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わが子と古事記の話をする時が来るなんて そして意見は対立!!

トップ写真 夜の高千穂神社 通説 神武東征出発の地


私事ですみません

私事ですが、
昨日、睡眠時無呼吸症の手術をしました。
今から25年前にも手術をしてるのですが、
時と共に、症状が再発。
意を決して、手術を受けることに。

25年前は全身麻酔にてのオペ。
2週間の入院。
退院した夜に炎症を起こし高熱。
再入院でまたまた2週間。
そんな苦い思い出があります。

医療の進化は目を見張るものがあり、
今ではレーザーで焼き切る手術。
ほんの15分くらいで手術終了。
麻酔が覚めると当然痛みはあります。
例えると、扁桃腺が腫れて唾を飲めない。
そんな感じです。

痛み止め飲みながら10日から2週間。
痛みは徐々に消えて行くとか。
手術後、入院も要らず、
普通の生活が出来ます。

最近は、同じレーザーでも切らずに治療。
そんなネット広告が多く、
私も二院ほど、受診しましたが、
病院というより、ネット通販みたいな感じ。
正直、カウンセリングという名の営業。
怪しいし、100万以上と高額だったので、

嫌だけど、傷みが伴う治療を選択。
費用は保険適用で3万円ほどでした。
果たしてその効果はいかに。
また報告させていただきます。(笑)

長男と古事記の話をする時が来た

さて、先日。
長男(25歳)と二人で食事へ出かけた時のこと。

「宮崎県の天孫降臨の由緒正しき神社知ってる?」
突然、長男が聞いて来ました。

話の流れから、
おそらく、
高千穂にある槵觸神社(くしふる)のことかな?

そう思い、
「槵觸神社?知ってるよ。でもそこ・・・」
と、言おうとしてストップ。
「なんで?」

槵觸神社 拝殿 長男がおみくじを買ったのがここ
槵觸神社階段 通説 天孫降臨の地
槵觸神社由緒 祀神に天児屋根命 なんでやろ?

逆質問すると、
大切そうに財布の中から取り出したのが、
一枚のおみくじ。

「ニニギノミコトが天孫降臨した、
由緒正しき神社のおみくじ。
大吉やってん。
ほんで、一生お金には困ることがない。
そう書いてある。」

長男にとって、よほど嬉しいことだったのか。
おみくじを私に見せた後、
またまた大切そうに財布へ戻していました。

私にとって意外だったのは、
長男は、私以上に冷静な男。
うまい話やお世辞は疑ってかかり過ぎる。

そんな慎重な性格の長男がおみくじを買う。
そして、大吉のおみくじを大切に持っている。
ちょっと驚いてしまった出来事でした。

かわいそうなお父さん・・

その後、
「他はどっか違う神社行ったの?」
聞くと、
「高千穂神社、荒立神社、天岩戸神社と、
イザナギが禊をした神社。」

「中でも天岩戸神社は天の安河原と、
天照大御神が隠れたご神体の天の岩戸。
両方見れたのが良かった!」

なかなか感動している様子。

高千穂 天磐戸神社 天安河原 通説 八百万の神が集まったとされる
天磐戸神社拝殿 奥がご神体 通説 天岩戸

そんな本人を前に、
父の考えを伝えるのはどうか?
とも、思ったのですが、
親子でもあるので、ざっくばらんに。

「まあ、通説ではそういうことになってるけど、
九州ではないと思う。おそらく徳島ではないかと。
天孫降臨、天岩戸もイザナギ大神の禊の地も。」

異説 阿波説 イザナギ大神禊の地 阿南市橘湾近く
異説 阿波説 天孫降臨の地 磐境神明神社 ニニギノミコトを祀る
異説 阿波説 天岩戸立岩神社 天の岩戸

と、言ってみて、
長男の反応を伺ってみてると、

お父さん可哀そうに。
なんかに洗脳されてるのかな~。
否定したら喧嘩になりそうだから、
なにも言わんとこ。

そんな反応でした。(笑)

長男の中では、
古事記の神話の世界は、通説である九州。
徳島なんて、聞いた事ないし。
おかしなことばかり言うてるわ。
相手にせんとこ。

これまで多くの人たちと、
古事記の世界の神社の話。
してみた結果と同じような反応。
長男が見せたことには少々ショック。
でしたが、
まあ、これが現実であるし、
大きな声で叫んでみても、
大多数の日本人から白い目で見られる。
今のところ、阿波説はそんな位置。

とはいえ、
神話の世界に興味を持って、
宮崎の神社を巡ったこと。
かなりの成長。

こちらは高千穂神社の高千穂神楽




最後は徳島へ行き着くか

「学生時代、もっと世界を旅しとけば良かった。」
そう言う長男に、
「今からでも、行けるやん。」
答えると、
「いや、今は日本全国を先に見てみたい。
日本には良いとこがいっぱいあると思う。」

社会人となり、
時間の制約が増えた中、
いろいろな世界を旅して体験する時間。
若いうちに経験すること。
大いに賛同した父でした。

5年前 長男とエルサレムを旅した時 今は行けません

様々な地を巡った後、
私が徳島に行き着いたように、
最後は徳島へ。
来て気づくかどうかは人それぞれ。
でしょうが、
他をちゃんと見て来たならば、
すぐに気が付くはず。

私は、
やはり、古事記の世界。
阿波だと思いますよ。(笑)

今日は長男との会話から、
阿波説の位置について感じたこと。
書きました。
残念ながらこれが現実です。(泣)

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