だとしたら、どのように生きるのがいいのだろうか。いわゆる生老病死といった不幸もまた、「仮の姿」であるということを知ることである。「ここに居る」と思っている自分も「仮の姿」(脳がそう思わせているだけ)なのだから、必要以上に執着せずに、この世界を楽しむことに目を向けるのが、楽に生きる秘訣となる。
 この世界にいきなりログインさせられて、同じプレイヤーである親や友だち、先生の「指

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自我について

自我について

 自我とは、自分が自分であるという意識のことだと思う。これも、脳が便宜上作り上げている架空の存在の可能性がある。個別の肉体に個別の脳があるので、生きていて意識のある肉体の数だけ自我が存在する。そして、各自の脳が見せている独自の「でっち上げの世界」の中で各人が生きている。この時点で、厳密には人は同一の世界を生きていないといえる。同じ環境であっても、その解釈が違うので、別の「情報宇宙」の中に暮らしてい

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古代の建造物とUFO

古代の建造物とUFO

 昔に造られたエジプトやマヤなどのピラミッド、ナスカの地上絵、日本にある仁徳天皇陵などの巨大なものは、その使い道が今なお不明。ピラミッドは、最近の説だと王が黄泉の国に行くための装置であるとか、ナスカの地上絵は小さな絵を紐を使って拡大したものと説明しているようだ。また、巨大古墳は中央集権化した豪族がその力を誇示するために作らせたという説明がされたりしている。
 しかし、UFOの存在を前提にすれば、上

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超常現象について

超常現象について

かなり前になるが、学生の頃は「学研ムー」が好きで(今でも本屋で立ち読みすることがある)、その中でも超常現象について興味を持った。
 その中には朝鮮戦争に参加した米軍パイロットが撮影した、空に浮かび上がった雲からできたキリストの姿が載っていて、大変驚いた。目の錯覚か偶然できた形なのか未だに判明しないそうだが、とにかく完璧な姿であった。
 「ムー」は他にもUFOやオーパーツについても、紹介している。「

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人生の短さについて

人生の短さについて

 織田信長は、「人生わずか五十年」という敦盛を舞ってから、桶狭間の戦いに出かけて勝利した。49歳のとき家臣である明智光秀の謀反に遭い、自害した。
 太平洋戦争で、「鬼畜米英」から神国日本を守るため二十歳前後の若者が、別れの盃を酌み交わし、敵艦に体当たりする攻撃を行った。
 現代でも若くて才能のあるアーティストや芸能人が自殺したり、病気で亡くなることがよく報じられる。一般人でも、昨日までピンピンして

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長年の疑問

長年の疑問

長年、疑問だったことがある。
(1)なぜ、飢餓や戦争、天災は起きるのか
(2)人は死んだらどうなるのか
(3)神は存在するのか

 読書(乱読)するなかで、「シミュレーション仮説」というものを知った。あのイーロン・マスク氏も興味を持ち、この世は仮想現実ではないかと考えているという。

 私も、この説に出会う前から、薄々この世はゲームのようにあらかじめユーザーが選択した時代設定や人物設定したうえで、

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