見出し画像

サンフランシスコ滞在記

DAY36

今日は移動日。
朝ベーグルをスーパーに買いに行き、大慌てでJFK空港へ移動した。途中で電車を間違えて10分歩くというミスもありながら無事空港に到着して、飛行機に乗ることができた。飛行機は予定よりも30分以上早く到着。YOGA Roomの表示を見ながら、カリフォルニアに来たことを実感。母親がヨガ長いことやっているので、母を思い出しました😂

サンフランシスコ空港の表示

その後、ホステルにUBERで移動してチェックイン。フィンランド人のジュアキンと少しお話をした。
その後、boudinのクラムチャウダーを味見しに!とても美味しかったのに、周りの観光客がクラムチャウダーだけ飲んで、サワドーパンをそのまま捨てて、ちょっと気持ちが萎えた。この国は本当に食品ロスが多すぎる。相変わらず、私たちは2人でシェアしました。

有名なBoudinのクラムチャウダー
Sourdough Breadが最高に美味しい🥺

そしてシーライオンを見たりと少し歩いてアルカトラズツアーに参加。今回は人気の高い、ナイトツアーに参加しました!昼よりもお値段張りますが、とても良い経験でした!

ボートが横を通りみんな一斉に起きるの図
おやすみ中のシーライオン🤫

ネイティブインディアンとの抗争の話は興味深かった。アメリカ政府が“アメリカ式”の教育を推進していき、ネイティブインディアンもアメリカ政府の教育課程を強制的に受けさせるようにした時期があった。それに反対し、子どもをアメリカの学校に通わせなかったネイティブインディアンの親たちがこのアルカトラズ刑務所に収容された場所もあり、なんてレイシストな歴史なんだと、ちょっと気持ちが昂った。

島に降り立って最初に目に入ってきたのがこれ。

また、刑務所として使われなくなった後、政府はこの島自体をカジノなどのテーマパークにしようと策略を立てていた。それに反対したネイティブインディアンが、アルカトラズ島に90日間立て籠もり、必死に抗議をしたんだとか。その痕跡が今もたくさん残っている。そうやってちゃんと信念を主張できる人って素晴らしい。ネイティブインディアンの芯の強さを感じる場所だった。

ネイティブインディアンの必至のプロテスト

脱獄者の話もなかなかに興味深かった。
アルカトラズ島は海に囲まれており、脱獄は難しいと考えられていたため、他の刑務所で何度も脱獄を試みた収容者や、アメリカ国内でも重い刑罰を言い渡された最恐な人たちが送還されたらしい。でもそんな中脱獄を試みた人、5人を紹介してくれた。

夜のライトアップされた監獄
病院エリアの手術台
なんか感じますよね…

まず1人目。名前は忘れてしまったが、ジョンみたいな名前だった気がする。のでジョンということにしておこう。
ジョンは頭の切れるタイプの人間で、賢く、特に問題を起こすような人ではなかったらしい。収容者は日中仕事をする。ジョンの担当は洗濯だったらしい。収容者の服はもちろん、時には軍服や看守の服も洗ったらしい。ある日、看守の服の洗濯の日に、洗濯をせずに着用して、看守用の船に乗り、脱獄を図った。サンフランシスコと反対側にある、エンジェル・アイランド(今は州立公園)に着岸した際に、捕まったらしい。その後、脱獄未遂(attempt)の罪で起訴されたのだが、なんと彼は「私は脱獄に成功したのだから、未遂の罪を償うつもりはない。」と反論したらしい。結局、脱獄未遂の罪で刑罰が下ったそうだ。面白いですね。

なんか変なのわかります?
怖くない!?
あ、ジョンとは無関係です。

そして2組目(4人)。
これは有名なアルカトラズ脱獄事件。3人だとばかり思っていたのだが、実はグループには4人いたらしい。脱獄に成功したのは3人で、1人はそのまま刑務所に残るという選択をしたのだとか… ただ、説明者側もあくまで、行方不明という言い回しをしていて、脱獄成功とは言わなかったのもなかなかに興味深い。この事件はかなり有名なので、Wikipedia等で読んでみてください。

この穴を開けるために使ったのは
ご飯の時に使うスプーン🥄

最後は歩いて帰宅するもクタクタ。
よく眠れました!

DAY37

今日は朝から1日観光!
まず朝ごはんを食べに、近くのダイナーへ。ジョブズはパンケーキを、小娘はフレンチトーストを頂いた。ジョブズはちょっと不満そうだったけど、私は結構満足!

その後レンタルバイクを受け取り、ゴールデンゲートブリッジへ!サイクリストは結構いて、私たちは一番安いギアチェンジ付きの普通の自転車、割と他のサイクリストたちは電動自転車を使用していた。こちらがゼイゼイハアハア言いながら漕いでいる横を、電動自転車がスイスイとオーバーテイクしていくのが、悔しくて悔しくて、心の中で「この野郎〜!」と言いながら、漕ぎ続けた。一番軽いギアで漕いだけど、確かに軽いけど全然前に進まなくて、もうなんか押した方が速いんじゃないかとも思ったが、プライドってヤツなんですかね、なんか頑張っちゃう自分がいた。最後の方は無駄に立ち漕ぎなしみたいなルール設定しちゃって、どんなにキツくても座りっぱなしで、頑張った。その代償として、次の日全身筋肉痛という称号を獲得!😂

マリンヘッドランズ側からサンフランシスコ方面を眺めています。つまりそう、渡りきりました。ちゃんと帰りも漕ぎましたよ。

坂が多いサンフランシスコ。もう一日中ヒルクライム地獄。ゴールデンゲートブリッジのビューポイントまでの道のりはかなりの坂だったが、サンフランシスコ市街の坂はそれ以上で、あまりに急な坂なので、途中で諦めて押さないと命の危険が及びそうなところが結構あった。サイクリングの途中で、写真を撮るために止まったり、小娘が行きたかったレストランmama’s kitchen に寄ったり、ジョブズおすすめのドーナツ屋さんに行ったりと、街をぐるぐると回りまくった。小娘の父親、サイクリストで山大好き男なので、父のことを考えながら走り回ったのも良き思い出です😂
最後は疲れて、ホステルに戻り、洗濯などをして、ゆっくり。明日からまた楽しもう!

Palace of Fine Arts
アメリカっぽくない建築でテンション爆上がり
わかります!?この坂!?
もうこれはサイクリストの天敵ですが街全体がこんな感じ😂

DAY38

今日は朝8:00ごろにホステルをチェックアウトして、ブラジル風カフェで朝食を取るついでにロンバートストリートで写真を撮った。

ブラジリアンブレックファスト
ロンバートストリート

その後レンタカーをピックアップする前に、スーパーで調味料や、材料を少し購入した。その後、コーストラインを南下しながら、Big Basinへ。

途中で寄ったシーニックポイント

そこには2020年にあった山火事で焼け焦げだ木たちがたくさんあった。ただ、焼け焦げた後の山には新しい命が。たくさんの緑が再生して、森の早期段階を見ることができた。やはり自然は偉大だ。どんなに苦境に立たされても、年月をかけて、もとに戻ってしまうのだから。
現在は事前予約をしないと駐車できないシステムになっています。訪れる予定の方は気をつけてください。

Big Basinの大木たち

その後ニコールの住むマリーポサに到着したのだった。この続きはマリーポサ・ヨセミテ編で!


写真はサンフランシスコ側からのアルカトラズ島📷
他の記事はこちらから!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?