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メン地下彼氏とモラハラ同棲❤️‍🩹④「夢の終わり」

この物語は、メン地下アイドルでワンピースカードゲーマーのとやくん(SoSyo)のDV・モラハラ疑惑について、第三者視点から検証・批評したものです。

主に、とやくんの彼女でJカップ爆乳コスプレイヤーのはんぺんさん(ぽんちゃん)およびその周辺の公開ツイートから読み取れる事実、複数の関係者からの証言、見聞した内容などを元に構成しています。

コスプレしてあざとく谷間アピールするはんぺん(ぽんちゃん)

第4話の今回は、はんぺんの「夢の終わり」についてです。物語もいよいよ佳境に入っていきます。

登場人物・あらすじ・前回のお話

↓登場人物とあらすじはこちら。

↓前回のお話はこちら。

4-1. とやくんの脱退

マンガ『推しが辞めた』より

2021年8月10日

2021年8月10日、これは、とやくんが「じゃっく☆ぽっと」から脱退した日です。↓以下が、その時の公式の告知です。

とやくんの脱退告知

表向きは何の理由も説明されていませんが、本当の理由は、はんぺん(ぽんちゃん)との交際が同グループのオタクの間で明るみになってしまったからです。

某掲示板より

前回まで書いてきた通り、とやくんは、はんぺんになりふり構わずアプローチし、部屋に入り浸り、公然とデートしていました。

この頃の二人の関係は、「じゃっく☆ぽっと」界隈ではすでに、「公然の秘密」となってきており、それが「秘密」でなくなるのは最早時間の問題でした。

むしろ、とやくんのデビューからおよそ10ヶ月。それまでよくバレなかったなと言った方がいいかもしれません。

この辺の経緯については、今回の後半で詳しく書きます。

語呂あわせ

あざとく「おっぱいアピール」するコスプレ中の過去のはんぺん(ぽんちゃん)

ちなみに、「じゃっく☆ぽっと」というグループでは、結成から解散まで、このスキャンダルを除いて、大きなスキャンダルは発生していません。

よりによって最後に加入したとやくんが、最初で最後の大スキャンダルを引き起こしてしまうというのは、何とも皮肉な結果です。

ちなみに、この「8月10日」という日付を見て、何か思い浮かばないでしょうか?

『8月10日』
『810』
『8(ぱ)1(い)0(おつ)』

語呂あわせ

そうです、語呂あわせで『パイオツの日』になるのです。

「巨乳好き」のとやくんが、『パイオツの日』に脱退してしまうというのも、何かを象徴している気がしてなりません。ある種の匂わせかもしれません。

4-2. 二人の「落とし穴」

この時期は、とやくん主催の対バンイベント『SOSYONiON』も好評を博し、とやくん初の「生誕イベント」の企画も進んでいました。

まさに、とやくんが地下アイドルとして順風満帆になりつつあった時期です。

はんぺんも、とやくんのイベントのチケ発や有志集めなどを、積極的に支援していました。

とやくんは、曲がりなりにもはんぺんの「推し」です。推しが輝いていくのを見て、喜ばないオタクはいません。(とはいえ、相変わらずとやくんとは「つきあってはいない」という一線を引いていました。)

しかし、ここで、二人は一つの問題点を見落としていました。

それは、「演者とオタクの関係」「男女関係」を両立することには、本質的な「落とし穴」がある、ということです。

それを説明する前に、二人の関係性について、ここで少しおさらいしておきたいと思います。

相性の悪さ

とやくん

とやくんとはんぺんは、根本的な性格の部分で、相性が合いませんでした。それは主に、とやくんの「モラハラ気質」によるものです。

はんぺんが、とやくんと頑なにつきあおうとしなかったのは、この一点に尽きると言っても言い過ぎではありません。

現に、当時のはんぺんは、「とやくんが自由にさせてくれるならいつでもつきあう」と、友人知人によく愚痴っていました。

この問題点は、同棲している現在においても、完全には解消されていません。

金銭関係

はんぺんがとやくんと撮影した「チェキ」

そもそも、はんぺんととやくんの関係は「演者」「オタク」です。

身も蓋もないことを言えば、それは「金銭」を前提とした関係です。そして、はんぺんは、その「金銭」のために、多分に「無理」もしていました。

アイドルとそのファン、ホストとお客、キャバ嬢とお客、etc…。こういった類型は、世の中には様々に見受けられます。

そういった「金銭関係」と「交際関係」の両立には、本質的に矛盾があります。

例えば、交際中の彼女が、キャバクラで働くようになったとします。そこにわざわざお金を払って、客として来店する彼氏がどこにいるでしょうか…?

