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戦争が起きています・・・よね?

 今日のブログは昨年の3月に書いたもの。
ウクライナとロシアの戦争が始まった頃のもの。
妙な情報戦が飛び交い、何が真実なのかわからない状況でした。
今、この戦争に加えパレスチナ問題も起きています。
 こちらはもっとやっかいで、宗教と利権がからんでますからユダヤ教やキリスト教、イスラム教の始祖たちが集まって(アブラハムやキリストやアッラー)、エルサレムで会議でもしなければ解決しないです。
争いは見方によって善にも悪にもなります。
但し、傷つけ合う事実があれば悪でしかないのですが。
1年7ヶ月前より悪い世界になってます。
2023年10月27日



 情報を操作するとか、我々が観ているニュースは西側のフェイクだとか、いろいろ言う人がいますが、もしあの悲惨な映像が嘘なら私たちは何を見せられているのでしょうか。

 ウクライナはNATOに加盟して欲しくないから、プーチンがロシア軍をウクライナに侵攻させた、という簡単な事ではないのでしょうね。
憶測が様々な様相を呈し、プーチンvsゼレンスキーの裏側でネオナチやネオコン、バイデン、ディープステイト、ウクライナの大虐殺、果てはトランプまで・・・。これ、誰が本当のことを言ってくれるのでしょうか。神様かなぁ。
ま、戦争なんて双方の見方や考え方が違うから起きるのであって、どちらが正しいかなんてのは、時が経っても良し悪しはわからない事もありますし、「勝てば官軍負ければ賊軍」ではありませんが、ま、そんなものです。力あるものが正義になってしまうことは過去の大戦から見てわかるのです。
しかしながら、その間も罪もない人々が故郷を追われ、殺傷されている事実は確実にあるのです。
そんな閉塞した社会に、絵や歌などの文化はまともに栄えません。生きることが精一杯の人に絵や音楽を与えても穏やかな気持ちになりはすれ、腹いっぱいにはならないのです。
 反戦歌をいくら歌おうが、反戦の絵のパフォーマンスをしようが、ミサイルは飛んできます。私たちは結局無力なのであります。それはベトナム戦争時に沢山の反戦歌がブームのように流れました。反戦歌を歌わない歌手は真剣に国を憂いていない、とまで言わんばかりに。
しかし、いくら歌ってもベトナム戦争は泥沼化したのです。戦争の悲惨な状況を絵や写真でいくら発表してもその何年か後には中東戦争や湾岸戦争は起きるのです。
 毎日テレビからは戦争の悲惨な映像が流れています。
子供を失った母の悲痛な叫びや、オリンピックにも出場しているアスリートが母国のために銃を持つなど、緊張感でしかありません。しかし、日本では同時間帯で他のテレビ局では「大食い選手権」「可愛いペット特集」「お笑い芸人の春の行楽情報」などが流されています。日本の8,000Km西ではミサイルが飛んでいるというのに・・・。

 テレビが本当に気持ち悪いです。
朝の爽やかなニュース番組。綺麗に着飾ったアナウンサーが、眉間にしわを寄せてウクライナの現状を報道した5秒後に、今日のスイーツは・・・と満面の笑顔がこぼれます。
このような時間軸の中で、反戦歌は白けてしまいます。
しかし、白けても歌う行動を含めての反戦歌なんでしょうね。

戦争を糾弾する歌。
平和な世界が良いと肯定する歌。
悲惨な状況を淡々と述べる歌。
家族を、恋人を戦地に送る歌。
打ちひしがれた心を癒す歌。
・・・
今、書ける日記は、こんなところです。

 最後にジョン・レノンが言った戦争についての有名なコメントです。
「社会はすべて狂人によって動かされている。きちがいじみた目的を実現するために。
僕たちは偏執狂者たちによって、偏執狂者たちの目的を成就するために支配されている、とね。
アメリカ政府、イギリス政府、ソビエト政府、中国政府が実際にやろうとしている事、その方法や目的を紙に書くことが出来るのなら、僕はぜひ知りたい。
彼らはみんなきちがいなんだ。
でも、それを、表現すると僕はきっときちがい扱いをされて、きっと消されてしまうだろう。
これこそが、きちがいじみた現実なのだ」

2022年3月16日
花形

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