横瀬町地域おこし協力隊 福田はるか

フードクリエイター×日本茶。\"ここにしかない"を伝える、つなげる…

横瀬町地域おこし協力隊 福田はるか

フードクリエイター×日本茶。\"ここにしかない"を伝える、つなげる商品開発/2021.10〜埼玉県秩父郡横瀬町地域おこし協力隊 栄養士、元コンビニ商品開発担当 2024.6地域商社ENgaWA退職、2024.7~個人事業「Yarncha(やんちゃ)」

最近の記事

商店街のない町・横瀬町の中心地に人が集まった日(LAC横瀬とわたし)【24年度7月】

私にとっての此処 私は人と仲良くなるのが苦手だ。 でもそんな私をちょっとだけ成長させてくれた場所がある。 「Living Anywhere Commons 横瀬拠点」 通称LAC横瀬。 この場所のおかげで知り合った人、仲良くしてくれる人がこの2年間で少しずつ増えてきた。 横瀬町に来たばかりで戸惑っていた時には 優しく案内してくれたりはじめましての人と繋いでくれる人が 仕事に慣れてきてがむしゃらになっていた時は 応援してくれたりアドバイスをくれる人が 疲れ果て

    • プチ新茶まつりと最後の商品開発【24年6月】

      こんにちは。 横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。 プチ新茶まつり開催しました 6月8日にチャレンジキッチンENgaWAでプチ新茶まつりを開催しました。 横瀬でとれた新茶をふるまい、個性豊かな新茶メニューが並びました! 一昨年、昨年と2回行ったチャレンジキッチンENgaWAでの新茶まつりでしたが当初、今年は月1開催の集マルシェがなくなり、新茶まつりも特にやる話はありませんでした。 町内としては昨年は道の駅で開催しましたがこちらも今年はなし。 ということは、ここで

      • 移住者の茶(チャ)レンジ。茶畑~茶工場~茶の天ぷら作りや菓子製造まで【24年5月】

        こんにちは! 横瀬町のフードクリエイターと名乗り続けている福田はるかです。 気づけば移住して3年目。 もともと興味はあったものの、ここまでお茶に深く関わったのは初めてでした。 5月はまあまあお茶まみれになりました。 ▶茶畑で茶摘み作業! 5月半ば頃。 私は、地域おこし協力隊の先輩である石黒さんが再生した元耕作放棄地の茶畑の作業から始まり、いくつかの茶畑の茶摘みを行いました。 茶畑といえば。 一般的によくあるのは平らな土地に広がる茶畑やちょっとした土地に生えている茶の木っ

        • よこぜのお茶×栄養ごはんの活動をはじめました。(23年4月)

          こんにちは。 横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。 4月は前回の投稿で宣言した通り、 自分でチャレンジしてみたかった新しい動き方を少しはじめてみました。 自分の屋号を変えてみました。 これまで特に自分のわかりやすい特徴がなく、ENgaWAで店番の時は 「はぴふるキッチン」 という名前で営業していました。 名前の由来は、「ハッピー(happy・喜び)」「フルーツ(furuit・果物)」「フル(full・満たす)」です。「ふる」はダブルミーニングです。 横瀬産の果物を

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          まちづくり会社で2年半頑張れた理由と23年度末

          こんにちは。 横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。 あっという間に新年度がはじまりましたね。 3月から4月、出会いと別れの季節。 今回は私の周りにとっても変化のある時期となりました。 (注意:今回は以下長文です。) 走り続けてきた日々の振り返り 2021年10月に横瀬町の地域おこし協力隊および株式会社ENgaWAの一員となってから3月末で2年半が経ちました。 関わってくださっている皆様には心から感謝しています。 【これまで横瀬町で経験させてもらった仕事】 飲食店

          まちづくり会社で2年半頑張れた理由と23年度末

          高級ショコラ作りに込めた思い【24年2月】

          こんにちは。 ショコラティエ修行中(仮)で ローカルフードクリエイターの福田はるかです。 12月に初めてカカオマスからチョコレートを作り、 1月、2月と計3回の製造販売を無事終えることができました。 今回のラインナップはこれまでの2回と異なり、 新たなフレーバーに挑戦しました! 今回仲間入りしたのは、 「とろける濃厚苺ミルク」と「贅沢和メープル」です。 いちごは人気品種あまりんの美味しさを生かしつつ、いちごミルクのようにまろやかにしてもちゃんと本物の苺を感じられるよう

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          人々が欲しくなるものとは何か(フードクリエイターの呟き)【24年1月】

