スタバのハードルが高かった話。
スタバがあちこちにある。
スタバについて調べたことがあって、これほどスタバって多いのかと思った。街を歩けばスタバにぶつかる。それくらいの勢い。
スタバというのは若者のカフェで、コーヒー好きの人が行くお店というイメージが私の中では強かった。だから40代の私が、コーヒーを甘いカフェオレにしないと飲めないような私が足を踏み入れていい場所ではないと思っていた。
でも意外と周りのママ友がスタバを日常的に利用しているのを知って、なんだスタバって私の年齢でも入れるんだとちょっと思った。
ある日、ママ友との待ち合わせではじめてスタバに入った。
とある駅の構内にあるスタバ。
メニューを見たら、アイスティーがあるじゃない。
コーヒー専門店だと私は思っていた。ティーもある。
なんか自分でカスタマイズして注文するようなメニューしかないのかとも思っていた。「これをまず入れて、それからこれを入れて・・・」みたいに自分で選ばないといけないのかと思っていた。
なんだ、普通に「○○ティーください」でいけるやん。普通のカフェだった。
しかもカップに書く名前を尋ねられると思っていた。
これは海外だけの話だったのか。
スタッフは私に名前など尋ねなかった。
こうして私は無難なアイスティーを頼み、スタバなのにコーヒー飲まなくてよかったのかなって微妙に未達成感を抱えながらもスタバデビューを果たした。
それからまた2度、スタバに行った。つまり人生でスタバ経験は3回だけ。
そのうち1度は友達が何か期間限定のグッズかなんかがほしくて一人一個だから付き合ってほしいっていうから、それを買いに行っただけで、ドリンクは飲んでいない。
あとの1度は夏限定のなんか特別なドリンクを頼み、ケーキも食べた。ケーキがとても美味しくて驚いたよ。
若い人が当たり前のように出入りするスタバ。
私は正直、いまだにハードルが高い。
当たり前の顔してドリンクを注文して、川沿いのイスにでも座ってスマホしながら時間を潰すようなオシャレなことをしてみたいと密かに思ってるけど、いつも混んでるしなかなかチャレンジできないんだよね。
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