マンガ『新宿スワン』より

おっぱい好きとイケメン好き

あざとく「おっぱいアピール」した服を着る沖縄遠征中のはんぺん(ぽんちゃん)

とやくんは無類の「おっぱい好き」です。そして、はんぺんは無類の「イケメン好き」です。

前回の話で、とやくんがはんぺんに対して行った「暴走」は、詳しくは書きませんでしたが、「はんぺんの肉体に対する執着」を強く示唆する出来事でした。

また、はんぺんは「イケメン好き」ではありますが、とやくんは、はんぺんの好みとは少し合わないイケメンでした。

↓ここに過去のはんぺんの「推し」の画像を並べてみます。

アニメ『テニスの王子様』より「財前光」
ミュージカル『テニスの王子様』より「井坂郁巳」
『ヒプノシスマイク』より「観音坂独歩」
『じゃっく☆ぽっと』より「チェ・ケイト」

いずれのイケメンも、どこかしら共通点があるのがわかるでしょうか?はんぺんの好みは、本来は↑上記のようなタイプの男性です。

少なくとも、↓「とやくんとはかけ離れている」ということがよくわかると思います。むしろ、とやくんに勝てる要素はありません。

とやくん

ではなぜ、とやくんがはんぺんに選ばれたかと言えば、はんぺんに強く言い寄ってくる「おっぱい好き」の男性の中で、一番イケメンだった、というだけです。

そして、一応はアイドルです。結婚前提に言い寄ってくれる、自己肯定感を高めてくれる、他のオタクへのマウントもとれる、というオマケもついてきます。

ただし、性格の根本部分が一致しなかったので、はんぺんはとやくんと、なかなかつきあおうとはしなかった、というわけです。

この辺の心理に疑問を感じる方は、第3話をもう一度お読みください。

集団心理

はんぺんと「身内」の飲み会

当時のはんぺんの周囲には、ほぼメン地下オタクの友達しかいませんでした。その「仲間」とうまくやっていくためには、もちろん「推し」が必要です。「推し」は同じグループに所属しているのがベターです。

そして、最も親しい「身内」とは「推し被り」していてはいけません。関係性が険悪になりうるからです。なので、オタクの身内では、往々にして「担当」の住み分けが行われます。

それぞれの「推し」について熱く語り合うことが、彼女達の楽しみでもあり慰めでもあるわけです。

マンガ『推しが辞めた』より
マンガ『推しが辞めた』より
マンガ『推しが辞めた』より

そして身内との関係性もあり、「推し」から降りることはどんどん難しくなっていきます。「推し」から降りることは、同時に「身内」という人間関係から降りることにも繋がりかねないからです。

さらに、はんぺんの場合は、演者側と繋がっている身内です。周りにとってもこれは好都合です。自分達にもワンチャンあるかもしれないからです。降りてもらってはむしろ困ります。

このように、はんぺんには常に、良くも悪くも、身内からの「潜在的な同調圧力」がかかっていました。それらは、ある種の「集団心理」と言い換えてもいいかもしれません。

それらは、必ずしも悪いものではありませんが、ともすれば、多少の無理もいとわず「推し活」に邁進してしまうという、負の原動力にもつながってしまいます。

4-3. 脱退の顛末

このように、はんぺんととやくんの関係性は、様々な「無理」を孕むものでした。

相性が合わないので、はんぺんはつきあおうとはせず、つきあおうとしないので、とやくんの束縛はますます強まり、それによって、ますますはんぺんはつきあうことに二の足を踏み…、(以下リピート)です。

とやくんは、こういう状態が納得できなかったからこそ、はんぺんをなりふり構わず「束縛」し、公然と「繋がる」ようになっていったわけです。

しかし、そもそも、「演者」と「オタク」が繋がることは、そしてそれがバレることは、「オタクの論理」では「大問題」です。

裏で公然と繋がろうとすればするほど、表での「演者」と「オタク」としての関係性は、破綻のリスクがどんどん高まっていきます。

結局それらが一定のレベルを超えてしまい、ことが公となり、このようなスキャンダルに繋がってしまったわけです。

ここに、二人の関係性の「落とし穴」がありました。

さて、ところで、とやくんが脱退した後の顛末はどうなったのでしょうか?

