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呑まないし書かなかった話。

土日にかけて、第2回「呑みながら書きました」企画に投稿されたかたの文章がいくつか流れてきて読ませてもらいました。こちらの企画です。

この企画、1回目のときからなんか楽しそうだなぁと思いつつも医師からアルコールを控えてくださいと言われ、もう「呑みながら書きました」企画には参加できないと思ってたら、麦茶とかでもいいと書かれていました。

そういう文章を少し前に書いたら「第2回がもうすぐあるよ」って教えてくださったかたがいたので、その7日の土曜日を意識してはいました。あぁ、今日だなぁと心の中では思っていた私。

ハッシュタグのついたそれらの文章のなかにはまじめに読もうとしたら逆に理解できないような文章もあってね、分からない単語を読み飛ばしながら一気に読み進めるような受験英語みたいな読み方で読解しなくちゃいけないおもしろさに一人、笑っていました。難しいよぉってね。

でも私は書かなかったなぁ。

もともと家で飲んだりしないし飲みに行くときは友達と行くわけで、一人で飲んで文章を書くという状況ってないんですよね。それが書きたいと思いつつも書かなかった一番の理由かな。

麦茶でもいいかと思ってもみたけど、麦茶飲みながらあえて書くことが思い浮かばず、時間はゆるりゆるりと過ぎました。

いくつかの文章の中でね、「フェチ」って言葉を目にしました。この言葉、最近よく見かけるようになりましたね。「フェティシズム」の略だそうです。私は自分がその言葉を書くのが今日はじめてです。なんとなく、なんだろう、私にとっては文章にするのに抵抗を感じる言葉の1つです。

特定の部位に強く興味を惹かれることっぽいです。嗜好とか偏愛みたい言葉とも類義語かも。

みんないろいろ書いているので私も考えてみました。何かあるかなぁって。でもこれといって思い浮かばずです。フェチなし。

そういえば私は何かにものすごくハマるというか熱中することってあまりないように思います。どちらかというと飽きっぽいのかもしれません。

歌手とかの追っかけできる人って尊敬しています。その情熱ってすごいですよね。私も無理してファンになろうとしたことがあるんですよ。若いときね。山崎まさよしさんのファンになってみようと思いました。声が好きでね。でも無理でした。いいなぁくらいで終わりです。

山崎まさよしさんは若い世代のかたはどのくらいご存じなのかな。この歌『One more time, One more chance』が一番好きです。(曲は0:13から始まります)

『One more time, One more chance』は山崎さんご本人が主演した映画『月とキャベツ』(1997年)の主題歌として大ヒットしました。2018年公開の映画『50回目のファーストキス』でも挿入歌として使われていましたね。どちらの映画もすごく良かったです。

一部歌詞をピックアップしてご紹介したい気分ですが、どの箇所も素敵すぎて選べません。とにかく切ない歌です。失恋したころちょうど流行っていてCDを買ってよく聴いていました。いい声。

うーん、そう思ったけどやっぱり冒頭ちょっとだけでもご紹介しちゃいます。

これ以上何を失えば 心は許されるの
どれほどの痛みならば もいちど君に会える
One more time 季節よ うつろわないで
One more time ふざけあった時間よ

これだけでも響いてきませんか? ものすごく心に染みる歌詞なんです。何度聴いても泣きそうになりますね。

そうそう、アルコールを控えるように言われたわけですが、実は恐る恐る飲んでみています。アルコールがダメってはっきり分かってるわけじゃないんだもん。「控える」だけでしょ? 飲みたいでしょ。コップに半分だけこの前飲んだけど、平気だった。ふふ。徐々に様子見ながらまた飲もうと思っています。

第10回目くらいの「呑みながら書きました」企画には参加したいな。

いや、それは気長すぎるか。


#エッセイ #山崎まさよし #アルコール #麦茶 #フェチ

桜木町(神奈川県横浜市)という町がこの歌には登場します。明け方の桜木町に、いつか行ってみたいと思ったものです。



お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