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自分がやりがいを感じることとは②|就活日記04

前回に引き続き、自分の過去の体験を掘り下げていこう。意外と書いてると一つ一つが長くなってしまうが、それだけ思いがあるワケで。素直に感じたことを書いていこう。

4.他の授業ではサブリーダーを務める

サブリーダーの経験は意外と少ないが、あるにはある。

サブリーダーはリーダーの助けになることが役目であるなんてよく言うけれど、リーダーの助けになるのならチームの助けにもなるよね。

自分がサブリーダーをやっていた時に感じたのは、「リーダーの時には見落としていることを見つけることができる」ということだった。

リーダーの提案を聞いているうちに、「ん?足りないことがあるのでは?」「そこはちょっと違うんじゃない?」と思ったことも何度かある。全体のことはリーダーにお任せしようと力を抜いていた分、細かいところに気づくことができるようになっていたのである。

人は誰しも完璧じゃない。まぁ完璧な人もいるかもしれないけど。だからリーダーだって、見落とすことは必ずある。自分もリーダーをやっている時はそうだった。ただ、リーダーは全体のことを考える必要がある分、細かいところに気づきにくいのかもしれない。そこを拾い上げるのが、サブリーダーの役目なのだ。

マクロのリーダーと、ミクロのリーダー。どちらが欠けてもプロジェクトは成り立たない。世の中の組織は部署分けが行われている。作業の効率化という面もあるが、みんなで助け合っていくシステムになっているともとれる。

ジェネラリストとスペシャリスト。自分はどちらが好きなんだろう。

5.バイトは平社員

の前に目が疲れてきた。大学の図書館はデスクライトがない場所とある場所が分かれているが、ある場所は大人気で自分はない場所でやっている。これは目にとってよろしくない。改善を要求します。まぁ国立大はお金がないので仕方ないか。

さて本題。バイトのことについて。

自分はレンタルショップでバイトをしていた。映画とか漫画が好きだったから、そこに囲まれてバイトをしていたかったためである。実際とても楽しかったし、なくなってしまった今では寂しさを感じる。

仕事としては接客業務をしていた。あとは返却の単純作業。接客と言っても、セルフレジだったのでそこまで機会は多くないような気がした。カードの更新の時とお客さんに尋ねられた時くらいだ。

とはいえ、1日あたりの接客数が少なくても2年もやっていればそれなりの数にはなる。事実いろんなお客さんの対応をしてきた。本当に聞きたいことだけを聞く人、世間話をする人、映画のことやコミックのことを話す人。

このバイト先は大学生の自分にとって、社会にいるさまざまな人と接する玄関口になっていた。

よくDVDやコミックの場所を尋ねられていたが、慣れていくにつれて場所も暗記し、何も見なくても案内できるようになった。その時にもらう「ありがとうございます」「さすが店員さんですね」という声をもらうことが、とても嬉しかった。小さなことだけど、何か感謝されることが嬉しかった

他の人のためになることをしてみたいと思った。まぁ、働くということは何かしらの形で他の人の役には立っているとは思うけど、本心としてそう思った。

6.友達の相談に乗る

自分はよく、「聞き上手だね」と言われていた。よく相談事を持ちかけられていて、話を聞いていたからだと思う。愚痴もたくさん聞いていた。

「相談上手」ではない。「聞き上手」である。

どういうことかというと、自分が何か解決策を授けるのではなく、話を聞きながら質問をし、意見を言い、相手が私に話していく中で本心に気づいていったということである。正しい表現で書けているだろうか。

もう少し具体的に思い出していきたい。

相談と言っても、私が何か解決策を授けたワケではない。「こういう選択肢があるんじゃない?」と言うことはあったけど、「こうするのが正しい、こうするべきだ」と言ったことはない。

基本的には聞き手に徹していた。相手が話したい分だけ話してもらった。意外と他の人に話すという行為は自分の中を整理することができるようで、散々話した友人はスッキリしていた(私の記憶が正しければ)。

聞いている中で、「あなたは何でそう感じたの?」とか「その時どう思ってたの?」とか、話が広がるような質問をしていた気がする。

このような質問をされることで、だんだん本心が出てきたのではないだろうか。

勢いがつくと、どんどん話してくれるようになる。喋って喋って喋り尽くして、スッキリしてもらう。その間自分は少しの質問を交えながら、聞き手になっている。

人の想いを聞くことは好きだった。自分にはない考えに触れることができたし、その人がどのようなことを考えて生きているのかが垣間見えた気もするからだ。

「なんかスッキリした。聞いてくれてありがとう。」

こう言われるのが、嬉しくて、そしてありがたかった。

「こんな自分に話してくれてありがとう。」むしろこう感じています。

誰かの話を聞いて、想いを聞いて、そして選択肢を広げる手伝いをすること。これも自分にとってはやりがいのあることかもしれない。

この話、今回のインターンの中で身に染みて思ったことなので、また詳しく書ければいいなと思っている。

つづく。

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