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時間がなければ、何も始まらない

パーソナルジム経営を通して「ビジネスの面白さ」を、年々感じるようになりました。

ビジネスを意識すると

「トレーナーとしての技術や能力を、いかに商売にしていくか?」

という視点も自然と生まれ、専門家としてもさらに成長できます。

そんな経験を積み重ねる上でビジネスで大切なことが少しずつ分かってきましたが、

とにかくまずは「絶対的に時間が必要」だということです。

なぜ時間が必要か?
時間をいかにつくるか?
そもそもなぜ時間がないのか?

そんな話を今回はしたいと思います。

なぜ時間が必要か?

「限られた時間で成果を出す」
「少ない時間でやれることをやる」

という考えも必要ですが、

時間の絶対量が少ない人は、

・新しいビジネスの準備ができない
・勉強する時間がない
・そもそも睡眠の時間もない

と、どう考えても時間がある人より圧倒的に不利な立場での勝負をしなければなりません。

まず時間がないと、日々の生活を過ごすだけで精一杯になります。

出社前にギリギリに起きて、
朝ごはんも食べれず満員電車で1時間通勤し、
電車の中でまた仮眠を取り、
9時から17時まで働き、
また満員電車に揺られ、
19時ごろ帰宅する。
疲労で何もする気は起きず、
テレビを見ながら晩酌し、
そのまま気づけばソファで朝まで寝てしまい、
また出社のために満員電車に・・・

という生活では、勉強をする時間も、新しいビジネスの準備をする時間も、家族がいる方ならお子さんと遊ぶ時間も、どこにもありません。

「お給料を稼ぐためにはしょうがない」

と考えるかもしれませんが、同じくらいのお給料をもらっている人でも、

早朝に起きて、まずはストレッチなどの軽い運動。
その後朝ごはんを食べて、1時間読書。
その後はパソコン一台持って自宅、もしくは近くのカフェで作業。
昼過ぎには仕事も終わり、新しいビジネスのためにオンラインで資格の勉強。
Youtube動画とブログも書いて、夕方には本日の作業は全て終了。
夜は家族揃って食事をして、早めの就寝。
8時間しっかり睡眠をとれた目覚めの良い朝は、またストレッチからスタート。

そんな生活の人もいます。

どちらが良いかは人それぞれですが、2.3年後にどちらの方が収入がアップしているでしょうか?

「目先の忙しさに追われている」前者ではなく、

「未来への投資もしている」後者だと思います。

どちらが健康でいられるかどうか、という視点で見ても後者を選ぶと思います。

つまり「なぜ時間が必要か?」という結論は、

時間がある
=気持ちに余裕が生まれる
=新しいことを始められる、アイデアが生まれる
=ビジネスが生まれる
=収入が増える

だと、僕は考えます。

時間をいかにつくるか?

ただし、何も考えず日々をこなしていれば誰でも忙しくなるのは当然です。

「時間をつくろう」

とまずは決めることです。

そこから「いかに時間をつくっていくか?」を真剣に考えるようになり、

捨てること、人に任せられることが明確になり、自分の時間がどんどん増えていきます。

そして「時間を短縮できるもの」には積極的に投資をするべきです。

優秀な経営者や起業家が運転手を雇ったり、秘書を雇ったりするのは、

「自分のやるべきことを減らす=時間をつくるため」

です。

1時間自分で運転するのか、それとも1時間資料作成や読書に使うのか。
この差は、その後の仕事の進歩度は当然変わってきます。

少し前の時代であれば、お金持ちしかこのような「時間を買う」ことに投資ができなかったかもしれませんが、

今の時代では誰でも安価に「時間を買う」ことができます。

・家事の時間を減らせる「家事代行サービス」「ロボット掃除機」

・自炊の時間を減らせる「UberEats」「コンビニ惣菜」

・日用品の買い出しの時間を減らせる「amazon定期便」

・ジムにいく時間を減らせる「オンライントレーニング」

まで、「時間を生み出せる」サービスはいくらでもあります。


先日同業者とのMTGで、

「自宅ではWifiがないから、ネット環境のあるカフェでしか仕事はできない。」

と聞いて、正直驚きました。

「こうゆう生活スタイルの人では、いつまでも時間ができないよな」と心底感じました。

Wi-Fiにつなげるためにわざわざカフェに行く労力と時間を考えたら、

安いポケットWi-Fiなどに契約したら良いだけです、月額2000~4000円もあれば契約できます。


「とにかく節約したい!」

という考えで、時間を売ってでもお金を使わないようにする方達もいますが、

経営者や個人事業主でこのような考えでは、いつまでも収入を増やすことはできません。

行動するからビジネスは前に進む

「時間をつくる」ことに積極的に投資をして、

その時間で勉強や作業をしていけば、自ずと収入は増えていき、先行投資した分の金額はすぐに取り戻せます。

我が家も今年初めに「ドラム式乾燥機付き洗濯機」を購入しました、25万くらいするのでかなり高額です。

けれども洗濯作業が生活から消えるだけで、ここまで時間ができるのかと驚いています。

その時間で妻や子供とゆっくり会話できたり、読書をしたり、ジョギングしたり。
天候を気にする必要性もなくなります。25万円以上の価値をくれました。


あくまでこれは我が家の一例ですが、「時間をいかにつくるか」を意識して、その時間で新しいチャレンジをぜひしてもらいたいと思います。

どんなお金持ちでも1日24時間は変えられません。ビルゲイツもジェフベゾスも同じ24時間です。

僕のような平均的な人間が他と差をつけるには「時間を味方にする」しかありません、少しでも時間をつくり、その時間で他の人よりも1つでも2つでも新しいビジネス、新しいコンテンツを生み出すしかありません。

このnoteも約一ヶ月ほど毎日更新してますが、それも「時間があるから」です。時間ができるような仕事の仕方に変えてきたからです。

どれだけ良いネタがあって、文章力がある人でも、時間がなければ更新できません。

だとすると、能力が低くても毎日更新している人の方が、能力が高くて更新できない人よりも評価は上がるのです。ビジネスは「発信」「行動」がすべてなので。

「リバウンドを制するものは、試合を制す」というスラムダンクの桜木花道の名言をビジネスに言い換えると、

「時間を制するものは、ビジネスを制す」

と言えます。

やりたいことはあるけど行動する時間がない

良いアイデアはあるけど形にする時間がない

という人こそ、時間をつくることに積極的に投資していきましょう。

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