新しい階段④ ハンドメイド作家からの卒業
新しい階段シリーズ
階段① 嫌な時は辞めると言う選択
階段② 形にも意味が在った曼荼羅
階段③ ヒーリングエネルギー
階段④ ハンドメイド作家からの卒業
階段⑤ おとぎの国の世界へ
前回の記事はこちら
嫌だと感じる事「それ自体を辞める」と言う選択。簡単な事のようで拘りの中に居たらきっと辞められない。辞めると言う事には勇気も必要だから。それでも「辞める事は正しい」拘り続けない事からの解放は、心が軽くなる事を知っているから。もちろん「辞めない事も正しい」そのままでも拘りを解消する事が出来て、自分の本心から気にならなくなるなら。
1.受け入れると言う事
前回の記事で、可愛らしさに癒されるヒーリングエネルギーを込めて作品を創っていたと言う衝撃的な事実が判明した。と言う話をした。
ヒーリングアクセサリーを創っていたと言う事実は分かったのだけれども、当時は目に見えない不思議な世界を書いているおとぎ話としてのFairyLandと、ハンドメイドのブランドのFairyLandを別のモノに分けて考えていた。
1年かけてnoteに、目に見えない世界の体験談と言うか、おとぎ話を書き綴る事がひと段落してからでなければ、次の階段を受け入れる為の心の準備も整わなかったのだろう。
おとぎ話を書き綴る時にしても、やっぱり最初は抵抗感を感じたり、心の中の気持ちが整う為には時間と言う単位が必要になったりした。一つ一つの階段を登っていくからこそ、その次の階段を受け入れてみようかな。と、そんな風な気持ちが芽生えるように人生は出来ていたりするのかもしれない。
2.奇跡的な確率
ヒーリングアクセサリーを創っていたと言う事実に気が付いてから直ぐの頃の事、有難い事に奇跡的な出来事は重なる。
インスタ巡りをしていた時の事、たまたま開いた写真の中に見覚えのある作品を見つけた。まさか、そんな訳は無いと、二度見をするとはまさにこの事かと言う状態だった。
一瞬、思わず目を疑ったが、自分の作品にとてもよく似ている。よくよく確認をしてみても、やっぱり自分が創った作品がそこには写っていた。撮影の際の小物として自分の作品も横に並んで置かれていて、写真の中に一緒に写っているのだ!
それはハンドメイドイベントに出展をしていて販売をしていた、初期の頃に創った作品だった。あれから何年も経っているのに、ずっと大切に愛でられていたのだと、それが目に浮かぶように伝わってくる愛に溢れた写真だった。嬉しくって有難くって、でもそれでもまだ信じられないような。感謝の気持ちで胸の中がいっぱいになった。
どういう計算をしたって人間にはきっと導き出せないであろう1枚の写真に辿り着くまでのルート。インスタの中に存在している膨大な写真の中から、自分がタグを検索して?それとも発見を経由して?その次は無意識に何をクリックする…??
