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週末レポート;livre『うっとり、チョコレート』

うっとり、チョコレート。
そう、私は今、チョコを食べている。
本を読みながら。

『うっとり、チョコレート』
38人の作家がチョコレートについて書いたエッセイ。

去年の秋、お気に入りの本屋さんで、見つけた。
見つけて、これは冬に読みたい、と思った。
計画的読書。
チョコレート。
それは、冬が1番おいしい。
美味しく味わえる季節に、チョコレートを齧りながら、チョコレートの本を読み、
チョコレートの魅惑について考える。
『チョコにまみれたい‼︎』
そんな願望が現れると、本を抱えてレジへ、そしてスーパーにも寄った。
アーモンドチョコレートにポッキー、板チョコ。
本のお供探しだ。
そして、冬がやって来て、数ヶ月経った。
ちょうど、それまで読んでいた本も読了し、2月へ突入。

2月はチョコの祭典、バレンタインデーのある月。
読み始めるには絶好の機会。
ワクワクしながら読み進める日々。
秋に買い貯めたチョコレートも解禁だ。
一昨日、スーパーで新たに調達した、アーモンドチョコも仲間入り。
抹茶のアーモンドチョコ。

読み進めるたびに、「チョコレート」の文字が目に飛び込み、
お口には、あま〜い、あま〜いチョコレートもポンポン飛び込む。
1日の終わりに、酔いしれるひとときができ、
「わたし、しあわせだー」と叫びたくなるほど、幸せを感じている。

だけど、本を閉じたら、現実に戻される。
目の前には、うっかり食べすぎて空になったチョコレート箱。

((はぁ。やってしまった…))
((え、こんなに食べたっけ…))
((ありえないんですけど…))
恐るべきチョコの魔力…。

それでも「うっとり」と「うっかり」が混在するチョコレートの世界を
私は当分、行き来するのだろう。

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