          人間の欲求は情報に操作されている。 物欲ならなおさら。 食欲も飢餓のない平和な世界であれば似たようなもの。 毎日メディアやSNSに情報が溢れている。 それを見て新商品を知ったりそれを見た友達や家族から聞く。 ある時には、おいしそうなスイーツの写真を見て食べたくなる ある時には、"推し"が行っていた観光スポットに行きたくなる。 今の私の環境では、食品の商品開発をしながら 原料の作られ方、PR方法、店舗の様子や販売実績まで一通り把握することができる。 それに伴い、人に知っても

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          ショコラティエになった12月

          あけましておめでとうございます。 秩父郡横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。 今年もよろしくお願いいたします。 私は変わらず横瀬のおいしい食材でものづくりを続けていきます。 2024年初投稿は先月の振り返りです。(いつも通り) 軽い気持ちでカカオマスから本格的なチョコレート作りに挑戦! 12月といえばクリスマス、冬といえばチョコレート。 なんとなくそんなイメージがあった私は、 9月頃から横瀬素材と、ある町民の方が関わっているカカオマスから チョコレートを作ってみ

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          収穫→商品化~柚子まみれの1か月【23年11月】

          こんにちは。 横瀬町のフードクリエイター、福田はるかです。 早いものでもう冬ですね。 3回目の冬を迎えますが、今年も秩父地域は寒暖差がすごいです。 さて、果物の「ゆず」はお好きですか? 実は、横瀬町でもたくさんとれるんです。 トゲとの戦い。柚子の収穫! 柚子の収穫は意外と過酷です。 枝には鋭いトゲが無数にあり、 地面に横たわった枝を踏んだものならば長靴の底も貫通します。 今季、現時点で2回収穫を行いました。 1軒目は宇根地区のお宅の庭木。 ご家庭で使いきらないとの

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          余ったいちじくを生かした商品づくりと小さな夢、金木犀シロップ【23年10月】

          こんにちは。 横瀬町のフードクリエイター福田はるかです。 10月のうれしかった出来事について書いていきます。 横瀬産のいちじくを使った商品が2つできました! この2商品に使用しているいちじくは、芦ヶ久保地区のしんや農園さんのものです。 例年は8〜10月頃3ヶ月ほどかけて収穫するのですが、 今年は猛暑によりほぼ1ヶ月くらいの短期間で急激に熟れてしまったそう。 (収穫、さぞ大変だったんだろうな、、) その結果、販売や保管が追いつかずENgaWAでB級品や余りを買い取らせ

          余ったいちじくを生かした商品づくりと小さな夢、金木犀シロップ【23年10月】

          不思議な果物『ポポー』知っていますか?【23年9月度】

          突然ですが、『ポポー』をご存じですか? 私は昨年、横瀬町で初めてその存在を知りました。 ポポー、ポーポーなどと呼ばれる北アメリカ原産のフルーツです。 日本には明治30年頃に入ってきて観賞用として普及し、昭和初期には栽培の簡単さからブームとなったそうです。 しかし、傷むのが早く、保存や流通がむずかしい性質。徐々に栽培が減り、今では「幻のフルーツ」と言われるほど市場では見なくなった果物です。 味はマンゴー、バナナ、柿を足して3で割ったような感じ。体験していない人には想像で

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          新商品開発ラッシュと子どもたちとぶどうと…【23年8月度活動報告】

          こんにちは。 横瀬町地域おこし協力隊の福田はるかです。 気がつけばもう9月。 ただでさえ毎日カオスなのにさらに混沌としていた、わたしの8月を振り返ります。 私の自己紹介はこちらの記事です。ヘンテコな環境で働いている私について書いています。まだの方はよかったら一読ください。 8月のトピックス①横瀬産の農産物で新商品開発(グラノーラ、ドライプラム、ピクルス) 自社商品づくりで心がけていることは次の3点です。 できるだけ横瀬産の食材で、からだにやさしい、ここにしかないおいしい

          新商品開発ラッシュと子どもたちとぶどうと…【23年8月度活動報告】

          自己紹介

          はじめまして。 地域おこし協力隊で地域商社ENgaWA所属の 福田春加です。 主に横瀬産の果物や野菜を使った商品開発をしています。 人口や農地が減り続けている横瀬町。 だけど、ここでしか出会えない人やおいしいものがいっぱいある。 町民が誇りに思えて、町外の人が横瀬のファンになってくれるようなものづくりを目指しています。 これまで 2021年10月、県内の狭山市から横瀬町に移住しました。 同年9月に立ち上げたばかりの株式会社ENgaWAの社員2人目としての着任でした。