バックレ

楽屋で自撮りするとやくん

とやくんは、ことが明るみになった当初は、言い訳を多少したりしますが、もはや言い逃れできないと見るや、姿を隠してしまいます。

さらに、はんぺん以外にも巨乳のオタクと関係があったことなども明るみになり、Twitterや某掲示板でどんどん炎上していきます。

いよいよ対応に窮したとやくんは、騒動についてきちんとした謝罪も釈明もせず、バックレるように脱退してしまいます。これは、危機管理的な視点からいえば、「最悪の選択」です。ゲームで言えばガ○ジムーブでしかありません。

↓当然、その辞め方は批判の対象となっていきます。

(※地底・・・地底アイドル)
某掲示板より

とやくん脱退の公式告知には、こうあります。

『理由につきましては「とや」本人のツイートをお待ちください。』

とやくん脱退の公式告知より

しかし、とやくんの口から、その理由が語られることはありませんでした。

そして、すでに企画が進み、有志の入金まで済んでいた、自身初の生誕イベントはドタキャン。自身のプロデュースイベントも、続行されることはありませんでした。

一応、生誕イベントの返金だけはされていくことになりますが、一部連絡がつかなかったりなど、完全に返金することはできませんでした。

こうして、とやくんの「バックレ脱退」は、まさに「グダグダな顛末」となってしまいました。そして、このことは、その後も少なからず尾を引くことになってしまいます。ケジメって大事ですね。

とやくん主催イベント『SOSYONiON』

この時期には、とやくんオタクもそれなりに育ってきていたので、彼女達は当然、失意のどん底に沈むことになります。むしろ、その衝撃は、下手をすると、はんぺんよりも大きかったかもしれません。

マンガ『推しが辞めた』より

↓ここに、とやくんの脱退告知に対しての、一人の女性オタクの切なすぎるレスを一つ紹介しておきます。

とやくんの脱退告知への女性オタクのレス

この健気なレスに対しても、とやくんが返信することはありませんでした。

そして、これからも永遠にないでしょう…。

だって、とやくんは、はんぺんのおっぱい以外はどうでもよかったからです…。

はんぺんの苦悩

もちろん、この騒動は、はんぺん(ぽんちゃん)にも大変な衝撃を与えます。

某掲示板で騒がれ出したと知るや、即座にTwitterを鍵垢にしてしまいます。

某掲示板より

『ヤバい…。いままで外野で眺めてきたあの怖い騒動が、ついに自分の身にも降りかかってきてしまった…どうしよう…。』

はんぺん(ぽんちゃん)の心境

オタクにとって、Twitterや掲示板で叩かれることほど、怖いことはありません。

メンタルがクソ弱いくせに、Twitterや某掲示板の動向は人一倍気になって仕方がないはんぺんです。どれほどの精神的負担がかかっていたか、想像に難くありません。(もしかしたら、テニミュ時代の悪夢も蘇っていたかもしれません。)

とやくんが行方をくらましたことで、その批判の矛先は、はんぺん(ぽんちゃん)に対しても向くことになっていきます。

某掲示板より

その後も、はんぺん(ぽんちゃん)は叩かれ続けることになっていきますが、それでもとやくんが表に出てきて盾になったり、擁護したり、釈明したりすることはありませんでした。そもそも、自分のガ○ジムーブが原因だったにも関わらずです。

この辺りに、とやくんの、女性に対する倫理観の低さ、いい加減な性格、そして器の小ささがよく表れています。

「夢の終わり」

マンガ『推しが辞めた』より

これだけ騒ぎが大きくなれば、はんぺんは、もうメン地下オタクとして活動することはできません。

そもそも、これまで自分が支えてきた「推し」がもういません。

同グループで推し変をすることなど、到底できるわけがありません。(そもそも、とやくんがそうさせるわけがありません。)