3.導かれたご縁
でも、実際に辿り着いた。導かれたわけじゃなければきっと辿り着かないような確率。偶然にしてはあり得ないような、それは奇跡としか表現できないような運命的な出会いだった。
きっと、自分のガイドがその事を私自身にも知らせようと思って、どうにか導いて辿り着くように見せてくれたんだろうなって本気で思えた。
ずっと大切に使われていたのだろう。その事を知ったら、感謝の気持ちをどうしても伝えたくなってしまって、勇気を出して気持ちを伝えてみる事にした。すると、色々とお話を伺う事が出来たりと、素敵なご縁で繋がったかけがえのない経験になった。
きっと、何かの時に励みになるように、何かの時の応援になるように、何かの時に思い出すように、見せようと教えてくれたのかもしれない。
だから、自分にとって、可愛らしさの癒しを届けたい。と言う気持ちと、ヒーリングエネルギーを込めて作品を創ると言う事は、自分にとっても何か意味のある事。だと、そんな風に感じていたりもしている。
もちろん、実際の未来の事なんて分からないし、何をどうしたらいいとか、そんな事が分かったりもしない。だから、自分の心にどうしたいと思うか。どう感じているのか。を、自問自答して聞かなければ分からない。
すると、どうした訳だろう。とても奇跡的で嬉しくて有難い気持ちを感じていながらも、次第にどうしても作品を創りたい気持ちにはなれなくなっていって、心の中に引っかかる違和感みたいなものを感じるようになっていった。
4.受け入れる為にはまず辞める
そうなった時には、過去の経験から「辞める」と言う選択を意識して選ぶようにしている。なぜならば、「辞めれば気持ちが楽になる。」と言う事を経験から知っているから。
自分の心に耳を傾けて、自分がどの部分を嫌だと感じてしまっているのかを、気が付く上でのヒントにしているキッカケの一つに、自分が拘っている事とか当たり前だと認識しているような事をまず辞めてみる。と言う事を経験から大切にしている。
違和感を感じるようになってから1年ぐらい経った頃になると、次の階段を登る為にも自分の心と向き合う事を頭の方でも理解しようと思い、そこから導き出した答えは、ハンドメイド作家を辞める。と言う選択肢に辿り着くのだった。
noteに記事を書く上でも、ずっと、ハンドメイド作家を名乗って活動をしてきたぐらい、ハンドメイド作家と言う言葉に対して自分の中に色々な拘りを持っていた。だから、逆にハンドメイド作家を辞める事にしようと思えた。
頭ではそのままハンドメイド作家で在り続けようとしても、心が作品を創りたい気分にならないのだから、違和感を感じる部分を先に辞めてみる事で、自分がどう感じるのかをまず体感してみようと考えた。別に創る事自体が嫌になった訳では無いと思ったから。
5.ハンドメイド作家を辞めた
自分の中でハンドメイド作家を辞めて、自分を表現するしっくりくるような自分らしい言葉と言ったら何になるだろうか。を考えてみれば、ヒーラーと言う言葉が当てはまるかもしれないな。と、一番最初に思い浮かんだ。
頭ではハンドメイドと言うジャンルでずっと自分を認識していたから、それが当たり前になっていて気が付かなかったけれども、ヒーリングエネルギーを込めて作品を創っていた事に気が付いた心の方は、ヒーラーと言うジャンルで自分を表現したいと思うようになっていたのかもしれない。
ただ、ヒーラーと言っても範囲が広い。『可愛らしさの癒しを届けたい』と、ずっとFairyLandの活動をしてきていた事も在って、作品を創作するクリエイトヒーラーがピッタリかもしれないな。なんて、ハンドメイド作家を辞めた事で、頭の方でも視野が広がって自分を認識する表現を受け入れていった。
6.自分がどう思うかで出来ている世界
「 可愛らしさの癒しを届けたい 」その想いからFairyLandは始まって、今でもその想いをずっと大切に持ち続けたまま、ビーズを一粒一粒テグスに通して丁寧に編み上げて創作品を作っている。
これから先にも、色々と何かしらの変化を伴う事があるだろう。でも、きっとそれはFairyLandで繋がった道の中に続く、一つの〇と言う自分らしさの形で出来ていると思う。
過去の物語から続いた道の先、そしてまた新しい階段を登る。FairyLandと言う線(―)で繋がって、神業的な奇跡が重なって、導かれていく必然。そんな不思議な世界のおとぎ話。
FairyLandの創作品が毎日の日々を送る中で、ふっと目に入った瞬間に可愛らしくて思わず手に乗せて愛でたくなるような。そんなキュンとする『可愛らしさの癒し』をお届けする事が出来たら嬉しいな♪と、願いを込めて
最後までお読み頂きましてありがとうございます。何かのお役に立てたら幸いです。何か気が付いた点やご感想などが御座いましたら、いつでもお気軽にお知らせ下さい。