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東北の大学生が思うあれこれ。将来どこで生きていく?

絶賛就活中な私ですが、現在色々なことを条件に入れながら企業選びをしています。福利厚生、給料、仕事内容、などなど。本当に人それぞれ、色々な条件があると思います。

私にとって少〜しだけ引っかかっていること、ズバリ勤務地。私は岩手県で生まれ育ち、福島県の大学に通っています。以前は、というか高校生の頃までは岩手県内で就職するのが当然だと思っていました。

ですが、大学生になって色々な経験をしたり、様々な場所に訪れるようになってふと思うことがあります。

正直な話、東北は嫌だ。とか。

とは言ったものの別に絶対嫌ってわけではないです。ちょっと今年色々ありすぎて、色々考えすぎています。考えすぎて脳内がぐちゃぐちゃです。

就活の時期にごちゃごちゃ考えている哀れな私の脳内をご覧ください。


私の世界は岩手だけ

冒頭でも書きましたが、私の出身は岩手県で、現在岩手を離れ福島の大学に通っています。とは言っても同じ東北の中だけの移動ですが。

福島にてもうすぐ4年目を迎えようとしている私ですが、当初は岩手から出るつもりがありませんでした。やりたいことや住みたい場所などなーんにも考えず、岩手県の中で公務員になるつもりでした。というかそうなるんだろうと勝手に思っていました。

でもちょっとだけ他の場所に住んでみたいと思って、願書を出す直前に福島のことを考えました。そこに理由はなく、ただなんとなくでした。

幼い頃からずーっと自然に囲まれて生活してきた私は、岩手県が全てで、東京とかの都会は、テレビで見るだけの違う国、ある種自分にとってエンタメのようなもので、ただの観光地として見ていました。

自分の暮らしには一生カンケーないだろうなー。都会暮らしとか向いてなさそうだし。

テレビで見る東京が全てで、そこに普通に生活している人のことなど、想像したこともありませんでした。

ところがこの夏(とは言っても半年前笑)、様々な体験をしたことによって私は悩みに悩みまくるのです。


都会の大学生と二ヶ月シェアハウス

夏休みの二ヶ月間、インターンの一環でシェアハウスをしていました。その時のメンバーはほとんどが関東出身、関東の大学。東北の暮らしや価値観とは違うものを感じました。(ちなみにインターン期間を過ごした場所は福島県内です。みんな関東から来たというわけですね。)

最初の方こそ自虐ネタのように話していました。例えば電車が1時間に一本は当たり前、コンビニがないこと、緑が多いこと。

都会の様々な話を聞き、面白いなと思いました。

それと同時に、東京で生活することが、現実のものだと思うようになりました。

ですがここまではまだ聞いた話。実際に自分が東京、関東での生活を知ることになるのは、次の話。


神奈川に一週間滞在

幼少期からの付き合いの大親友であるKが、神奈川の大学に通っていたので一週間厄介になりながら観光をしていました。

Kとは保育園からの頃の付き合いで(正直この時期のことは覚えてない)、小学校、中学校、高校に至るまで毎朝一緒に通学していました。同じ習い事に行ったりもしましたし、細部こそ違いはあれど同じような人生を歩んできたのではないでしょうか。

しかし現在は、大きく異なります。片や東北、片や関東。

そのKが神奈川で、都会で生活しているのです。その事実に私は、画面の向こうの世界だった東京や関東の生活が実際のものだと、徐々に思うようになりました。

私の中で様々な考えが滲み出てきました。

今、盛岡から福島に移動する新幹線の中でこれを書いています。車内放送で終点の東京に着く時間がアナウンスされましたが、3〜4時間かかるようですね。こんな何気ないことでもモヤモヤしてしまいます…


可能性は自分にも

全ての根源はこれです。自分にも関東、東京暮らしという可能性があったのではないか。就活でまだ選ぶことのできる今、可能性が目の前にあるという事実。

画面の向こうの、遠い国のように考えて蓋をしていた思いが、現実のものとして認識した途端に溢れてきました。

東京で生活するということは、うらやましく思います。この気持ちに間違いはありません。不便なことも当然あるでしょうが、今まで散々テレビで見てきたキラキラが、現実のものとして見えてきました。

今まではこの可能性から目を背けていたのかもしれませんね。どうせ無理だと。

ですがこの夏休みのことによって、可能性を見てしまったわけです。見てしまったからには、もうどうしようもありません。悩み続けるだけです。

どうしても気になってしまう

就活で企業選びをするときに、どうしても勤務地が気になってしまいます。

急に現れた東京暮らしという可能性を、自らの手で捨ててしまっているのではないか、でも東京暮らしが正解なのか、etc…。

頭の中のモヤモヤは、今回書いただけでもほんの一部。機会があればまた今度書いてみたいと思います。

勤務地よりも働く内容で仕事を決めたほうがいいとは分かってはいるのですが。

引き続きモヤモヤ…

今回はこの辺で。

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