他グループを追ったところで、噂が広まって、また叩かれるのは目に見えています。一緒に「現場」で戦ってきた「身内」との関係性も疎遠になりかねません。

つまり、これまでの数年間を捧げてきた、メン地下アイドルの「推し活」に、終止符が打たれてしまったわけです。

これは、彼女の「夢の終わり」をも意味しました。

彼女がこれまで、人生をかけてまで求めてやまなかった「儚い夢」は、イケメンアイドルとのキラキラとした時間、ただそれだけでした…。

そして、その「儚い夢」は、あろうことか、「悪夢」として彼女の身に降りかかってしまったのです…。

二人の「選択」

マンガ『ワンピース』より

とやくんとはんぺんの、「演者」「オタク」としての関係性は、ここで終わってしまいましたが、「男女関係」の方はまだ終わったわけではありませんでした。

ちなみに、とやくんが脱退してもなお、はんぺんはとやくんとつきあうことに、一歩踏み出せてはいませんでした。

↓これは、とやくんが脱退した直後の、はんぺんと友人とのやりとりです。Twitterの裏垢で、とやくんとの交際に関する悩みについて相談しています。

とやくん脱退直後のはんぺん(ぽんちゃん)の恋愛相談

ここでも「殴られる」とかいう「不穏ワード」が飛び出しています。それだけとやくんに、従来から暴力的な振る舞いがあったことを強く示唆しています。

とやくんのはんぺん(ぽんちゃん)へのレス

しかも、脱退したのにつきあえないということは、交際の本当の障壁は、「演者とオタクの線引きではなかった」ということになります。

つまり、とやくんのモラハラ気質や暴力的態度が、本音では嫌だったのです。

一方で、とやくんにとっては、脱退はむしろ好都合な部分もありました。

「演者」「オタク」という足枷がなくなったので、堂々と交際できるじゃないか、という理屈です。他のオタクへの罪悪感とかないんかオマエは。

そもそも、はんぺんのおっぱいも体もお金も、とやくんが簡単に手放すはずがありません。『こっちで稼いでとやくんにつかえばいい循環』にとって、「理想」の女性を捨てられるはずはないからです。

とやくんの「理想」

しかも、これまでの「アメとムチ」で、はんぺんは自分の意向にも従うようになってきています。ここで自分の「夢」から完全に覚めさせるわけにはいきません。

ここでもし、とやくんだけ脱退し、はんぺんがメン地下オタクを続けられる状況であったならば、とやくんにとっては大ピンチでした。

まだ、二人はつき合ってはいません。アイドルでも何でもなくなったとやくんは、ただの「そこそこのイケメン」でしかありません。「アメ」を与えることができなくなってしまうからです。

しかし、「とやくんにとって幸いなことに」、はんぺんは、もうメン地下オタクとして活動することが不可能です。「とやくんより魅力的なライバル達に」、もう近寄ることはできないのです…。

「悪魔」のとやくんが、これを好機と見ないわけはありません。もう一押しです。

これは邪推ですが、もしかしたら、とやくんが公然とはんぺんと繋がっていたのは、バレたらバレたでこのような状況に持ち込める、という思惑が、そもそもあったのかもしれません。

だとすれば、とやくんがあっけなくバックレ脱退したことも腑に落ちますし、やはり倫理観のない人物なのだな、という認識も、なおさら強まります。

はんぺんにとっては、「夢」は終わりましたが、とやくんは交際相手として悪くないところもありました。好みのタイプと違うとはいえ、一応イケメンだし、一緒にいて楽しい部分もあったからです。

モラハラ気質など相性の悪さは、「つきあえ派」の理屈(第2話より)で解決できるかもしれない、という期待もありました。

『つきあってないから束縛が激しいだけで、つきあって安心させて理解してもらえば上手くいく。それに演者と繋がれるチャンスはそんなにない。(自分達としても演者側と繋がっている子が身内にいるのは好都合だ。)』

つきあえ派の理屈(第2話より)

また、とやくんを否定することは、これまでのメン地下での「推し活」を否定することも意味します。あれだけのお金と時間と労力をかけて、何も残らなかったら…。これほど虚しいことはありません。

年齢的にも、そろそろ結婚を本気で考えなければいけない時期です。この先、とやくん以上のイケメンと出会える保証もありません。次第に、とやくんとの本格的な交際に気持ちは傾いていきます。

しかし、「じゃっく☆ぽっと」が存続している間は、あまり堂々と交際するわけにもいきません。騒動がまた再燃する可能性もあるからです。

幸いにも(?)、同グループは、2ヶ月先に解散することが決まっていました。

そして、2021年10月23日の同グループの解散を機に、二人は本格的に交際を開始し、結婚前提(結婚するとは言っていない)の「彼氏彼女」として「同棲」するようになっていきます。

でも、ちょっと待ってください…。

そもそも、二人の関係性って、「演者」「オタク」という「アメ」の関係があったからこそ、成り立っていた「奇妙な」関係だったんじゃありませんでしたっけ…?

さて、そんな二人の「同棲生活」はどのようなものになるのか…?

果たして、「夢の時間」を取り戻すことはできるのか…?

↓第5話「モラハラ彼氏」へと話は続きます。

マンガ『テニスの王子様』より「幸村精一」(しつこい)

今回のポイント

  • 2021年8月10日にとやくんがバックレ脱退した

  • そもそも二人の関係性には無理があった

  • グループ解散後に二人は同棲開始した


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