自分がやりがいを感じることとは①|就活日記03
就活をするに当たって、業界選びは基本だろう。じゃあ、どうやって選べばいいのだろうか。
そのためにもまずは自分がこれまでどんなことに喜びを感じ、満足し、やりがいを感じていたのかを振り返ってみたいと思う。いわゆる自分史を作るって言う方法ですな。
これまでどんなことをしてきたんだろう
振り返ると言っても、あまりにも数が多すぎる。とりあえずは最近のことから昔のことの順に、リストアップしていこう。
大熊町で長期インターンに参加
ゼミ活動
授業のグループワークでリーダーを務める
他の授業ではサブリーダーを務めたこともある
バイトは平社員
友達の相談に乗る
サイクリングをする
被災地を見る
学級委員長を務める(高校時代)
勉強を友達に教える
部活で部長を務める(高校)
今のところ、思いつくのはこれくらい。思い出したら追加していこう。
それでは、一つずつ分析していく。一体自分はどのような感情で動いてきた人間だったのだろうか。意外と客観的に振り返る機会はこれまでなかったので、少しワクワクする。
1.大熊町でインターンに参加
色々あるし他の記事で集中的に触れたいので割愛。
2.ゼミ活動
自分はゼミ長ではない。やろうとは思ったけど他にやりたい人がいたから譲った。今思い返せばやりたい気持ちがあるなら立候補しておけば良かったと思う。
でもリーダーを支える立場というのも嫌いではない。縁の下の力持ち的なポジションはむしろ好みである。
で、肝心の活動内容についてだが、基本的には座学をしていたため特に書くことが思いつかない。
大学のゼミといえば合宿とか飲み会だ!と想像するだろうが、自分らの代では例のウイルスのせいでそういった活動ができていない。先生によると、例年はかなりアクティブなゼミだったようである。羨ましい限りだ。
思い返せば、自分は例のウイルスの影響で入学前に夢見ていた大学生活を送れていないと感じている。現時点で絶望的に後悔しているわけではないが、もっと何かしたかったなという思いはある。
だが一方で例のウイルスの影響があったから今の自分がいるのであって、そのことに対して不満を持っているわけではない。
おっと。論点がずれてきている。続きは今日の日記にでも書こう。
ゼミ活動を通して感じたことは……現在進行形だし上手くまとまらない。後で考える。
3.授業のグループワークでリーダーを務める
授業のグループワークというと、主に発表のために行われる。いや、別にそれだけじゃないけれど。とにかく自分は、ある程度の期間で与えられた題材について話し合い、資料を作成し、発表するというグループワークを主に行なってきた。
この時のリーダーの役目とは、司会、進行、メンバー間の調整役といったところではないだろうか。
さあ、よーいどんとなったときに、自分は真っ先に「こういう流れで進めていきたいんだけど、どう?」ということを提案したり、「こういう役割があると思うんだけど、誰がやる?」みたいなこと提案していた。みんなで一緒に活動していきたかったので、おれについて来いタイプのリーダーではなく、みんなでやるための力添えをするというタイプのリーダーだったのではないだろうか。
具体的にどのようなことをしたかというと、
司会・進行
(意見を出しやすいように進めた、そう努めた)役割の提案
スケジュールの提案
日程調整
過不足を俯瞰して見る(本当にできていたかは微妙)
ということが思いつく。
何というか、木材を繋ぐ釘のような、接着剤のような、そんなイメージ。メンバーとメンバー、そして取り組み内容とを上手く繋ぐ潤滑油のようなイメージを持っている。自分がこう感じているだけで、他の人がどのような印象を持っていたかは分からないし、実際に自分も役割を果たせていたかはわからないが、自分としては上記のようなことを勤め上げたと思っている。
で、このリーダー経験を通してどのような行動をし、考え、感じたのだろう。
まずは一つ目、活動がうまく行った時の達成感。誰だって活動がうまく行った時は達成感があると思うが、リーダーを務めた活動がうまく行ったときはさらに別の達成感が得られる。そう、「みんな協力してくれてありがとう」という感じの。みんなで何かを成し遂げたという感覚が強く現れる。そしてその感覚に自分は満足している。
二つ目、周囲に気を配ること。メンバーの数が多いほど、その進行具合に気を張る必要があった。自分個人の活動だけでなく、他のメンバーはどの程度進行しているのか、うまくいっていること、つまづいていることは何かなど、さまざまなことを気にかけながら活動に取り組むよう意識してきた。もちろん相談されれば応えたし、自分の手に余る状況だったら他の人と繋ぐということもした。「Aさん、Bさんが困ってるみたいだから協力してもらってもいい?」的な感じで。
周囲に気を配ることにより、物事を客観的に見るような、俯瞰して見るようなスキルが身についたはず。そしてそのような役回りにやりがいを感じるし、満足もしている。
三つ目、他の人に頼ることができた。意外にもこの三つ目、奥が深いんです。今までの自分は、一人で全部やり切るタイプだった。難しい壁に当たっても、イライラしながらも何とかやり遂げるタイプだった。高校の時もクラス長をやったりしたけど、その時は自分一人でクラスをまとめ上げようとして、弱音は吐こうとしなかった。
しかし、それだけじゃやっていけないことに気づいた。自分だって能力が高いわけではない。責任感が強いねなんて言われて、いい気になってリーダー職に立候補している面も正直あった。うまくやれてこれたのは当然ながらみんなが頑張ってくれているからなのだ。
大学に入って、リーダーを務めるようになって、多くの人と触れて、触れたからこそ頼る気になったのだろうか。
実際に相談してみると、みんなは自分のことを助けてくれるし、より深く話をすることにもつながった。
他の人に頼るということで、コミュニケーションにもつながった。リーダーという立場では多くの人に接するが、そのことを利用して多くの人に相談したっていいじゃないか。
大学のグループワークのリーダー活動を振り返ってみて、自分が喜びを感じることよりも、どのような経験をしてどのように感じたかということの方が明らかになった。
自分はリーダーを務めてきました。でも助けられていたのはむしろ自分の方です。みんな、ありがとう。
つづく。
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