たおず

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たおず

noteはじめました。2024年1月1日。 https://x.com/nizainar_wozai_?t=Nr7zmfCctS7SpZ8tn3ZmLg&s=09

最近の記事

第229回オレンジ文庫短編小説新人賞『もう一歩の作品』でした。

 一週間以上前だが、昼休みにTwitterを開いたらフォロワーさんたちが盛り上がっており、第229回オレンジ文庫短編小説新人賞の結果発表が出ていることを知った。さっそく見に行ってみたところ、私の作品も『もう一歩の作品』に入っていた。  小学生のときのささやかな約束を、大人になった二人がそれぞれの地で思い出す、という話だ。友情がメインなのに、異世界転移やら伝説やらと詰め込んでしまい、こりゃ無理だろうなぁと半ば諦めながら出したものなので、名前があって驚いた(もちろん嬉しかったが

    • 4/13 最近の創作について

       お疲れ様です。  新しい部署に異動して二週間が経ちました。上司がめちゃくちゃ優しい。匙を投げられる前に頑張って仕事を覚えます。  最近の趣味活について。  3月末締切りのオレンジ文庫短編小説新人賞に二つ応募しました。ほぼ同じストーリーで、ハッピーエンドとバッドエンドに分かれています。これが吉と出るか凶と出るかはわかりません。特にバッドエンドの方は最終日に無理矢理終わらせたので、送ったあとなかなかの誤字を見つけてしまい、「ダメだこりゃ」となりました。が、とりあえず書けて満足

      • 3/24 これもきっと縁

         先日購入したイヤホンの右側から音が出なくなってしまったので、店舗まで返品に行ってきた。あまり返品・交換の経験がないので、クレーマーに勘違いされてしまわないかと無駄な緊張をしていたが、動作確認の上無事に返品でき、ついでに新しいものを入手することができた。  帰るつもりだったのに、返品手続きが予想より早く終わったこともあり、ふらふらと書店に吸い込まれてしまった。すると、一年以上前から気になっていた漫画が並んでいるではないか。  以前、あらすじを読み、「これぜったい自分が好きな

        • 3/3 まだ骨は折れていないからセーフ

          いつも怪我をする指がある。右手の薬指だ。 幼稚園のときから、車の窓に挟まれ(小指も巻き添え)、アシナガバチに刺され(痛かった)、犬に噛まれ(その後、微妙に曲がらなくなった)、イボができ(液体窒素で焼いた)、突き指をしと、とにかくこの指ばかりに小さな災難が降りかかる。 そして三日前、また怪我をした。職場で段ボールを解体しているときに、縦にまっすぐ切ってしまったのだ。地味に痛いし、絶妙に絆創膏が貼りにくい。 これまでは、もしこの先の人生でカルシファー的な存在に「身体の一部をく

        第229回オレンジ文庫短編小説新人賞『もう一歩の作品』でした。

          2/27 『第2回京都キタ短編文学賞』

           『第2回京都キタ短編文学賞』で最終選考ノミネート作品になっていました。今回入選はなりませんでしたが、学生時代を過ごした思い出の地の文学賞でもあるので、残れて嬉しかったです。  そして先日、選考委員の方々から選評メッセージをいただきました。  感想だけでなく、的確な助言を書いてくださっている方までいて感動しました。最終選考ノミネート、たしか30篇以上あったと思うんですが、全員にこんな丁寧なメッセージを?? と驚きもしました。まとめるだけでも大変な作業だったのではないでしょう

          2/27 『第2回京都キタ短編文学賞』

          第228回オレンジ文庫短編小説新人賞『もう一歩の作品』でした。

           もう一歩の作品に残ってました。嬉しいです。  「堕天」というタイトルで、主なテーマは血脈・いじめ・ネグレクトです。小さな不幸が少しずつ重なって悲劇を生んでしまう、というありがちな話ではありますが、「あの薔薇を壊すとき」と同じくらい、自分の中ではお気に入りの作品です。  とはいえ、毎度「もう一歩の作品」止まりなのには理由があるはずで、そこを分析して、さらに良い作品を書けるよう頑張りたいと思います。

          第228回オレンジ文庫短編小説新人賞『もう一歩の作品』でした。

          2/15 夢を追う年齢

           先日、久しぶりに『天空の城ラピュタ』を観た。  もちろん、ストーリーは知っているし、金曜ロードショーなどで断片的に観てはいたが、コマーシャルを挟まず最初から最後まで集中してみるのは(おそらく)十年以上ぶりだ。  忘れている部分も多々あり、終始新鮮な気持ちで観られたせいもあるが、めちゃくちゃおもしろかった。  パズーもシータも良い子すぎるし、戦闘モードのロボット兵は普通に怖い。バルス後にドーラたちと再会し、抱き合っているシーンで、シータに「おばさま痛い」と言われたドーラが、「

          2/15 夢を追う年齢

          2/11 CICADA

          パソコンで軽く作業をするときは、音楽を聴いている。歌詞がある曲だとそちらに引っ張られて集中できないので、大抵音のない室内音楽を選ぶ。 台湾留学中、友人にCICADAというグループを教えてもらった。好みドンピシャで、その友人と、友人の姉と3人でライブにも行った。 この2曲が特に好き。 語学学校の先生には「歌わなくて500元は高くない?」と言われたが、ためしに聴いてみてもらったところ、先生の方がハマり、2週間くらい毎回授業前に一曲流していた。 もっと詳しく語りたいのだが、自

