【感想】映画『数分間のエールを』
あなたは夢を諦めた事がありますか?
私は夢を見ようとする事を手放しました。
夢を探し中の波です。
#挨拶文を楽しもう
私の挨拶文、まだまだぎこちないですね(笑)
映画『数分間のエールを』の感想です。
深いネタバレはなしで感想を書いています。
拡散目的なので、最後まで無料で読めます。
石川県が舞台です
感想にいく前に、私の事を少し
あ、私には無理だ。
そう思うあの感情が諦めると言うのなら。
小説家になりたいと思って
その夢を諦めたのだろう
私は今noteで
どんな夢を探しているのだろう
XでもpixivでもYouTube動画でもnoteでも他にも数多ある、つくったモノを世界に発信できる媒体で挑戦している人へ
小説でもエッセイでも詩でも、評論でも自叙伝でもHOW TO本でも、イラストでも漫画でもアニメーションでも、レシピでも人助けの為の知恵でも、あらゆる手段で自分の世界を、想いを世に伝えたい人へ
真っすぐに夢を追いかける人
夢を諦めた人
諦めきれないまま生きる人
諦めた夢を追いかける人
夢を夢見た全ての人達へ
『数分間のエールを』
教師“織重夕”と高校生朝屋彼方
夢を諦めて教職に就く夕
初勤務日(?)前夜に路上で歌ってたり、ラストライブだという名目で職に就いた後の日程でライブハウスへ出たり。
そして彼方にMVをつくる事を承諾したり。
諦めきれていない事を自覚していないんじゃないかなとは思う。
諦める覚悟がついてない?かな
見ているこちらは諦めるのに未練があるのは見え見えなんだけれど、本人は自覚しきれていない気がする。
諦めきれないままに、諦める自分を作り出した様に見える。
諦めた人のスタートは大体にしてそんな心理状況なんだろうけど。
まだ、そんなギリギリの淵で彼方に出会ったのはどんなに痛かっただろう。
前記では教師である理由に疑問を呈したが
淵で出会った
という意味合いならば“新人”、“新任”である必然性が出てくる。
本人の感情のなさが、
「自分は今一番底にいる」と思い込んでいる状況を的確に表現出来ている。
その底にいる状況で
彼方という光を浴びるのはとても苦しい
けど、厄介なことに、光が欲しいんだよ。
だから、彼方のMV制作を許してしまう。
↓ちょいネタバレ↓
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MVつくりに没頭する彼方
ある時見たMVに感動して、自身でもMVを作り出す彼方。
「何かを作りたい。自分が作ったモノで誰かの心を動かしたい」
自分の想いと一致したMV制作に没頭して、夢の中をひたすら進んでいる彼方。
彼はMV制作について
「曲へのエールだ」と位置付けている。
元々の前向きな性格もあり
まっすぐで、眩しくて、傷つく言葉を受けても
作り出そうとするエネルギーが彼方を照らしている。
一方で、彼方の目の前のこと以外見えなくなる性格は
それが創作のエネルギーになる反面、他人の視点に立ちづらい事を示している。
映像演出
作中、彼方が夕の曲を歌詞解釈し、
解らない感情を深く考え、
自分なりの答えを出し、
自分の表現として出す。
その演出に目を奪われ、惹きこまれる
PC机に向かっている彼方の部屋の様子
飲み物のペットボトルの位置・光・たまに卓上ライトも動き、そこでの時間経過の表現が面白い。
そして、彼方のMV制作の映像
映画のキャラクターデザインと、彼方が制作しているMVの絵が同じ為、彼方が入り込んでつくっている心理がより深くわかる。
ちなみに次女の中2ちゃんと一緒に見ていたのだけれど。
彼方のMV制作中、彼女は本当に前のめりになって見つめていた。
声優・花江夏樹
彼の本業に対して申し訳ないが、私は彼のYouTube動画で彼をはっきりと認識し、彼の出演作品というよりかはゲーム配信者としてのファンという度合いが大きい。
複数人の対戦ゲームでのちょけ具合(笑)、時々見せる闇(笑)、編集を考えての動きや立ち回り。
編集もする。
エンターテナーとしての考えがバチッとはまった動画はとても面白い。
キャスティングは、彼のそんな面を知ってのオファーだったのだろうか?それともオーディション?
どちらにせよ、かなりなハマリ役である事は間違いない。
彼方のMV制作時のひとり言
友人トノとの諍いで見せる初めての負の感情
それでも、ひたすら明るい世界を歩む彼方のモノづくりに対する初期衝動
花江夏樹でないと出せない朝屋彼方がそこにいる。
映画を観ての私の話
少し前に宣言した事がある。
読み返すとなんのこっちゃわからんよね(笑)
まぁ何か落ち込むことがあったんですよ。
この頃は映画の存在を知らなかった。
彼方の歌詞解読の様子はまさに、本や曲、noteの小説の感想や今この想いをnoteに書いている私そのものだ。
だからこそ、
彼方は“解釈違い”が怖くなかったんだろうか。
と疑問に思った。
そこを考えて2次創作するには、私は割と夕寄りだから(笑)
映画を観て
私は色んな作品たちが楽しかったことを伝えたい。
ただ私が楽しい事を伝えるんじゃなくて
私が感じた事を伝える事で、つくった人たちを応援できる様な文章を書きたい。
そんな決意が固まる感覚。
私の記事を読むという、数分間のエールを送りたい。
真っすぐに夢を追いかける事
夢を諦める事
諦めきれないまま生きる事
諦めた夢を追いかける事
新しい夢を追う事
この映画は全ての人を否定しない
感想に関する記事はこちらにも
創作大賞2024に応募している作品もありますので、こちらもご覧ください。
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