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モヤモヤも悲しみも怒りもトラウマも消してくれるメソッド、それは…

今日は本の紹介です。

タッピング入門―シンプルになったTFT&EFT

ストレスと戦い、己の弱い心と戦ってボロボロになっていた私は、タロットと出会い、自分を導く手段を見つけました。
しかしカード占いは、ややもすると「分析」で終わってしまうことがあるのです。なるほど、相談者が苦しんでる原因は分かった、でも、じゃあどうすればいいの?みたいな時は、占い師が、出たカードをもとに、自分の人生経験や知識を駆使してアドバイスするしかありません。

占い師というのは、AIが発達したらいずれ淘汰される職業です。今はアプリでだって占いはできる。なら、AIにはやれない分野「相談者の心に寄り添い、楽にする」で勝負するしかない。

そのことに気づいた私は、書店の「心理」のコーナーに駆け出しました。Kindle Unlimitedなんかも駆使しました。そして何冊も本を読みました。
いろんな良書に出会えましたが、本日紹介するのはこの「タッピング入門 シンプルになったTFT&EFT」です。

著者はアメリカの臨床心理士で、この手法を駆使して大勢の人の気持ちを楽にすることに成功したそうです。元配偶者に会いたくない人、失恋した女性、犬恐怖症の若者、上司が怖いサラリーマン、果てはボスニア・ヘルツェゴビナで、戦禍により目の前で愛する人を失った人々まで…。

タッピングは、「科学的な根拠はまだ今のところ解明されてない」そうです。ただ、お灸や鍼が、科学的な根拠はまだ解明されてなくても、ツボを刺激すればいろんな症状が和らいだり治ったりするのと同様、「苦しみを連想するキーワードを唱えながら(心の中で唱えても、声に出してもどちらでも大丈夫)各所のツボをとんとんと軽く叩く(タッピング)する」だけで、心の苦しみは和らいだり、消滅したりするのです。

そんなバカなと半信半疑でツボを叩いた私は、びっくりしました。エッほんとに効くじゃないか…!
さっきまで頭の中いっぱいだった「不快なできごと」について、思い浮かべてもイラッとならない、普通に「あーやなやつだったなー」くらいで済むようになってます。

1年間試してみましたが、これはかなり有効な手段であるように思います。と同時に、これは、ツボの叩き方、叩く位置とかより、「叩きながら思い浮かべる文言」をうまく見つけることが大事なのかなと思いました。
「◯◯さんに否定されたけど、私は大丈夫」
「◯◯さんのことを思い出すとムカムカするけど、私は大丈夫」
みたいに、いろいろな言い方を試してみるといいと思います。
「お酒を飲みすぎてしまったけど私は大丈夫」
「自信をなくして落ち込んでるけど、私は大丈夫」
このように、何かモヤッとなったり、悲しくなったり、わけもなく気分が沈むときにでも使えます。

ほんとはこのメソッドはあんまり人に教えたくないのですが、こっそり教えておきます。
具体的なツボや叩き方については、本を読むか、YouTubeにも動画がありますからね。興味のある方は試してみてください。

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