          2/11 CICADA

          短編小説『彼の世界にあったもの』

           第224回オレンジ文庫短編小説新人賞(2023年2月応募)で「もう一歩の作品」だった短編です。応募してから今日でちょうど一年経ちました。応募前にツイッターのフォロワーさんと読み合いしたり、友人に読んでもらったりと、楽しい経験ができました。 ※明るい話ではないです。  彼の世界にあったもの                                        その目に見えるものと 隠されたもの  その手に届くものと 零れ落ちたもの  愛と信頼 憎しみと破壊  そ

          短編小説『彼の世界にあったもの』

          短編小説『あの薔薇を壊すとき』

          第227回オレンジ文庫短編小説新人賞(2023年8月応募)で「もう一歩の作品」だったものです。  はじめて首尾一貫()した主人公が書けた気がして、個人的に気に入っています。 ※注意※ 暴力・流血表現があります。苦手な方はご注意ください。   あの薔薇を壊すとき  私がその薔薇に出会ったのは、小学校一年生の冬だった。  場所は、比較的名の通った製菓専門学校の、卒業制作の展示会。母方の親戚がそこに通っており、招待券を貰ったのだ。  会場には、生徒たちの集大成である、ケー

          短編小説『あの薔薇を壊すとき』

          1/28 ギャラリー

          姉が趣味で写真をやっており、大阪で個展を開催中なので行ってきた。 広くはないが雰囲気のある、隠れ家のようなギャラリーだった。 姉こだわりの作品たちを眺めながら、六年ほど前に好きなイラストレーターさんの個展を訪れたことを思い出した。いつも画面越しに観ていた美麗なイラストが目の前にあって、まさに眼福だった。 イラスト集を購入したところ、ご本人からサインまで頂けたのだが、緊張していたせいで何も話せなかった。本当に本人かわからなかったこともあるが、よく考えてみれば、その状況で本人

          1/28 ギャラリー

          1/23 代謝

          今日は仕事が休みで、朝から友人が家に遊びにきている。 大学の同級生で、今も月に1,2回遊んでくれる貴重な存在だ。 さっきまでコーヒーを飲みながらAIについて語っていたのだが、急に「運動するわ!」と言い出してYouTubeでエクササイズの動画を再生してやりはじめた。毎日やっているらしい。偉い。 私もここ数年、太ももと尻がちょっと見逃せないほどの急成長を遂げており、なんとかしなければとは思っている。思っているだけで、なかなか行動に移せていない。夏までには少しでもスッキリさせた

          1/20 おでん

          今日も仕事だった。特にニュースがないので、おでんについて書く。 東海地方の出身なので、おでんには甘くした赤味噌をつけて食べる。濃いが、これがおでんの具にもご飯にも合う。 学生時代おでんの話になり、じゃがいもを入れる地域があると聞いた。おでん? ポトフみたいになっちゃわない? と思ったものの、考えてみれば普通においしそうだ。 おでんを作るたびに、次はじゃがいもを入れてみようと思うのだが、毎回忘れてしまう。 以前、博多に住む同郷の友人の家を訪れたら、冷蔵庫に「つけてみそかけてみ

          1/20 おでん

          1/18 四条大橋

          1/17の日記。 通院している耳鼻科が四条界隈にあるため、二週間に一度は四条河原町をうろうろしている。 昨日は日が強く、河川敷を歩く人々の影がくっきりしていた。 風で飛ばされてきたのだろう、赤い三角コーンが川に半分沈んでいる。その近くでサギが、しゅっと背筋(首筋?)を伸ばした姿勢で微動だにしていなかった。 絵画や写真に留めるにはややインパクトが足りないが、それでも(川面が眩しいくらい光っていたせいもあるが)なんだか、ちょっと印象的な光景だった。 川はおもしろい。

          1/18 四条大橋

          1/15 いちご

          実家に帰省中、いちごを食べた。 少し前にいちご狩りに行った姉が、どれを食べても甘かったと言っていた。最近のいちごは当たり外れがないらしい。しかも、いちごの苗が宙に浮いていて、腰をかがめることなく収穫できるそうだ。なにそれすごい。 これまで食べたフルーツの中で、一番美味しかったものはなんだろうと考えてみた。 思い当たるものはたくさんあるが、やはり離島に遊びに行ったときに砂浜で食べたライチが印象に残っている。冷えていなかったし、たぶん今同じものを食べても普通だなぁと思うだろうが

          1/15 いちご

          1/13 回転寿司

          仕事で年末年始に帰れなかったので、この週末を利用して帰省している。 今日は散歩がてら回転寿司を食べに行った。 寿司を食べている最中、台湾人の友人から、春節のカードを送るので住所を教えてほしいというLINEが届く。私も何か、春っぽいめでたいカードを送りたいと思った。今度買いに行こう。 と、考えていたら、今度は親友の妹が無事に赤ちゃんを出産したという報せが届いた。めでたい。 寿司は相変わらず美味しかった。

          1/13 回転寿司