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雑記0802(連絡先のお知らせとtacicaの印象に残っているMCの話)

タイトルの通り、念のための連絡先を自己紹介とPOPの注意事項の記事それぞれに記載いたしました。何かございましたらそちらからよろしくお願いいたします。

「一日一作期間」も折り返しを過ぎて最終日が近づいてきている。
そうだろうなとは思っていたけれど、毎日更新、実際問題かなりキツい。続けることが大事なので中身はなくても良いんだ、と自分に言い聞かせてパソコンに向かっている。

更新日時だけで見れば飛び飛びになっているし、酔い潰れて書けなかった日があるので未達成は確実なのだけれど、やってよかったなというのはすでに感じている。一月に達した後は、ノルマとしての毎日更新は止める予定だ。ただせっかくなので余裕のある間は2、3日に一度くらいを目標に更新は続けていきたいとは思っている。

書きたいこと自体は、いくつもあるのだ。
実際下書きも結構溜まっているのだけれど、書きかけで止めた文章を完成に持っていく作業のなんと難しいことか。本を読むときもしおりを挟まず一気に読むタイプなので、文章についても基本的に一気に書く。ノリ始めると楽しくなってくるが、ノッてくるまでは時間がかかってしまう。プロの物書きの方はそうも言っていられないのだろう。つくづく尊敬する。

こういう時に、tacicaのGt.Vo.である猪狩さんがいつかライブで話していたMCをぼんやりと思い出す。

「音楽やってると、”好きなことして生活してるんでしょ?”なんて、言われるんだけど。でも、…」

本当にぼんやりとなので、結びの言葉がもう、どうしても思い出せない。

元々tacicaの猪狩さんはライブでも宣材写真でも露骨な笑顔を浮かべるタイプの人ではなく、寡黙な印象のある人物だ。口下手なのだろうな、とも思う。だからこそ、自分の思いや伝えたい想いを全て注ぎ込むように、心を込めてギターを鳴らし歌っているのがひしひしと伝わってくる。

そんな人が、歌ではなく自分の言葉で伝えようとしてくれたことを思い出せないのがもどかしくて仕方ないのだけれど、言いたいことは伝わっていた気がする。というか、勝手に受け取ったのだ。

好きなことを仕事にしたり、好きなことをして生活していても、「楽」なわけではない。向き合う時間が長ければ長くなるほど妥協できなくなるし、下手をしたら苦しむことの方が多くなる。向き合うことが怖くなることすらある。

それでも、やめられない。やめたくない。好きなことと共に生きていくよろこびを、知ってしまったから。

音楽のように、自分の思いや感情が如実に反映されるのに目には見えないものを作っているのならば、尚更だと思う。プロのミュージシャンとして契約を結んでいるのなら余計にだ。想像することしかできないので、わかったような口を利くなよと怒られてしまうかもしれないけれど。

アニメ「波よ聞いてくれ」主題歌の「aranami」。この曲をきっかけに友人が「tacica良いな」と思ってくれたという話を聞いて、とても嬉しかった。
個人的に今オススメしたいのは「アリゲーター」なのだけれど、MVがないので負けず劣らず素晴らしい「命の更新」を。

聴いてもらえればわかるだろう、と思わずにいられない。穏やかだけれど確かに意志が込められた歌声から、演奏で伝わってくるのだ。音楽が好きなこと、けれど音楽と共に生きることが楽なんかでは決してないこと、そして心臓のとくとくと鳴る鼓動が伝わってくるかのように命が吹き込まれて、たくさんの出来事を経て楽曲が「生まれてきた」こと。

表情に出ない代わりに瞳のかがやきで音楽ができる歓びを語る猪狩さんと、Ba.の小西さんがこの上なく幸せそうな笑顔で演奏するのをライブで観る度に毎回思わず涙してしまう。

これが生きているということなんだな、と、tacicaを観ていると感じる。

ライブに行きたい。

ゲンキンな奴なのでわかりやすい形で応援してもらえるといいもの書こうって頑張れます。よろしければ応援お願いします📣