俯瞰力を育てる
こんにちは。
田舎暮らし歴4年目になるあゆみんです。
今日、久しぶりに東京の東側まで遠征(笑)。
東京駅から東に行くのは、移住して以来初めてかな。
かつては生活の足だった東京メトロがダンジョン化していて、すでにヘロヘロですわ💦
高校時代は銀座線沿線に通っていたから、メトロなんて乗り換え楽しむくらいな感覚だったんですけどね。隔世の感があります。
それでも便利になりましたよね、乗換アプリでちゃちゃっと調べればお勧め車両まで案内してくれるんですから。
おかげで、目的地には速く正確にたどり着けるようになった。電車も寸分違わず到着する。機械に示されたとおりに動けば、何も考えなくていい。
便利になったなぁ。。。
なんて思いながらの千代田線なう。
ふと思ったんです。手帳に必ず入れていた路線図、見かけないなぁって。
路線図眺めて、「西回りで行ったらいいんじゃない?」「JRの方が良さそうだよ」なんてワイワイしていた高校時代。
ふと目に止まった駅名に惹かれて、何があるかも分からないまま、その駅に寄り道することにしたりして。
調べていくうちに余白が見つかる。
思いがけない道のりを発見する。
そんなハプニングすら楽しんでいたような気がするんですよね。
ググれば何でも答えてくれる時代。chatGPTならもっと適切な答えを返してくれるだろう時代。
便利になればなるほど、ゴールに向かって一直線になっているのは気のせいだろうか。
便利になればなるほど、人々はゆとりを失ってギスギスとした人間関係になっているのは気のせいだろうか。
便利さとは無駄を省き、簡素化し、最短で目的を達成するもの。
それは、人間が本来持っているはずの「ゆらぎ」を削ぎ落としたもの。
木を見て森を見ず。
そんなトラップに私たちは陥っていないか。
効率を追い求めて、広くものごとを見る視点をなくしてはいないだろうか。
俯瞰力こそ、今の時代に必要なんだよね。
全体を見て初めて気づく余白の存在、寄り道したくなる小道との出会い。
狭く深く入り込むネットの落とし穴からはいずり出て、空高く羽ばたいてみよう。
自分が思っているよりも、うんと広い世界がそこに広がっていることに気づくから。
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