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土壌について、NHKの番組のサイエンスZEROを見て思ったこと

NHKプラスをお持ちの方は一度NHKプラスをご覧ください。より分かりやすく感じると思います。
土壌とは岩石が風化してできたものと微生物や動物の死骸が混ざったものになります。
藤井一至教授が呼ばれていました。火星の土として開発されたものと地球の土(おそらく日本)が紹介されました。火星の土として開発されたものというのはハワイの玄武岩を砕いて粉末状にしたものらしいです。地球の土はふんわりとして弾力があるそうです。

ここで、人類存続の危機的問題があります。いい土は無限にないということです。藤井教授のお宝で世界各地の土のサンプルがあります。黒い土が日本のものである。薄く黒い土がチェルノーゼム、ウクライナや北米地方の土壌です。粘土質がインド中国、栄養が少ないオキシソルなどなどあります。11パーセントの土が、世界の8割の人口を支えている。ここで、いい土をめぐる問題の解決案は人工土壌をつくるというものです。
これには実験があります。細菌の多様性が人工土壌を自然の土壌に混ぜてからの年数で比較してどうなっているのか。最近の多様性は自然土壌に追いつくほどに年々高くなります。

また、近年温室効果ガスの問題があります。二酸化窒素もその典型的な問題の物質です。植物の根の根粒に住む微生物根粒菌は窒素を栄養に変えます。つまり、温暖化物質を栄養に変えます。

また、薬の開発にも役立っています。結核の抗生物質ストレプトマイシンや寄生虫の特効薬イベルメクチンは大村教授がノーベル賞をとったので有名な薬です。このほかにもアルツハイマー病に聞くであろう薬が発見されています。

今回はNHKの番組の紹介記事になりました。
ありがとうございます。

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